エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

メダカの夫婦

2006-07-03 22:37:15 | Weblog
なるほど!

息子の学校では、めだかを飼っているようだ。

他の同じ五年生のクラスでも飼っている。

子供の話に耳を傾けると、どうやらその意図が理解できてきた。

ペットボトルを切り抜いて、自分だけの水槽を作成し飼育している。

オスとメス、一匹ずつ入れて飼っている。ん?その意図は?

息子いわく・・・

「オスが精子をかけて、メスが卵を産み・・・」との話。

産卵している友だちも多い模様。

メダカという生きている教材を使って、性教育の一端を担う。

分かりやすく、教えるには、良い試みかもしれない。

うちの息子のメダカは、死んでしまった。

自分で育てている生き物が天に召されると相当に悲しいもの。

話していると自信を無くしている・・・

死んだら、ある程度ストックしているメダカを配るらしい。

でも、息子は、なかなか次の飼育に心を切り替えられない。

ここで提案した。

自分 「うまくいっている人もいるよね」

息子 「いるよ。死んでないし、卵も水草に産んで元気にしている」

自分 「どうすればうまくいくのか、その人に飼育方法を聞いたほうがいいよ!」

息子 「確かに、うまくいっている人と、うまくいかない人がいるね」

自分 「じゃ、何が違うんだろう?考えられる違いは何?」

息子 「水の替え方、えさのやり方・量、石の数、光の当たるところにある・ない」

自分 「それらを調べてから、もう一度チャレンジすれば?」

息子 「にこっ」

どうやら、自分がするべきことが明確になり、道が見えた模様。

失敗だけに目を向けるのではなく、その失敗から学び、どうするのかが大切。

性教育の一環でもあると思うけど、生き物への思いや、失敗から学ぶことも

学習のひとつにあると思う。

周囲の大人がそれに気づかせていくことが大切だ。

メダカの飼育で、様々なものが得られる。メダカに感謝。ありがとう!

http://www12.plala.or.jp/endou27/