日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『ラーメン 2nd-season、福生:雫』

2007-03-16 | ラーメン
先日、福生の「雫」と言うラーメン屋さんに行きました。
凄く話題のお店ですよね、ラーメン食べ歩きブログみたいな所では、まず掲載されているでしょう。
多摩地区のラーメンが光を浴びるのは悪い気は勿論しません。
ラーメンランキングみたいなものがTVでやると、殆ど都内の店だったりするのは興ざめしますよね・・・。
ま、歩いている人の数が違うんだから、当たり前だと思います。

よくラーメンブログで写真を載せている所ありますけど、あーゆーのはお店の人に許可を得て写真を載せるんですかね???
宣伝になるから大歓迎なのでしょうか???
食べる前にデジカメでパシャ!なんて写真撮るのは、ナルシストの俺にはちょっと出来ないかな~・・・。
その後の店員の目が怖い・・・。
自分は「金を払うんだから、客。」って言う考え方は、例えファミレスに行っても御座いません。
いつでも謙虚の姿勢を崩しませんので。
ですから、金を払ったんだから、ラーメンの写真は撮るし、ブログにも好きな事を書くよ!
なんて横柄な気持ちは無いです。
例えラーメンでさえ、その時の「食」に有りつけた事を感謝して、主人にリスペクトの念を抱きながらいただきます。

自分はこの前、家の近所で魚介系の旨すぎるラーメン屋を発見した事を伝えましたが、「雫」も魚介系のスープになるのかな?(家の近所の店名は控えます。)
自分の家の近くの店よりも、旨い事を期待しました。
なにしろ、話題騒然のラーメン店です、想像を絶する味に遭遇したい!!
これから、食するものに対する純粋な期待です。
それとは別に、どこか「自分の家の近くのラーメン屋には王座に君臨していて欲しい!!」と言うジモティ特有の気持ちもありました・・・。

自分が着いた時には満席で、外で一人で待っていました。
15分位して、デブの母と娘が出てきて自分もやっと中に入れました。
ラーメンに並ぶ。といった事は始めてだったかも知れない。
自分は常に「アンチ」の精神も兼ね備えて生きていますから。
「アンチラーメンブーム」、誰がそんもんに並ぶかい!と鼻息を荒くしています。
しかし、もう来ちゃったしさ、ここで帰ってもしょうがないし、一人だけだったからいいや!って思って並びました。

そんで中に入ると、建物の外見から想像つくけど、民家を改装したのでしょうね。
店内の雰囲気は凄く良いです。
10分もしないうちにラーメンが出てきました。
自分が食べたのは醤油、曜日によってラーメンの味が変わるそうです。
醤油と塩だったかな?確か・・・。

ラーメンは、なんて言うのかなぁ・・・
和食みたいな雰囲気で、期待していた気持ちも一気に有頂天にまで駆け上がりました。
そしてスープを舌に流し込んだ、その時!!
「ん?んんん???」・・・
「う、旨い!!!!」
「確かに旨い!!が・・・しかし・・・」

その私のテンションはオーガズムに達することは出来ませんでした。
手コキで寸止めされてしまった程の衝撃でした・・・
確かに旨い、旨いのは分かる。
でもなんなんでしょう?そんなに話題になる程か?と言うのが正直な感想。
上品過ぎる味だと思う。
鳥のチャーシュー(って言うのかな?)は燻製にされていて、俺の口にはちょっと合わない・・・。
アレがヤな人は結構いると思うな。
煮卵に関しても俺の近所の魚介系ラーメンの方が数倍旨かった。
立川市民にしてみたら、魚介系ラーメン喰いたかったら「昭島の太陽堂」で充分満足。
と言うか普通に太陽堂の方が旨い位だったかな・・・。
(煮卵が100円になったのは減点だけど、差し引いても太陽堂の勝ちかなぁ・・・)

サイドメニューでパリパリ揚げって言う、ご飯と肉をなんか春巻きみたいにしたのも食べたけど、それは旨かったな。
それだけ喰いに行くわけにも行かないし、すすんで時間作ってまで行くことは無いかな~と思った。

ラーメンはホント人それぞれの好みがあるし、旨いラーメンが万人にウケるものではないなぁ・・・と、改めて思い知らされた。
今回の「雫」に関しては自分が期待しすぎた、自分の期待を超えれなかったと言うのが一番の原因・・・。

ハァ・・・ 残念。
最近は魚介系のラーメンを舌が感じたいみたいなのです。
あの(家の近所の)ラーメンを超える奴は果たして出てくるのだろうか・・・。
今度時間があればは立川の「ZERO」に行きたいと思っています。