ラスト・フレンズ 第一回

上野樹里が出演するので「ラスト・フレンズ」を見始めた。
主役の長澤まさみは「セーラー服と機関銃」以来久しぶりに見たが、最初はピンと来なかった。
暴力を受けた時点から一気に感情が移入した。
気に入らないから暴力をふるうか、普通。
この男、最低だ。
憤りとかわいそうで涙が止めどなく出た。
　
上野樹里はボーイッシュな役で、彼女の本質に近い気がする。
はじめて見た時から、この女優はサッパリしていると思った。
そうじゃなけりゃ、のだめの様な変な役は出来ないだろう。
あのような汚れ役を出来るのは、相当な力量を持っている証拠だが。
このドラマでも異彩で、ものすごく目立ったいる。
若いのに貴重な役者だと思う。

これからどの様にドラマが展開するかわからないが、目が離せないことになってしまった。
上野樹里の「亀は意外と速く泳ぐ」「大天使ミカエル」を見たが、あまり面白くなかった。女性向けマンガ的なものは趣味にあわない。
東映の変身物とかプロレスとかが好きなものですから。
このようなシリアスなドラマに出演された事に感謝しよう。

関係ないが今盛んに聴いている「マーヴィン・ゲイ＆タミー・テレル」のタミーも人気が出た頃に、パートナーから日常的に暴行を受けていたという。
彼女は公演中脳卒中で倒れ（マーヴィンの腕の中に倒れ込む）若くして他界した。
彼女をダイアナ・ロスよりも好きだという人が大勢いる。
全部知らなかった曲なので今聴き込んでいる。
なるほど、かなり良い。マーヴィンも乗っているね。