伊藤咲子シングル盤

伊藤咲子はテープを聴いている頃は本当によくきいていました。
「なんてったってアイドルポップ」というCDもありますが、B面が網羅されてませんので、この以前からきいていたテープからCDを作っていました。
でも今きいてみると余りに音が悪いので、また音をいじり始めました。
ただ単に高音とかの出が悪いものと思い、高音とかを強調してCDを作りきいたら、キンキンしてとてもきける代物ではありません。
また失敗してしまった、一体何度失敗して捨てたことだろう。
そこで音圧を上げてみたのですが「青い麦」で高い音がきこえないのに気がつき、その高い音をきこえるようにして、また音処理をプラスして、今朝それでCDをつくり今きいているところです。
高音がやや物足りませんが、以前よりはききやすくなりました。
CDのクリアーな音にはかないませんが、ブチブチがあったり（このレコードのノイズを取る方法があるそうですが、私はできません）、「乙女のワルツ」はかけすぎているせいで音が時々なくなっているような所がありますが。
テープも傷んでいるし、そんなに高級なテープではないせいもあります。
伊藤咲子のような超実力者になるとB面が素晴らしい。
B面をはずしては伊藤咲子は語れません。
ちょっと苦労したが、マアマアの出来かな。
麻丘めぐみ　とか　石野眞子　のCDとレコードは違うんですね。
ま、一つ一つ勉強です。

Cakewalk Mastering Limiter
しきい値　-13.9
マージン　-1.66
特性　　　3.94
×　インターサンプルクリップの防止

Para-Q
ｆ：7780　GAIN：5.0　BW：5.0

01：ひまわり娘
02：オレンジの雨
03：夢みる頃
04：待ちこがれて
05：木枯らしの二人
06：赤ちゃんみたいな女の子
07：青い麦
08：白い灯台
09：乙女のワルツ
10：紅い花
11：冬の星
12：雨の中に消えて
13：きみ可愛いんね
14：パーティーの夜
15：いい娘に逢ったらドキッ
16：想い出まつり
17：想い出のセンチメンタル・シティ
18：たそがれに愛をこめて
19：青い鳥逃げても
20：ごきげん如何
21：愛のシルフィ

CDが８０分しかないので「何が私におこったの」など、後期であまり好きではない曲は削除しています。
伊藤咲子、アグネス・チャン、岡崎友紀はシングル盤を買い続けただけに、相当好きだったんです。
でもデビュー最初から買い続けたのは伊藤咲子だけなので、余計に思い入れが強い。
「きみ可愛いね」「いい娘に逢ったらドキッ」は佐原に初めて行った（就職で）時にきいていた。この頃は仕事がつまらなく、不満があったので思い出が深い。
「想い出のセンチメンタル・シティ」は大好きな曲だ。
「何が私におこったの」まで佐原で買ったと思うが、この曲は伊藤咲子に何が起こったのと思った。
急に曲が落ちたから。
後で知ったが、独立してほされたそうです。
事務所を背負っていて、何でも仕事をしたそうです。
映画で裸にさえなっています、かわいそうに。
「あいのシルフィ」は名曲なのに、商店街で歌っていましたよ。
目を疑いましたよ、あの天才歌手が、商店街で。
しかも人もいないんですよ。
信じられない、芸能界はこわいなと思いました。


画像は雑誌（プレイ・ボーイだったかな？）の切り抜きです。
最後の全身が映っているのをCDに印刷しました。

携帯にも入れましたが、いくらか圧縮しているので音がより高くなって、高音が結構よくきこえます。
ドクトル・ジバゴは物足りない音になったのですが、歌謡曲は逆により音がよくなったように思えます。
でもテープ録音ですのでドルビーをかけているとはいえ、高音の雑音（ザーという音）は避けられないのであきらめましょう。これはSOULでも入っていた音です。
伊藤咲子のレコードはカビがはえているのがあって、取り除いてかけてみたら、そこの音だけなくなっていました。
というわけで、昔録音したテープに頼らざるを得ない苦しさがあります。
テープもきかないものもあるし、これのように擦り切れるほどきいたものもある。
このテープは私にとっては宝物です。
（他には岡崎友紀さんがNHK・FM「昼の歌謡曲」に出た時のテープ、これはチューナーからとったのでステレオです。もちろんドルビーはかけていましたが、普通のテープだったのが悔やまれますが）
サッコはTDKのADのテープですが、普通のテープよりは高級なのが救いです。
私は後には殆どARにしたが、この頃はARはなく、もっと上はクロムテープだったかな？
クロムはヘッドをけずってしまうのではないかと使いたくなかった。
AR-Xというのが最高のテープだったか、これはビートルズなんかに使った記憶がある。
テープの話になってしまったが、音楽テープは本当にたくさん持っている。
とても全部はきけないほどだ。
フォークの古いテープはラジオから貴重なものが数多くあるが、ラジカセから録音したので今きくとスピードが遅い。
秋葉原でチェックした時「規定内ですよ」と言われた。
それでひきさがったためか、現在までそれを引きずっている。
話が長い、年をとるとどうもしつこくてね。
56なのだが、今ガンで亡くなって大騒ぎしているRCサクセションの忌野清志郎は５８歳ですって。
二歳年上だと、私の兄と同じだね。
RCの初期は興味あったが、ひとりで活躍してからは興味がなかった。
ロックとかいっているが、あの歌は浪花節っぽかった。
また、批判がくるかな？
でも音楽って、100人のうち99人が嫌いなものでも、私一人がそれが好きっていってもいいと思う。
私は他人に迎合するのが嫌いで、真実はただ一つ、誰がなんと言おうが真実は真実である。
この信念だけは曲げることはできない。