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帰らざる日のために いずみたくシンガーズ

2010年06月02日 18時52分23秒 | 音楽(You Tube)
1974年4月25日発売。「われら青春」の主題歌。
メンバーは下段の左から井上ゴロー、リーダーの石岡ひろし、森千秋。
中段の左から竹本恵美子、田中のり子、吉沢淑子。
上段で両手を広げているのが牧ミユキ。
いずみたくシンガーズ 帰らざる日のために


詳しいことは全く知らなかったが、聴くたびに好感をもっていた曲。
「いずみたくシンガーズ」と言うのだから、いずみたくの息がかかっていると思う。

いずみたくはラジオでフォーク番組をやっていた。
これで岡林の「手紙」や五つの赤い風船、高田渡などを知った。
南こうせつがかぐや姫でデビューする前に、曲をかけたことがある。
「車のライト」がどうのこうのという内容の歌だった。
素晴らしかった!
また一人すごい者が出て来たなと思った。
高校の修学旅行に行くのに、この番組をきけないのが心残りだった。
関西に行ったのだが、止まったホテルの前でデモをやっていた。
機動隊が出て来て、明かりを当てたりしていた。
あの頃はこういう事がよく起こっていた。
それでも私の高校は夜の自由時間を与えたのだから、太っ腹だ。
帰って来たら、あのデモをテレビでやっていたそうだ。

フォークのはじめの頃は、本当に熱いものを感じた。
岡林、南こうせつ、西岡たかしなど、うまい歌手が続出した。
高田渡のように、どうきいてもうまくない歌手もいて、糞も味噌も一緒といった感じ。
三上寛は強烈な個性を放っていた。
今の事なかれ的な歌詞とは違い、とにかく生き方に影響するほどの詞も多かった。
生活と歌が一緒のような感じ。
こうして年をとっても音楽と縁が切れないのは、この体験があるせいかもしれない。


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