さて1日目の朝、寝床から這い出した僕らは冷え切ったパンをムシャムシャと食べながら今夜の宿『森のこびと』に向かいます。
『おっはよーございます。今晩よろしくお願いしまーす』
宿泊者割引のリフト引換券をいただきに行きます。
町ぐるみの観光政策なのか、およそ半額になります。
支払いは宿で宿泊費と合算されます。行こうよって気になりますね。
ゲレンデの方は、昨夜降ったわずかな雪でふんわりしています。
薄い新雪だけど楽しく滑ることが出来ました。
リフトに乗りながら、コース脇の踏まれてない部分に目をつけて順に潰していくのです。
エン〇ウくん、なんかスッキリしない顔してます。
どうやら睡眠導入剤が効き過ぎちゃったみたいです。
僕ら髪の毛屋さんには共通点がありました。
まず、ハンドケア。
特にエン〇ウくんは相当ひどい手荒れに悩んでいて、いろんな薬や絆創膏の知識を持っていました。
僕はわりと女性用の柔らかいシャンプーや薬剤なので、さほどでもないですが、僕は僕で指のひどい腱鞘炎に悩んでいます。
そして早食い(笑)
僕も早い方だと思いますが、エン〇ウくんは『まて』と言われた犬が『よし!』と言われた瞬間のようなスピードです。
これも職業病ですね。
エン〇ウくんのお店はかなり忙しいようで、仕方がないとは思いますが身体を大切にね。
でも、やっぱりお客さんほったらかしで自分が食事ゆっくり摂るなんて出来ないですよね。
お互い抜き差ししながらやっていきましょう。
エン〇ウくんの滑りはやっぱり上手いです。
フォームもきれいだし、コブも上手でした。いいなぁー僕も上手く滑りたい。
お昼を食べて軽く滑った後、パークに行ってみるとエン〇ウくんが言いました。
そう、僕らはもともと知り合いでも何でも無く、エア台にむらがる者同士気が合ってしまった関係なのです。
昔を思い出して軽く飛んでみますか。
いやいや、僕はもうさすがに飛ばないと決めたのですよ。
エン〇ウくんどうぞ。
僕は下のポコ台でいいです。
エン〇ウくんもさすがに今は普段から練習している訳ではないので、かつてのキレッキレのエアーは出しませんが、まあ普通に飛んでますね。
何百回も飛んできたたかつえスキー場のエア台ですが、僕にはもう…
軽く下のポコ台で飛んでみたら、別に何とも感じなかったので、エン〇ウくんに付いてファーストセクションを飛んでみました。
グラブははなっから諦め、渋くシフティーで飛んだら普通に気持ち良かったです。
ヤバイ、ヤバイ、アドレナリンが出て来ちゃったぞ。
トイレタイムのあともう1本飛ぶことにしました。
欲張らず、あとちょっとだけ大きく、シフティーからグッとこらえてテールチップをグラブしている自分のイメージがビンビン来ました。
さっきよりも後ろから…
ノーチェック…
リップが近づいてくる…
グッと低く構えて力を込めてサッツを切ると…
シュパッという音とともに空中に放り出されました。
えっ?えーっ!
