空と風と、月と、星。

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辺見庸さんが「ドタキャン」された続き。共産党は意外と体制側?思い起こせば池内さおり氏への「叱責」…

2015-12-02 13:00:00 | 社会
こんにちは。
ブログの更新が、どうしても滞ってしまいます。しかし、自分が言いたいことがある限り、続けます。


この前の続きです。
本当は、辺見庸の官邸前デモ批判から始まってこんなに長くなる予定はなかったのですが、・・・
辺見さんの著書「1★9★3★7」出版にあたって、共産党機関紙しんぶん赤旗が、辺見さんへのインタビューを「ドタキャン」した、ということで、「共産党は辺見さんにインタビューをするべきです」と、私はこの前のエントリで書いたのですが、
共産党といえば、急に思い出したことがありました。

と、その前に、ですが・・。

安倍首相が11月30日、フランスのパリ郊外でオランド大統領と会談したそうです。
こちら→パリ同時テロ「断固非難」=日仏首脳が連携確認
全文転載=======================
【パリ時事】安倍晋三首相は30日午後(日本時間同日夜)、フランスのオランド大統領とパリ郊外で会談した。首相はパリ同時テロについて「卑劣なテロ行為に強い衝撃と怒りを覚える。共通の価値への挑戦であり、断固非難する」と表明。両首脳はテロ対策での連携強化を確認した。
 首相とオランド大統領の会談は8回目。首相は同時テロの犠牲者に対し「心から哀悼の誠を表する」と伝えるとともに、対テロでのフランスとの連帯を表明。テロとの戦いに向けた国際社会の団結強化を訴え、「日本としては難民支援やテロリスト拡散防止に貢献したい」と述べた。
 これに対し、大統領は「過激派組織『イスラム国』との戦いや、テロを生み出す根源に対する行動が重要だ」と指摘、テロの資金源根絶に国際社会が連携して取り組む必要性を訴えた。
 両首脳は、シリア情勢をめぐり対立を深めるロシアとトルコの首脳が直接対話することが必要との認識でも一致し、実現のため共に努力することを確認。フランスが議長国の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の成功に向け、協力していくことも申し合わせた。
 首相は、日本が来年5月に開催する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)への協力を求めた。(2015/12/01-01:39)
======================ここまで。
私はこのニュースをテレビで見たのですが、気になったのは、安倍首相の、「断固非難」という言葉です。
「断固○○」は、何か(の出来事)に対して皆で団結力を深めたいような時に使う印象があります。
同時に、力強い印象も与えると思います。と同時に安易に使われる印象もあります。

話を、共産党に戻します。

今年の1月、日本人2人が、過激派組織「IS」に捕らえられ、人質になり殺害されるという事件が起きました。
人質事件への、安倍政権の対応を、共産党の池内さおり衆院議員がツイッター上で批判しました。
批判のツイート:
「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。
『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」
(2015.1.25/01:35投稿)
J-CASTニュース「イスラム国」非難せず「安倍批判」ばかり 共産党・池内議員ツイッター炎上でおわび(2015/1/26 11:34)より、
イスラム国が、日本人2人の人質のうち湯川遥菜さんを殺害したとみられる。インターネット上に配信された動画には、後藤健二さんとされる男性が1枚の写真を持ち、そこには湯川さんが横たわる姿があった。菅義偉官房長官は2015年1月25日深夜に緊急記者会見を開き、「このような行為は言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する」との声明を出した。安倍晋三首相も同様のコメントを残した。
 ↑このニュースに対し、共産党の池内さおり議員は、(上記の)安倍政権を批判するツイートをしたのですが・・・。
私はこれを見た時に、池内議員が言うのももっともだな、と思ったのです。ツイッターではよくある言論で、「言語道断」もそうだし、政権側も使う「断固」も、反体制側が「断固許せない」と使うと、それで溜飲が下がる人もいるのも事実だと思います。
私はこういうツイートは当然のことだと思い、特にリツイートはしませんでした。そのくらい、池内議員があのように批判するのも無理はないくらい、人質事件に対する政府の対応は良くなかったです。
その、池内議員の『国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。』とのツイートに対し、ツイッターユーザーが『今度はツイッターのユーザーが批判を浴びせた。安倍政権に対応に怒りをぶつけるばかりで、本来憎むべきイスラム国にはなんら言及していないというのだ。』(同上記事リンクより)と、批判しました。
確かにそうだけど・・それって、「原発がダメなら電気はどうするんだ!対案を出せ!」に似ているなぁと思いながら、けれども、ツイッターにありがちな揚げ足取りなのだろうと私は思っていました。ところが。
ところが、です。なんと、共産党代表の志位委員長が、記者会見で、池内議員のツイッターでの発言について「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と述べた(同上記事リンク)ということを受けてか、池内さんは、1月25日中に先ほどのツイートを削除し、26日には、「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました。 お詫びいたします」と謝罪した。のです。そして、池内さんはさらにツイッターで「『イスラム国』人質事件は志位委員長が『彼らがやっていることは残虐非道な蛮行であり、絶対に許すわけにいかない。強く非難する。人質の解放を強く求める。日本政府に対しては、人命最優先で解放を図るために、あらゆる手段、可能性を追求してほしい』と述べている通りです」と投稿した。(同上リンク記事)・・という言動をとりました。

