日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『立川のラーメン店、「つばさ家」から回想された俺と家系の歩み』

2007-03-18 | ラーメン
また今日もラーメン喰ってしまった・・・。
それと言うのも、昨日喰った立川のZEROがどうもしっくり来なかった為か、リベンジしてしまう結果となった。
これでは、ピンサロをハシゴしてしまったのと同等のお恥しい事かも知れない。

んで、つばさ家は横浜の家系って言われてる豚骨醤油で、味はとっても満足。
リベンジ成功!これで明日はラーメン喰わなくて済むな。
豚骨醤油と言うと、どうもDQNなイメージが抜け切れない所もありますが、上品な一杯でしたよ。
味の好み、麺の硬さなどしっかりと聞いてくれて接客態度もGOOD
自分の家系の店主のイメージでは、無口でキマヅイ奴、これに尽きる。
イメージソースになった方は、八王子の縁家の怪しい店主と、甲州家の怪しい店主。
このお二方はラーメン店主の怪しさ部門ではグンを抜く怪しさだろう。
自分の食べた家系ラーメンは8割がこの二つの店舗だから家系店主のイメージには若干ズレがあるかも知れない・・・
他には「大山家」って言ったかな・・・武蔵境あたりにあった様な・・・。
そことか、都内の・・・名前は忘れたけど、環七沿いにあったかなぁ、確か・・・。

家系の勝手な条件として、「店主が一人で切り盛りする」という事が上げられる。
チェーン店みたいになってる家系あるけど、あんまし良くないかなと思います。

初めて家系ラーメンを食べたのは二十歳位の時で、家具配達のバイト中の出来事だった。
あれは忘れもしない、K君と言うとっても親しくなったバイトの先輩が「旨いラーメンおごるから、ちょっと行こう」って事で、空いた休憩時間を利用して喰いに行った。(それが縁家だった)
今までラーメンと言えば、醤油、塩、味噌、豚骨(白濁系のね)しか食べた事がない少年だった。
ラーメン自体そんなに好きではなかったので、食べ歩いて旨い店を探すなんて事はしなかったし、二十歳の頃にはラーメンでお腹がいっぱいになるとも思っていなかったからね。

しかし、そのスープの味の奥深さにビックリした事はまだ鮮明に覚えている。
麺も太くてとっても好印象だった、やっぱり自分は太麺が好きなのでしょう。
勿論、縁家にほうれん草が乗っていた時代だ、ほうれん草が乗っているのも当時の自分にはとても新鮮に感じられた。
チャーシューも硬いのに何故か旨い、ラーメンに合っている。
海苔をスープに浸してからご飯と食うとこれがまた絶妙のハーモニー。
その後一年位はそこに通った、油多め、味濃いめ、麺硬めと言う、まさにDQNスタイルで食す。

俺の友達にも教えてあげて、皆もハマってしまい。
縁家でラーメンを食う、と言うのが一つの遊びとして定番化していた危ない時期もあった。
肉体労働系低所得者にとって、あの濃いラーメンのスープは疲れた身体を癒す、もはや聖水とも言えた。

そんな俺の一時代を支えた縁家を、つばさ家は超えられたのだろうか?
それは俺にも判断が出来そうにないのだ・・・
つばさ家、確かに只者ではなかった・・・
あんだけ濃そうなスープなのにどこかあっさりとしていた様にも思える。
俺の中の「旨い家系」と言うのは縁家の事でそれが基準となっている。

正直言って最近は縁家はご無沙汰だ、うずらの卵が乗るようになってからは、行ってないんだずら。
だから相当行ってない訳よ・・・。
俺の中で縁家が美化されていたとしたら、つばさ家に軍配が上がる訳だが・・・
でも麺、麺に関しては縁家の方が旨いと思う。

しかしこうも考えられるな。
一人の女性とのセックス、これはやはり一発目が一番印象的で燃える。
文字通り彼女の全てを肌で感じるのだ、一番初めが一番それを感じようとする。
CDでもそうでしょう?やはり一番最初のインスピレーションが肝心。
後から走ったほうがマラソンも楽なのと似てる。

ん~、まだ判定しづらいな・・・今度時間があったら縁家に食いに行かねば・・・
それまで、おあずけ!