飛び過ぎー
どうやらトイレタイムの間に気温がわずかに落ちてアプローチの速度が上がっていたようです。
オーバースピードですね。
当然空中でもがいて、せめて前に行かないようにしなきゃ。
テレマークスキーだし、この高さから前に転倒したらレスキュー間違いなし。
足から落ちてお尻背中の順に着地し、上手く行ったと思った瞬間、ゴーンと後頭部が弾みました。
ははは。
ヘルメット最強~
なんて思いながらも心はブルーでした。
その後は自制心が働き、ここまでとしました。
エン〇ウくんにはパークに戻ってもらい、僕は他のコースを滑ることにしました。
それなりに滑り倒したあと、ペンションに向かいました。
入浴し、美味しい食事をいただき、ハンドケアをしてオリンピックを見ます。
エン〇ウくん眠い眠いと言いながらも頑張ってます。
『寝ればいいじゃん』
『だめだめ、早く起き過ぎちゃう』
若者には出ない言葉でした(笑)
エン〇ウくんはゲームまで持ち込んでピコピコやってます。
僕はこのブログを打ち込んで眠くなったので先にベッドにもぐり込みました。
ちなみにダブルベッドじゃないですからね(笑)
気付かないうちにふんわりと雪が舞う中、静かに眠りの世界へ連れて行かれました。
その3へ続きます。
『おっはよーございます。今晩よろしくお願いしまーす』
宿泊者割引のリフト引換券をいただきに行きます。
町ぐるみの観光政策なのか、およそ半額になります。
支払いは宿で宿泊費と合算されます。行こうよって気になりますね。
ゲレンデの方は、昨夜降ったわずかな雪でふんわりしています。
薄い新雪だけど楽しく滑ることが出来ました。
リフトに乗りながら、コース脇の踏まれてない部分に目をつけて順に潰していくのです。
エン〇ウくん、なんかスッキリしない顔してます。
どうやら睡眠導入剤が効き過ぎちゃったみたいです。
僕ら髪の毛屋さんには共通点がありました。
まず、ハンドケア。
特にエン〇ウくんは相当ひどい手荒れに悩んでいて、いろんな薬や絆創膏の知識を持っていました。
僕はわりと女性用の柔らかいシャンプーや薬剤なので、さほどでもないですが、僕は僕で指のひどい腱鞘炎に悩んでいます。
そして早食い(笑)
僕も早い方だと思いますが、エン〇ウくんは『まて』と言われた犬が『よし!』と言われた瞬間のようなスピードです。
これも職業病ですね。
エン〇ウくんのお店はかなり忙しいようで、仕方がないとは思いますが身体を大切にね。
でも、やっぱりお客さんほったらかしで自分が食事ゆっくり摂るなんて出来ないですよね。
お互い抜き差ししながらやっていきましょう。
エン〇ウくんの滑りはやっぱり上手いです。
フォームもきれいだし、コブも上手でした。いいなぁー僕も上手く滑りたい。
お昼を食べて軽く滑った後、パークに行ってみるとエン〇ウくんが言いました。
そう、僕らはもともと知り合いでも何でも無く、エア台にむらがる者同士気が合ってしまった関係なのです。
昔を思い出して軽く飛んでみますか。
いやいや、僕はもうさすがに飛ばないと決めたのですよ。
エン〇ウくんどうぞ。
僕は下のポコ台でいいです。
エン〇ウくんもさすがに今は普段から練習している訳ではないので、かつてのキレッキレのエアーは出しませんが、まあ普通に飛んでますね。
何百回も飛んできたたかつえスキー場のエア台ですが、僕にはもう…
軽く下のポコ台で飛んでみたら、別に何とも感じなかったので、エン〇ウくんに付いてファーストセクションを飛んでみました。
グラブははなっから諦め、渋くシフティーで飛んだら普通に気持ち良かったです。
ヤバイ、ヤバイ、アドレナリンが出て来ちゃったぞ。
トイレタイムのあともう1本飛ぶことにしました。
欲張らず、あとちょっとだけ大きく、シフティーからグッとこらえてテールチップをグラブしている自分のイメージがビンビン来ました。
さっきよりも後ろから…
ノーチェック…
リップが近づいてくる…
グッと低く構えて力を込めてサッツを切ると…
シュパッという音とともに空中に放り出されました。
えっ?えーっ!
飛び過ぎー
どうやらトイレタイムの間に気温がわずかに落ちてアプローチの速度が上がっていたようです。
オーバースピードですね。
当然空中でもがいて、せめて前に行かないようにしなきゃ。
テレマークスキーだし、この高さから前に転倒したらレスキュー間違いなし。
足から落ちてお尻背中の順に着地し、上手く行ったと思った瞬間、ゴーンと後頭部が弾みました。
ははは。
ヘルメット最強~
なんて思いながらも心はブルーでした。
その後は自制心が働き、ここまでとしました。
エン〇ウくんにはパークに戻ってもらい、僕は他のコースを滑ることにしました。
それなりに滑り倒したあと、ペンションに向かいました。
入浴し、美味しい食事をいただき、ハンドケアをしてオリンピックを見ます。
エン〇ウくん眠い眠いと言いながらも頑張ってます。
『寝ればいいじゃん』
『だめだめ、早く起き過ぎちゃう』
若者には出ない言葉でした(笑)
エン〇ウくんはゲームまで持ち込んでピコピコやってます。
僕はこのブログを打ち込んで眠くなったので先にベッドにもぐり込みました。
ちなみにダブルベッドじゃないですからね(笑)
気付かないうちにふんわりと雪が舞う中、静かに眠りの世界へ連れて行かれました。
その3へ続きます。