昨夜寝るときにブルックナー・交響曲第8番を宇野功芳指揮・新星交響楽団で久しぶりに聴いた。
とにかく感動と言うか、神のエネルギーを感じ幸福感に包まれた。
以前、瞑想している時や、神に全てをまかせてエネルギーを受けている時の感覚が甦った。
ブルックナーの音楽は自然、神というものを表現していると宇野功芳は言っている。
音楽という範疇ではないのではないか?
確かにレコード屋でブルックナーを見ると宗教音楽が多い。
キリスト教だと思うが、私のように一つの宗教を否定する人間でも、同じような状態になる。
ということは、宗教で深く行った意識は同じような所に達する、という確信を得た。
形のあるものは神ではない。
絶対的な存在、そう宇宙こそ神ではないか。
宇宙は今拡大しているが、そのうち収縮するだろう。
そしてなくなった時に我々の幻想が無くなる。
ここ、地球にはあの世の人達も同じ所にいる。
それがなくなる。
そして何もなくなって…
神について語り出したら止まらないので、この位にしておく。
ただこれだけは言えるだろう。
私たちは自分の力で生きているのではなく、神の力で生きている。
故に何があっても自殺だけはしてはならない。
自分の命を司っているのは神であって、自分では無いからだ。
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 ギュンター・ヴァント指揮
ブルックナー 交響曲第8番 第3楽章 ヴァント
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1963年
ブルックナー 交響曲第8番 第4楽章
ブルックナーはハンス・クナッパーツブッシュ、ウィーンフィルで沢山持っている。
昨日聴いた感じでは、宇野功芳指揮・新星交響楽団のものは繊細だ、ということ。
日本人らしい繊細さがとても気持ち良い。
クナッパーツブッシュ、ウィーンフィルのものはミュンヘン・フィルに類似していて、骨太な感じ。
それが国民性かもしれない。
スポーツを見ても外人はたくましい。
世界バレーの全日本女子は最後に負けがこんで、二次ラウンドを突破出来なかった。
これもエースの木村、若いセッター(名前ど忘れ)、拾い役の新鍋が皆疲れ切ったためだ。
日本人は技量では世界にひけをとらない。
最後はスタミナのなさで、いずれも敗退している。
何でもそうだが、とにかくスタミナ不足が日本のアキレス腱だ。
これさえ何とかすれば日本はどんな競技でも上に行けると思う。
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