寒さを感じる朝になりました。曇った空模様の中、子供たちはいつものように、校庭を走っていました。
半袖半ズボンの体操服姿の子供たちからは、寒さが全く感じられません。
当たり前のように半袖で、当たり前のように毎朝走る、そんなことが、とても大切なような気がします。
しみじみ…
さて、今日の子供たちはどんな表情だったかな? (東)
1年1組(影)
『おさるのジョージとしょかんへいく』 『ざぼんじいさんのかきのき』 『くだものなんだ』
M&H・A・レイ 原作 すとうあさえ 文 きうちかつ 作
福本友美子 訳 織茂恭子 絵 福音館書店
岩波書店 岩崎書店
読み手の顔を見るなり、「ベーコンわすれちゃだめよ、また読んでー!」は嬉しいー。
読み手(影)さんの小さい頃からある本、おさるのジョージ。「なんかジョージの絵がちがう」という声が。時代を感じます。
お話の先を読み、ざぼんじいさんのいじわるを考え、楽しそうな子供たちでした。
1年2組(古)
『いっすんぼうし』 『ちょっとだけ』
山下明夫 文 瀧村有子 作
山本 孝 絵 鈴木永子 絵
あかね書房 福音館書店
「いっすん」のサイズがわかるように、と、3センチ~3.5センチのお人形を見せてもらいました。より、お話に入って
いけるね。「打ち出の小づち」もみせてもらった子供たちから、「何か出してー」の声。
一番前の列に座ってた子たち、おおきくなるよ!なんたって読み手の(古)さんが、「せえー出ろ、せえー出ろ」て、打ち出の小づちを
振ったのだもの。
2年1組・2組(今)
『うごいちゃだめ!』 『つきよ』 『とってもいいひ』
エリカシルバマン 作 長 新太 作 ケビンヘンクス 作
アスラン書房 教育画劇 BL出版
うごいちゃだめ競争、みんなのどきどき感ひやひや感が、読み手に伝わってきましたよ。
不思議な月の動き、おかしな月の動きを楽しんでいましたね。「時間がまだあるからもう1冊読んでー」の声に、
バックの中にしのばせていたもう1冊を聞いてもらうことができました。
3年1組(東)
『ひみつのひきだしあけた?』 『ちゃっくりがきぃふ』
あまんきみこ 作 桂 文我 話
山脇百合子 絵 梶山俊夫 絵
PHP研究社 福音館書店
「ひきだしの奥の奥」って?ちいばあちゃんととらたの、少しずれたような会話を面白がって聞いていました。
「ちゃっくりがきぃふ」っていったい何?落語ならでは、の「しんせきのおっさん」と「さきち」の会話、さきちのひとりごと、話の展開に、
大笑いでしたね。
3年2組(小)
『まさ夢いちじく』 『まいったなあ』
オールズバーグ 絵・文 いもとようこ 絵・文
村上春樹 訳 至光社
河出書房
「まさ夢よくみるよ」(?!)の声。作者独特のストーリーの展開にドキッ、だったかな。
どんどん増えていくすずめの様子を楽しんで、和んでいる感じでした。ほわほわ…。
6年1組(松)
『しっぱいにかんぱい!』
宮川ひろ 作
小泉るみ子 絵
童心社
2組で読んだのと同じ2話分を。
小学校も6年目、みんなもしっぱいの思い出がきっとあるでしょう。でも、しっぱいにかんぱい!
静かに聞いていました。 何を思っていたかなあ。