広島市の大規模土砂災害で、広島県警は26日、死者が2人増えて60人になったと発表した。
2014年8月26日09時28分
広島市を襲った20日未明の局地的な豪雨の原因について、気象庁は、積乱雲が連続的に発達する「バックビルディング」と呼ばれる現象が発生した可能性が高いとみている。現場周辺は花崗岩(かこうがん)が風化してできた「まさ土(ど)」と呼ばれる、もろい地質が広がり、水分を多く含むと強度が一気に落ちる特徴もあった。短時間の大量の降雨で、地盤の表面が崩れる「表層崩壊」が起きたとみられる。
今回の豪雨について、気象庁は「バックビルディング現象」が発生した可能性が高いと指摘する。この現象は、風上側の同じ場所で次々と積乱雲が発生して風に流され、ビルの背後に別のビルが並ぶように積乱雲が1列に並ぶことを指す。
昨日「ミヤネ屋」でまさ土の土壌は六甲にもあると報道していた。
六甲山(ろっこうさん)は、兵庫県南東部、神戸市の市街地の西から北にかけて位置する山塊。
兵庫県神戸市東灘区・北区
上空の写真を見ると今回の広島の災害地区と酷似していた。
つまりここもまさ土による災害の危険性があるということだった。
山から下りてきた川が裾野に広がるように、表層なだれがそこに住んでいる人達を巻き込むのは目に見えている。
このような大災害が起きたのだから、そこに住んでいる人は移動した方が良いのではないか。
山の近くに住むというのは、山崩れもあるし危険だ。
そうかといって海の近くも津波で危ないので、難しい問題かもしれない。
結局は生き延びるのは運なのか?