TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東ふれあいの道 群馬 22.24 その1

2019年06月02日 | Weblog
1日目に3コースを歩ききった僕は、翌日前橋駅から赤城山行きのバスに乗ることにしました。

予定の2コースを歩いた終点から、およそ6km南下したところに駅があります。
上信電鉄の新里(にいさと)駅です。
上信電鉄利用者向けの無料駐車場があります。

今夜はここで夜を明かすことにしました。

水沼温泉を出て、赤城温泉の駐車場にキックボードを置きに行きます。
車で40分ほどかかりました。

関東ふれあいの道の看板があります。
その裏手にワイヤーロックをかけます。

新里駅に向かいます。
広くてどこに停めたらいいかよく分かりませんでした。
掃除のおばさんに聞いてみると『いいんですよ、上電(上信電鉄のこと)使う人はここに置いていいはずですよ』と教えてくれました。

明日の支度をしているときに虫に刺されてしまいました。
蚊だと思っていましたが、ものすごい腫れです。4箇所もやられました。
いったいなんの虫だ?
ブヨかな?

明日の作戦は次の通りです。

午前5時15分起床
上信電鉄の6時06分の始発で中央前橋駅に行きます。
そこから歩いて15分、前橋駅に向かいます。
ここまでの所要時間は50分。
7時32分の富士見温泉行きのバスに乗り、そこから乗り換えて赤城ビジターセンター行きに乗ります。
1つ手前の覚満淵で降りるのが8時48分となります。
コース22を歩き、赤城温泉に到着します。
そこからキックボードを使って一気に赤城神社惣門までの5kmを下ります。
そしてコース24は覚悟を決めて、キックボードを押して歩くことにしました。
コース24を歩ききったら、駅までのおよそ6kmをキックボードで下ります。

ざっとこんな計画に決めました。

起きたのは、目覚まし時計が鳴る10分前でした。
軽く食事をとって駅のホームに入ります。

上信電鉄の整理券を取るバスのような乗り方にも慣れてきました。
ほどなく電車がホームに吸い込まれてきました。

車内は空いていて、気楽な気分になりました。

中央前橋駅に着いたら前橋駅まで歩きます。
中央前橋駅にもバスは停りますが、かなり混むので座れない確率が高いからです。
時間もあるし、前橋駅まで歩いても何も問題ありません。

前橋駅前のコンビニでコーヒーを買いました。持ってきたパンと一緒にいただきました。

子供達が集まってきます。
ここから少しのところに私立の小学校があるようで、いつも混みます。
保護者や学校の先生が警護にあたっています。痛ましい事件のあとなので、そのあたりの姿勢も学校側にとって問われる問題なのでしょう。
やはり前橋駅のように人が多く集まるところに鬼畜な犯罪は起きやすいと考えるのは必然的だと思います。
ちなみに、校長先生も来ていました。
校長先生、ダンディーで歳も若めでした。
さすが有名私立。

そこにザックを背負った60代半ばぐらいの男性が来ました。
『おはようございます』同志とみるやいなや、お互いに挨拶するのは同じ山を楽しむ人間にとっては当たり前です。

おじさん『ここに赤城山に行くバスは来ますか?』
僕『はい、富士見温泉で乗り換えますが、すぐに接続してますよ』
おじ『ああ、心強い。安心しました。私ね高知から来たんですよ、モンベルのツアーがあるんです』
僕『それは遠くからご苦労さまです。旅もまた楽しいですよね』
おじ『今日は天気が良くなるって言ってますけど』
僕『そのようですね、暑くなるかもしれませんよ、たぶん出だしから少し薄着じゃないと汗で濡れると思います』
おじ『これは厚着ですか?』おじさんは長袖下着にネルシャツとベストを重ねています。
僕『歩く直前に1枚脱いでちょうどじゃないですか?』

その後もいろいろとお話しながら楽しい時間を過ごしました。

僕『では僕は次で降ります。楽しい時間をありがとうございました。どうぞ良い1日にしてください』
おじ『こちらこそ。最後にひとつ、山登りで1番大事なことはなんですか?』
おっと、こんなこと聞かれるなんて僕も出世したもんだ。
僕『道に迷ったら確実なところまで戻ることですかね。道を間違えないで一生を終わる登山者なんていないと思います。だから早めにそれに気が付くことが大事ですね。迷走しないように、深追いしないように、周りをよく見て。リボンがあるかもしれないし、足跡があるかもしれない、道標が影に隠れているかもしれないです。1度戻ると意外と簡単に見つかることが多いです。それからどうしても分からなくなったら絶対に下らないことです。すべての登山道は頂上に向かっています。』

おじさんを乗せたバスは発車しました。
おじさんに手を振る僕。
手を振り返すおじさん。
楽しい1日になるといいですね。

さて、僕は覚満淵からツツジのみちを赤城温泉に向かって行きます。


その2へ続きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関東ふれあいの道 群馬 27.26... | トップ | 関東ふれあいの道 群馬 22.24... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