ホイッスルバード あいざわぶん

明日は我が身と思うしかない雪害

やっと雪害渋滞が終わったと思ったら、今度は明日から

「クリスマス寒波」が来ると云う。

しかも、前回よりも強烈な雪の降りようらしいから、本日も

雪害に就いて私見を述べる。

 

気象庁の職員一名がクリスマス寒波の会見を行っている

隣席に、国交省の役人は四名も同席していた。

なんだか気象庁に国交省が便乗しているように見えたの

は、「ということだから不要不急の外出は控えて下さい」と

言っておけば仕事はした、の印象捜査をしているように

見えたのだ。

もしも又、渋滞が起きたら、(それは皆さんの行動が原因

ですからね。私ら、言ってたでしょ)と聞こえるのだ。

雪国を知らないのなら、地元の識者に訊けっつーの。

 

さて、ちょっと話をずらして・・・。20年ほど昔のこと。

 

30歳を過ぎたぐらいの未婚女性が、「わたし、50万円で

中古車を買ったんだけど、一年後には廃車になった」と

言った。「エンジンの焼き付け」が原因なのだが、彼女は

「車はオイル交換が必要」ということを知らなかったのだ。

これ、笑えないよね。誰かが教えないとわからなくて当然

の知識なのだから。(父なし、彼歴なしの女性だった)

 

雪国では、車の中で眠る際には一酸化炭素中毒に気を

つけなければならない、というのは常識と言っていい。

だから、一人ならエンジンを掛けたまま眠ってはいけない

と言う人も居る。それぐらい危険なことだから。

 

でもオイル交換と同じで、知らないで運転免許取得者に

なる人が居たって不思議ではない。

だから、今回も新潟で27歳(女性)が亡くなったのだ。

停電だから家に居るのがツラいので、車で通電するのを

待っていたのではなかろうか。

「介護職の父と二人暮らしの女性」とニュースで知ったが、

父親の「教えてなかった後悔」を想像すると痛ましい。

 

屋根に60cm以上の雪を置き、食材乏しく、停電・断水

が続く地区があるまま大寒波が襲ってくるのだ。

全国で一番道路整備が整っているのが新潟県である。

故・田中角栄首相が力を入れた結果である。

だが、その新潟での雪害である。

「裏日本」と呼ばれる日本海側に住む人々は、明日は

吾が身のつもりで準備が必要であろう。

それを思うと、国交省の間抜け振りに腹が立つのだ。

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