空と風と、月と、星。

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辺見庸さんのブログ記事の「デモ批判」について(2) しんぶん赤旗は辺見庸とのインタビュー記事を。 

2015-11-22 17:30:00 | 社会
こんにちは。山梨は「枯露柿」の産地ですが、今年も生産の最盛期に入っています。が、・・・
が、です・・。
中秋から晩秋にかけての寒さや空気の乾燥の不足、空っ風が吹かないという気候が長期にわたって続き、
甲州市・山梨市などの産地では、干した柿にカビが生える、実が落ちるという被害が出ています。
我が家も例外ではなく・・223個、皮を向いて干したのですが、現時点で170個くらい廃棄・・
最終的に残るのは8個くらいかもしれない・・・(^^;)という惨憺たる状況・・でも、天気が相手ではしょうがないです。
しかし、それを生業にして収入を得ている家では大変だと思います・・。
早く、冬らしくなってほしい!! です!(泣)
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そんなこんなで、なかなかブログが書けずにいたのですが、私のこのブログに、(リアルタイムアクセス解析でしか分からないですが、見る度に)
「辺見庸 ブログ」という言葉での検索を見かけ、デモそのものについて、まだちょっと書きかけというか、書き切っていない部分があったようなと思い起こし、 辺見庸さんのブログ記事の「デモ批判」について の続きをエントリしようと思いました。

まず、私が一番最初に「デモ」に参加したのは、原発事故後の2011年8月27日でした。
ツイッターをしているので、そこで集まった、「原発反対のデモをしよう」という有志の集まりの、「ツイッターデモ」が初めて、です。
何というかな・・「これ以上、原発事故を起こしてはならない。原発の再稼働を止めたい」という、強い思いからでした。
初めてデモに参加する私と一緒に行ってくださるという人がいたので、気軽に参加してみました。
参加者の人数は覚えていません。東京・渋谷の宮下公園に数百人くらいだったろうか。
気になったことがありました。そろいの、黄色い地に何かイラストや文字を書いたTシャツを着ている一群の人たちがいました。私は、「ああ、まとまってるんだなー」などとその時は無邪気に思ったのでした。しかし、現地で集合したTさんは、「オレはあの人たちとは距離を置きたい」と言い、私はその時は説明を聞いたのですがなぜなのか、意味が分かりませんでした。(ツイッターデモには、2011年11月にも参加。そのうち、Tさんの言っていたことを理解することになります)

それから約1年。私は、首相官邸前における大飯原発の再稼働反対デモ(首都圏反原発連合主催)に参加しました。
2012年6月です。
6月15日(金) 首相官邸前・大飯原発再稼動反対・みんなで抗議している様子 2012年06月16日 (土)
デモの様子を書いたものですが、書き残しておいて良かったです。書くことで、よく覚えています。
『スタッフの方が一人一人に丁寧に声をかけてくれていて、人で渋滞したりするなどは全くなく、スムーズにデモが行われていました。
すごい人でした。最後尾が見えない・・。
どこにつけばいいのか、適当に入ろうとしたら、「最後尾に並んでくださいね」と、
さりげなく言われて、「あっ、はいー」といい、並びました。』
デモに来る人たちを誘導する人は、誘導を買って出たものと推測します。良かれと思って、声をかけてくれる人。
しかし、「良かれと思って」なのか?まさしく辺見庸曰くの、「ヒツジの群れをコントロールする牧羊犬」のような役割か?
その時は、私はデモ主催者に「これ以上は(警察と揉め事を起こさないために)はみ出すな」と、コントロールされていたことに気付かなかったのです。
『怒りを持った個人が、「何とかしないと」の一点の思いで集まった感じでした。』
と、感動めいて書いています。
もちろん、怒りを持った個人個人がその場に何人も何十人も何百人もいたことは、確かだと思います。その、個人個人の、原発再稼働反対に対する思い。

私が、なにか、おかしいな・・・と感じ始めたのは、ツイッターで、首都圏反原発連合(反原連)が、自分たちの意見と合わない者を「ブロック」(ツイッターの機能。相互のやり取りが不可能になり、ブロックされた方は相手のツイートが見えない(当時のツイッター仕様では、ツイートは見えたかも。とにかく、相互コミュニケーションは不可能になります))したり、反原連以外の団体が、例えば労組などが旗を揚げたりするのを「禁止」したり(何の権限もないのに一方的に禁止とは変な話です)。私ははっきりとは気付かなかったのですが、原発事故後のかなり早いうちから、かもしれません。