池内議員のツイートに対し、志位さんが、「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と言ったことに対し、私は、なぜ?と思いました。池内さんの「言語道断だ」ツイートは、そんなに不適切だっただろうか?
『政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。』、邪魔をするな、とでも志位さんは言いたかったのだろうか。それが含まれている気がします。
池内さんの「言語道断だ」ツイートに対し、アルピニストの野口健さんが
『これが国会議員のコメントとは情けない』とつぶやいていますが、これが1243リツイート(1243回転載)。(その後に私は独り言で、『↓ 健さん、どういう意味だろうな。池内さんていう国会議員がどういう人か知らないが、安倍&安倍政権は危ないよ。』とツイートしたのですが)

志位さんは、池内さんに、「『言語道断だ』のツイートを消しなさい」「削除すべきだ」とは公には言っていない。
にもかかわらず、池内議員は「言語道断だ」のツイートを削除した。
ここら辺が、辺見庸さんが、しんぶん赤旗の方から「1★9★3★7」インタビューを申し込んで辺見さんがOK、11月月17日午前11時半と辺見さんが提示して決まっていながら急にキャンセルされた(2015年11月17日付辺見庸ブログにそのことが書いてあります)、その理由が分からない、応じてください、と辺見さんはブログで言い続けているが、小池晃さんは、辺見庸「1★9★3★7★」インタビュードタキャンには、「遺憾です」としか言っていないらしい。・・・その流れと、通じるものがあるなぁ、と私は感じたのです。共産党は・・・意外と体制側なのではないか?と疑問を感じ、だから私は、こうして長々、ずらずら冗長な文章を書いてしまったわけです。

池内さおり議員が「安倍政権の存続こそ、言語道断。」とツイートしたのは、私は間違っていなかったと思います。
だって、その通りなのだから。それに対し、「じゃあ、『イスラム国』のやったことは非難しないのか!!」みたいな、ツイッターユーザーの、一見、池内さおり議員を批判するようでいて無意識な体制擁護。これを共産党がやってしまってないか?(先に挙げた野口健さんは相当な体制側だと思う。それでも彼を人間的に好きなので私はファンですが)

11月30日付の、辺見庸ブログから。転載。===========
・クリスマス前に共同通信の後輩たちと酒をのむことになった。たぶんわたしの「生前葬」みたいなもの。そこでもかならず話題になるはずである。倉橋由美子ふうに言えば「パルタイ」のこと。ボケるいっぽうのこちらはつい忘れかけるが、まわりはなぜだかとても気にしている。「あれ、どうなりましたか?」「もうやらないんですか?」ときかれる。「あれ」ってなんだろう。「やる」ってなんだ。ぼくもじつはよくわからない。まわりもこの問題の「質と所在」をしっかりとわかってはいないだろう。問題の「質と所在」となると、共産党の小池副委員長もどうなのだろうか。「パルタイ」はいまだにのっぺらぼうだとおもう。のっぺらぼうをいちいち気にしていたら生きてはいけない。だが、のっぺらぼうぐらい怖いものはない。商人はのっぺらぼうに肝を冷やす。そのことを言うと、蕎麦屋がふりかえる。「それって、こんな顔ですかい?」と。二重におどろかされる。「なにもないこと」にだ。怪奇は「ある」ことにではなく、なにも「ない」ことなのだ。ないことぐらい怖いことはない。「赤旗」のインタビュー・ドタキャン事件で、小池副委員長は「遺憾です」と言ったという。イカンってなんだろうか。主語も目的語もない。なぜないのか。なぜ言えないのだろうか。=====================ここまで。

いつも、その鋭い目線の記事に「ぐぐぐ」となり、よって、読むのが怖くなり(でも読みたい)、つい後回しにしてしまう辺見さんの記事ですが、・・・
『のっぺらぼうぐらい怖いものはない。商人はのっぺらぼうに肝を冷やす。そのことを言うと、蕎麦屋がふりかえる。「それって、こんな顔ですかい?」と。二重におどろかされる。「なにもないこと」にだ。怪奇は「ある」ことにではなく、なにも「ない」ことなのだ。ないことぐらい怖いことはない。』

そうだな・・・と思いました。

辺見庸さんの記事、転載禁止、とは書いてないです。転載させていただき、ブログ記事にしています。

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次回の私のブログ記事・・何を書くかは、決まっていません。書きたいことはあります。

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