このセーターをわたくしが編んだ訳ではございません。
暮れに“しまむら”で買った既製品なんですが、袖が長過ぎてうっとしいので自分の腕に合わせてダブつく分カットして袖口は(もとは首回り、裾部分のように平編みだったのを)二目ゴム編みに変えたんですが、さぁ、大変。
何十年もゴム編みを綴じるなんて作業はしたことがないので「綴じ方」忘れてしまってたのです。
友人に本を借り、YouTubeやネットで調べてみるも、昔の記憶と合致せず、なかなか頭に入ってこない。
それでも“捨て編み”して綴じるやり方が好きなのでそれにこだわって納得の動画は見つけ、太い糸で練習していざ本体にかかったのですが、“糸”が悪かった!
モヘアの2本取りでラメ糸がところどころ織り込んである、非常に目が分かりにくく糸が引っかかって引っ張りにくいシロモノ。
自分を叱咤激励しながらそこそこ頑張ったんですが、目が痛い、肩が凝るという身体からの悲鳴に心が折れました。
途中から“とじ針”で巻き取って“わ”にしようと(最後の写真参照)思ったんですが、捨て編みをはずしたところ(え?そんなに見苦しくない)と拍子抜け。
モヘアが“アラ”をカバーしてくれてるんでしょうね。
二日もかかった編み物騒動は一件落着です。