自分の道を行くしかない

こんにちは。

こちらの記事→精神的に・・具合悪いです。　（近況）
を5月20日に書いてから約１ヶ月、
抗精神病薬の「ジプレキサ」の服用量を元の量に戻して３週間が経ちました。

懸念していたこと・・・やはり、体重増加は免れませんでした。（また少し増えてしまった）
体重計に乗るのが怖いのですが・・・乗らないと、もっと怖い。
毎日食べる量はそんなに変わらないのですが、ジプレキサが体の代謝機能に影響するのでしょうか。

ただ、ジプレキサの服用量は２．５ｍｇ錠の半分、１．２５ｍｇが私にとっては一番合うらしく、
精神状態は安定してきました。（１．２５ｍｇ／１日が合うだろう、と分かるまでに４ヶ月かかりました）

・パキシル（セロトニン再取り込み阻害薬）１０ｍｇ／１日
・ジプレキサ１．２５ｍｇ／１日
・エチゾラム(安定剤「デパス」)０．５ｍｇ頓服
・リスミー（睡眠剤）１～２ｍｇ／１日

薬の量と種類は、現在、この状態です。


私は過去に、１３年の間、アトピー性皮膚炎の闘病もしました。
今は治まっています。（アトピーの体質は変わっていないため、皮膚炎が再燃する可能性はある）

精神的な病気はどうだろう・・薬を飲まずにやっていければ普通の人と同じ・・・と考えながらも、薬を飲んでいる状態が自分でも嫌だったのですが、その矛盾は良くありませんでした。

「自分の道を行くしかない」という今日のタイトルなのですが、その気分のままです。

薬を飲んで今の状態を保つこと（日常生活を送れる、家族の分の家事もできる）、薬を飲んでいる自分を否定しないこと、体重が増加しないように気をつけること。
そして、通院に使える自立支援医療制度を利用すること。
あとは、他人と自分を比較しないこと。（他の人に比べて私は・・と、クヨクヨしないこと）
今はその方向で生きていくのが私にとって最良である、と、最近やっと自覚しました。

自立支援医療制度については、今現在精神科の診察・投薬料は保険で３割負担ですが、役所に申請すると１割負担に軽減されるというものです。４０代を過ぎて少しすれば治るだろう、くらいに考えていたので（その見通しが甘かった）、申請しませんでした。
私は当初、「社会不安障害」で精神科を受診しました。治るのはそんなに時間がかからないだろうと思っていたのです。しかし、一時期抑うつ状態がひどくなり、そこから立ち直るのではなく「曲がった」感じがしました。精神的にはまだ不安定です。ひどい抑うつになった原因は複数あると思いますが、母の死が大きかったです（情けない…と思いますが）。
４年半前の母の死から、「自分とは何か」を考える時間が増えてしまいました。考える時間が必要だったのかな・・。必要でしたね・・まだ考えてるのかな。
うつ状態が続いたときには、体が、熱もないのに風邪を引いたような状態が続き体重は減り続け、このままでは死ぬのではないかと思ってしまいました。その状態には二度と戻らない、戻りたくないので、戻りそうになったら、「戻らない。戻らない」と、今でも自分に必死に言い聞かせています。再び戻ったら危険な気がしています。
だから・・今はあの時よりはまだまし、そう言い聞かせながら。


・２００３年くらいに、「社会不安障害」という病気があるのを知り、自分がそれに当てはまるのではないかと疑う。
・２００４年　美容院で突然パニックになり、髪を切っている途中で帰ってきてしまう。
・２００６年　体調を崩してお腹を手術（入院は１２日くらい。同室者との会話に全く加われず悩む）
・同年７月、精神科受診。投薬、カウンセリング治療始まる。
・２００７年末～２００８年春　母親、大腸がん及び乳がんと診断される。手術。
・２００９年春　母、大腸がんが転移。一時入院や抗がん剤治療などの闘病が始まる。母に付き添う日が多くなる。
・２０１１年1月　母、亡くなる。
・２０１２年夏　バイトを探し働こうとする。２ヶ所、見つかるが体力的精神的に持たず、１週間と少しで終わる。
・２０１２年秋～２０１３年春にかけ、抑うつ状態が続く。
・２０１３年春～年末　抑うつ状態が徐々に回復。
・２０１４年　年初～依存症になりかける。１１月に医師に告白する。
・２０１５年　２月初め～オランザピン服用開始。


私の精神科闘病は、だいたい、このような流れです。
自分自身の備忘録のようですが・・悩んでいる方の参考になれば。