その後、私は自分自身の気分障害がひどくなったりしたことが大きく、デモには参加できず、大規模デモがあるたびにネットで拡散したりすることをしていましたが、それでも、反原連の幹部の言動はおかしいと感じつつも、政権に対し批判の声を上げるのだから、応援しようと、ツイッターでデモ告知があると拡散したりしていました。(デモの主催は他の団体もしていますが、反原連が中心だったと思います。原発のことだけ訴えようとの主張をいつの間にか「安保法案反対」に変え、運動を取り仕切っていました。いました、と過去形なのは、デモから離れてしまった人々がかなり多くいるのではないかという推測から)
そのうち出てきた、SASPL(サスプル)という学生団体やその後の「学生による緊急アクション(SEALDs=シールズ)」も、若い人がデモをしているのだから、と応援してきたのですが、
私の、反原連の関係したデモへの疑問は、 辺見庸さんのブログ記事の「デモ批判」についてで書いたとおり、今年7月下旬、何かイベントに来ていけたらいいなと思って購入した、「C.R.A.C」(クラック)という、人種差別に反対する団体(「C.R.A.C商店」と名乗っていて、デモに関連するグッズを売っています。スタイリッシュです)のTシャツが届き、封を切ってTシャツを見た瞬間に、商業とくっついた管理された組織的なものを直感的に感じ取ったことで決定的になりました。
若い人がデモに行ってるから応援しようとか、そもそもそういう問題ではなかったことに、それまで気付かなかったのです。(若い人のデモ参加者は、反原連の構造的な問題に気付いた人はいるだろうか。多分いるだろうが)

『たとえ50万いや100万のヒツジさんたちが、ペンライトをケツの穴から夜空に照らして、メ―メ―メ―メ―、ミンシュテキに鳴いてみたところで、takaichi gas-hyenaの屁いっぱつ、たちまち異臭さわぎで全員気絶だぜ。おい、大江、もうちょっとましな演説ができないのかね。』
『だまっていればすっかりつけあがって、いったいどこの世界に、不当逮捕されたデモ参加者にたいし「帰れ!」コールをくりかえし浴びせ、警察に感謝するなどという反戦運動があるのだ?だまっていればいい気になりおって、いったいどこの世の中に、気にくわないデモ参加者の物理的排除を警察当局にお願いする反戦平和活動があるのだ。』

と、辺見庸さんは今年9月中旬の「辺見庸ブログ」で書いています。
前述した、自分が2012年6月に参加した大飯原発再稼働反対の首相官邸前デモのことを「問題」としてまとめてみます。私独自の分析です。
『スタッフの方が一人一人に丁寧に声をかけてくれていて、人で渋滞したりするなどは全くなく、スムーズにデモが行われていました。
すごい人でした。最後尾が見えない・・。
どこにつけばいいのか、適当に入ろうとしたら、「最後尾に並んでくださいね」と、
さりげなく言われて、「あっ、はいー」といい、並びました。』
と書きましたが、あれは端的に言うと、ディズニーランドでアトラクションに並ぶ様子とそっくりです。
ディズニーランドでは、お客さんは乗り物に乗って楽しむために、行儀よく順番を待って並んでいます。そして、案内してくれる係の人もいます。
官邸前デモでは、ディズニーランドのようにロープが張られて誘導されているわけではないが、「こちらに並んでください」と誘導(案内)するスタッフがいました。そして、
『適当に入ろうとしたら、「最後尾に並んでくださいね」と、
さりげなく言われて、』・・・つまり、ディズニーのように秩序を保ったデモでなければいけなかったわけです。
で、ディズニーでは、行儀よく並んだ後にアトラクションに乗り、楽しむのですが、これは言うまでもなく、管理しているのはディズニーランドを運営している会社です。
デモを管理していたのは、「首都圏反原発連合」なわけです。
すみません、突飛にディズニーを持ち出しましたが、デモがアトラクションに並ぶ人々に似ていたと今思い起こせばそういう印象なのです。
今思い起こせば・・・間抜けですが、今さら、そう思っているのです。

---------------------しんぶん赤旗の、辺見さんへのインタビュードタキャンについて。
辺見庸さんは、「1★9★3★7」という近著で、南京大虐殺についてや自分の父親のこと、昭和天皇の戦争責任などについて徹底的に、呻(うめ)きながらともいえるほど掘り下げようとして書いていますが、辺見庸ブログでは、≪著書「1★9★3★7」について共産党とのインタビューを約束し、日時や場所まで決めていたのに、共産党しんぶん赤旗のほうからドタキャンされた≫、と書いています。その理由が分からない、と。
ここからは辺見庸ブログから引用ですが、辺見さんはこの件について、このように書いています。
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志位さん、わたしたちは徹底的に率直でなければならない。「赤旗」がわたしへのインタビューをとつぜん中止した事実を、志位さん、あなたはご存じでしたか?理由はなんですか?ほんとうのわけは、ひところの国会前のデモを、あまりにも「権力迎合的」だとわたしが口汚く非難したからではないですか。そのことをみとめれば、問わず語りに、あそこには「まっさらの若者たち」だけでなく、共産党や民青の〝別働隊〟が多数入っていた事実を承認することになるので、あなたがたは卑小な沈黙をきめこんでいるのではないですか。いや、いいのです。わたしは〝別働隊〟が潜りこんでいようと、〝純粋な若者〟を偽装しようと、いわばあたりまえのことだし、ましてニッポン近、現代思想・精神史がふくみもつ天皇制と共産党の役割にくらべれば、そんなことは屁のように小さななことだ、とおもっているのです。にしても、党はあまり変わらんな……と感じるのです。やっぱりつくづく「人間というものはたまらない」と。志位さん、これはだれのセリフか知っていますか。「人間というものはたまらない」。けれども、ひとを十把一絡げに断じる愚をおかさないように、わたしはいま、じしんになんども言いきかせております。志位さん、わたしと『1★9★3★7』について「赤旗」紙上で対談をしませんか。多くの読者がそれを望んでいます。朝日にも毎日にも讀賣にもできない企画です。わたしは半身不随でヨロヨロではありますが、代々木にでむき、あなたと真摯に『1★9★3★7』について話します。どうでしょう、「人生は何度でも発見される」とおもいませんか。志位さん、日本共産党史上、もっとも例外的に自由で勇気ある委員長になる気はないですか?(2015/11/18)
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これについては、私は辺見さんに同意です。というか、私も、なぜ辺見庸さんとのインタビューを共産党しんぶん赤旗がドタキャンしたのか、とても知りたいし、もしも、官邸前デモのことで共産党の誰だか知らないけど気分を害して辺見庸さんとの「1★9★3★7」についてのインタビューをしない、というのならば了見の狭いというか、そんなんじゃ一般人は共産党について行かないよ、と思ってしまうのです。しんぶん赤旗の幹部の人、志位さん、辺見庸さんとのインタビュー記事を書いてほしいと思います。

