Thinking of you

旅行記や映画の感想など日々の暮らしを徒然なるままに残しておきます

仕事

2005-02-22 23:39:44 | 徒然なるままに
明日、職場で多分一番仲のいい同僚がお休み。
周囲には腰痛の悪化のため、病院へ行くといっているが本当の理由は新しい職場の面接のためだ。
彼女は私よりも1年ほど先輩だが、契約社員である。
私よりも10歳ぐらい若いが、オーストラリアで一年以上、バイトやら学生やらをしていた人だ。
うちの会社は、外から見れば一流会社だ。いわゆる、日本人なら名前を聞いたことがるというヤツ。果たして、そんなものに付加価値がつくのかは疑問だが、まだまだ人は会社の名前でいろんなことをはかるものだと、就職一年近くたって改めて思う。
で、彼女は優秀なので何度も正社員の打診があったのに、いつも断っていたらしい。
「口でいうのは難しいけど自動車学校の(彼女は最近、免許を取得した)先生が授業が終わった後に、他の先生にご苦労様!って感じで肩をポンポンっと叩いたのよ。ああいう職場で働きたいの。言っている意味、分かる?」
これ、うちの職場を体感しないと分からないだろうか。
彼女は悩んでいたが、やはり人に教える仕事につきたいと、小学生に英語を教える仕事を本格的に探し始めているらしい。
その第一回目のチャレンジが、明日なのである。
まあ、電話をくれた人事の人が驚くくらいたくさんの履歴書が送付されたらしいし、彼女自身、すぐに今の仕事を辞められるわけではないので難しいかもしれないが、練習のつもりで行って来なと言っておいた。
さて、自分のことを省みて、3回の転職はかなりな職歴だと思うが、その全てが特にしたいわけではなかったなと思った。
私たちの時代は、したいことを職業にするのではなくて入れる会社に就職するというのが普通で。今なら、商業高校の就職率アップのためにどこでもいいから押し込められたんだなぁと漠然と思うけれど。
自分がしたいことも今更無い私は、したいことに向かって行く彼女を羨ましく思ったのだった。