ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

つい今しがたのことなのに・・・

2023-03-15 06:49:02 | 老化現象

 先日、糖尿病性眼科検診のため半年ぶりに受診した眼科クリニックでのことです。

 先ず、呼ばれて入ったのは眼科検査の機器のある中待合のような大部屋。そして、直ぐに気づかされたのは検査機器の配置換えでした。

 以前は、部屋の中央にあったデスクタイプの検査機器が、すべて部屋の端の方にまとまって移動していました。部屋の中央に残っていたのは待合ベンチと視力検査器ぐらいのものでした。

 検査は先ず、眼圧測定から始まりました。

 眼圧の測定機も、デスクタイプのものからハンディタイプの小さな測定器に変わっていました。ですから、私は待合ベンチに座ったまま動かずに眼圧測定を終えることができました。

 次ぎに受けたのは視力検査です。場所を少しだけ移動して視力検査を終えたとき、メガネがどこにもないのに気づきました。

 てっきり、眼圧測定を担当した看護師が預かってくれているものと思っていたのですが、既に彼女、別の患者の測定に取りかかっていたのです。

「つい今しがたのことなのに、もう何も覚えていないとは・・・」
もの忘れのひどさに正直、愕然とし慌てもしました。

 そのときです。ふと足もとを見たら、私のメガネがカーペットの床に落ちていました。

 踏まれて壊われていても可笑しくない状態だったのに、無傷だったメガネを見てホッとしました。

 眼圧測定のとき、どうやら外したメガネを膝の上に置いたらしく、視力検査で椅子を移動した際膝から落ちたらしいのです。床がカーペットだったので、メガネが落ちても音がしなかったようです。

 ここの眼科は半年に1回の受診です。前回に比べ、検査機器の配置換えの他、スタッフも大幅に入れ替わっていました。

 スタッフも検査機器も、かくも大幅に入れ替わっていますから、思わぬトラブルが起きても不思議ではありません。

 とは言っても、検査のため外したメガネの置き場所がないのは眼科として致命的。是非とも、メガネの置き場所ぐらいは欲しいところです。

 ここの眼科も他の医院と同じく、患者は圧倒的に年寄りが多いです。つまり、“つい今しがたのことなのに、もう何も覚えていない” という人々ばかりなのです。

 置き忘れは患者の自己責任・・・などと、メガネの置き場所がないまま放っておいたら、外したメガネを壊すような事故が必ずや起きることでしょう。

 ・・・と思いつつ、何も言わずに帰途についた “老人性健忘症”(?)のある私でした。

 

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