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2 コメント

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暴れるからこそデモか (偏見要)
2015-11-23 22:02:38
はじめまして。
行儀良いデモの話を読んで、
昔、右翼が、白い街宣車に乗り、童謡を流し、
非常にフレンドリーな演説をし始めた頃を思い出しました。

そういう流れは、市民を怯えさせてはいけないと
一水会の鈴木邦男さんの主張が大きかったと思います。
しかし、そんな彼に対し、右翼の大物、野村秋介さんが、
「右翼は怖くなくてはいけない!」、「怖いから右翼だ!」
と反論していたと記憶があります。

行儀の良いデモは、無駄なトラブルを回避するためにも、
悪いことではないと思うのですが、
本来の「怒り」・「反対」という観点に立てば、
予定調和のデモは、「お遊戯」なのかもしれませんね。
「国の愚策」に対して、予定調和だったら、やはり良くないでしょう。

一方で、行儀が良いからこそ、暴動に発展しない、
それは良いことだと思いたいです。

ついでに書くと、明治大学では、サークル全体の建て物が、
過激な反対運動団体の持ち物だったか何かで、
1年生は、サークルに入ると、主義主張思想ノンポリ関係なく、
デモ参加が義務付けられていたと記憶しております。
今は知りませんが、10数年前まではそうだったと思います。
確か、学祭も、その団体の収入源になっていたそうで、
大学側が、中止にして、揉めたことがありました。

辺見氏が批判する共産党もそうですが、組織になると、
「純粋な怒り、反対」だけでは運営できないと思われます。
それだけでなく、そのうち細分化し、反対派同士、
潰し合う話を聞くと、反対運動も鮮度が命なのかもしれません。

最後に、無理なく、ブログ、頑張ってください。

辺見庸さんの、本当のところの「デモ観」はよく分からないでいます。。 (ゆうこ)
2015-11-26 14:08:21
偏見要さん、コメントありがとうございます!(名前がナイス!です^^)
ちょっと、返信が遅れてしまいました。。m(_ _)m

『暴れるからこそデモか』・・・辺見庸さんご自身が、60年代70年代の学生デモにどういう感情を持っているのか分かりませんが(辺見氏の著書すべて読んではいない)、その「世代」ではありますよね・・。
何がデモか、というとやはり私は、意思表示だと思います。一つの家庭の中でも、自分の意見を言わなければ、自分がとても苦しい思いをしなければならなくなる・・・そこで、自分の意見を言う・・それも、超マイクロデモ、なのでしょうか。
(個人的には、新宿西口で毎週土曜に反貧困や反戦のデモを行っている人たちがいますが、私はそういう小さなデモを支持しています。ただ、この前、その一人の方が、(反戦や反・安倍のプラカードを並べながら)「新宿でこうしていても虚しい。世の中は、関心がないのだ」ということをつぶやいているのをツイッターで見かけました・・。

>辺見氏が批判する共産党もそうですが、組織になると、
>「純粋な怒り、反対」だけでは運営できないと思われます。

それで私は、ISによる日本人人質事件が今年1月に起きたときに、共産党の中の、とても小さなことでみんな忘れているかもしれない、ある出来事を思い出しました。共産党はそういう部分もあるのか、という片鱗です。
もしかしたら、そのことを次のブログエントリにしてみようか・・そんな気持ちもあります。

鈴木邦夫さんのことや明治大学のこと、勉強になります。教えてくださってありがたいです。

>最後に、無理なく、ブログ、頑張ってください。

ありがとう!なんか、涙出そうです。
このエントリもなぜか相当気合が入ってしまい、ちょっと疲れました。
気を緩めつつ、細々でも続けていきたいです。。ありがとう。

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