政権・政府に対して最も厳しい指摘をするTV番組は
TBS「報道特集」である。（土曜１７時３０分から放送）
二番手に手厳しいのは、やはりTBSの「サンデー・
モーニング」ではなかろうか。
このように昔からTBSは、「報道のTBS」と言われて
きたのである。
しかし、スポンサーを絶対視する人々や、政府・政権
に媚を売る人々が経営陣を占めると組織内部に居る
本音を言う番組出演者を煙たく思うようになる。
そして力を行使し、煙たい部下を他に回すようになる。
「報道特集」の放送開始当初からMCを務めていた
金平茂紀君が、来月からはサブ的出演になると云う。
「ジャーナリスト志望の女性を、安倍首相と仲がいい
TBS社員が暴行した事件を金平君が番組で追及した
ことを経営陣が快く思わず、降板時機を謀っていた」と
いう噂が直ぐ飛んだが、それは本当なんだろうと思う。
TV局にも難癖をつける安倍晋三君がこの世から消え
たのに、何故・・・と、一瞬私は不思議だった。
でも、そういう点では安倍晋三君そっくりさんの元首相・
菅義偉君が今も力を持っているようだから、今後も同じ
ようなことが裏で行使され続けるのだろう。
漫才師ですらTVに出られなくなる国なんだから。
私のように不正を追求する金平君のジャーナリズムに
好感を持つ者が居るのと同時に降板を喜ぶ者も居る。
何故喜ぶのかというと、「政府・政権・自民党議員らが
困るような追及をする者は反日思想の持ち主だから」
と彼らは主張するのだ。
ということは、「政府・政権・自民党議員は常に正しい
と思っている」ということに繋がる。
その点から言えば、韓国の聖人・宗教者を名乗って
日本国民を莫迦にし、食い物にし、金銭を搾取する
文鮮明の「統一教会」と親子三代で手を組んでいた
安倍晋三君は極めて悪辣な反日者ということになる。
なのに何も言わない、何も行動を起こさぬ連中だって
「頭の悪い反日」だろうに。
橋下徹君、古市憲寿君、三浦瑠璃君、パックン君らは
統一教会問題に就いて、ほぼ同意見のようである。
彼らの目立つ言い分を三つ挙げよう。
①信教の自由がある。
②政治家と教会は法に触れぬ付き合い方をしている。
③統一教会問題が大きく報じられれば報じられるほど、
安倍元首相を暗殺した犯人が喜ぶだけである。
彼らの様な頭脳明晰な人たちが、何故こんなにも莫迦
なことを言い出すのか、私は不思議でならない。
①から③まで、一つ一つホイッスルを吹きたくなるのだ。
長くなるので本日はここまでとし、明日は①～③までの
愚かな主張に私から反論する。
