ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

“好事魔多し” 雨の日と新調した靴にはご用心!

2022-05-25 08:27:37 | 老化現象

 “人生、思い通りにはいかないもの”。つくづく、そう思いました。

 食道がんが奇蹟的に消えて、胸痛もさほど心配しなくてもよいことになり、たとえウォーキング(“歩き”)で1万歩越えとなっても平気の平左。このところ快調な私でした。

 ですから、これからが本格的な体力増進に励むときと、そう思っていた矢先のことでした。

 思わぬ場所で足を滑らせ、転んで左膝を痛めてしまいました。どんな場所かと言ったら、タイル板で舗装されたごく普通の歩道です。

 その歩道、表側に粗い砂粒をまぶしてザラザラにしたような正方形のタイル板舗装で、一見して滑りにくく工夫をこらした舗道のハズなのですが・・・。

 もっとも、その日は雨の降り始めで少し濡れた状態。しかも、緩い下り坂での出来事。そんな気象条件下でも、その下り坂で足を滑らせたことなど今までありません。

 そうそう、その日履いていた靴は新調したばかりのウォーキングシューズ。雨降りに履いたのも初めてでした。当然、靴底の滑りやすさにも慣れていなかったのです。

 さて “歩き” の際、コース途中に目印(マーカー)を決め、それまでの歩測結果をメモするのが私の定番ですが、件の転んだ場所もそんなマーカーの一つです。

 いつものように歩測結果をメモするため、件のマーカーに立ち止まろうとしたら、ちょっと足が滑りました。

「危ない、これは気をつけなくちゃ!」と、少し肝を冷やしたのですが・・・。幸いなことに転ばずに済んだので、心にちょっとした隙が出来たようです。

 メモを書き終え、再び歩き始めて1、2歩して、またもや足を滑らせ今度はスッテンコロリンと尻餅を。間違いなく、これも老化のせいでしょう。

 直ぐに立ち上がろうとしたのですが、左膝は窮屈に折りたたんだ変な形。折れた音はしなかったので骨折はなさそうですが、しばらくは力が入らず、座り込んだまま動けない状態でした。

 これじゃ、助けを呼ばなければと正直思ったほどでしたが、しばらく動かずジッとしていたら、程なくして何とか立ち上がることができました。

 歩くと少し違和感があったものの不思議と痛みはなかったので、そのまま “歩き” を続けて買物も済ませました。帰宅したとき、転倒後の歩数は3540歩余、ほぼ1時間が過ぎていました。

 本格的な痛みが襲って来たのは少し休憩した後、出かけようとして再び歩き始めたときです。 

 じっとしている分には痛みも何もないのですが、曲げるにせよ伸ばすにせよ、膝を動かすとその途端に鈍い痛みが走るのです。

 翌朝になっても、痛みは引いてなかったので急遽、近くにある評判の整形外科へ。CTと単純X線撮影で骨折はなしと診断されました。

 湿布薬と鎮痛薬を処方され、念のため松葉杖も借りることにし、後は “日にち薬” を頼りにひたすら回復を待つことになりました。

 あ~ぁ、やっと1万歩越えの “歩き” に復活できたのに、また元通り歩けるようになるのは何時のことでしょう?! まさしく “好事魔多し” です。

 歳を取ったら身体は硬くなるし、骨も脆くなる。転びでもしたら骨折しかねないのも道理。そう考えたらまぁ、いいか。一応、メデタシ・メデタシです。

 皆さんも、雨の日と新調した靴にはくれぐれもご用心くださいネ!

 

 

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ご用心! 決まり事に縛られた病院側にミスが・・・?

2022-05-18 08:13:26 | 世相

 先日、胸痛の経過観察のため2ヵ月ぶりに訪れた県立病院でのこと。

 運動負荷心電図検査は、診察前に済ませておかなければならない検査です。私は生理検査中待合で順番を待っていました。

 私の受付番号が患者案内用の大型液晶画面に掲示されたので、直ぐに指定された検査室へと赴いたのですが、・・・検査室内には昇降用2階段踏み台が見当たりません。

 これを目にして、直ぐに担当検査技師にこう抗議してみました。
「ここでは安静心電図だけ、ですよネ?
 今日、指示されていたのは運動負荷心電図のハズなんですが、・・・。」
新型コロナ感染の懸念から、運動負荷はできない決まりなんですよ。」
「安静心電図なら無意味です。先生の指示を確認してもらえますか?」

 かくして検査はお預け、再び生理検査中待合で待たされることに。しばらく待っても何の音沙汰もなかったので、検査受付をせっついてみたらやっと呼び出しかかりました。

 やはり、医師から出ていた指示は運動負荷心電図。めでたく、二階段昇降を36回繰り返した結果、心電図上の虚血性ST偏位はまたもや陰性の判定でした。

 もし、あのときボーッとして検査技師の言いなりになっていたら、
と思うと「オレは、まだまだボケていない!」と少し気持ちがシャッキリしてきます。

 帰宅後、以前の記録を調べてみたら同様のことが前回受診時にもあったようです。一体なぜ、検査指示がかくも混乱しがちなのでしょうか?

 そもそも、電子カルテに書かれていた医師の指示は何? その指示を安静心電図と勝手に解釈したのは検査技師? たとえコロナ禍特有の決まり事(上記)が大事であったにせよ、後者の仕業としたら大問題です。

 ところで、件の県立病院では電子カルテはもちろんのこと、受付から支払いまで殆どの行程がデジタル化されています。

 自動受付機による再診受付けに始まり、大型液晶案内板による診察順や検査順の掲示は当たり前、個々の患者用として携帯型案内機も配布し、さらに支払いも自動支払機で精算させるのです。

 こんなにデジタル化が進んだ時代でも、電子カルテに指示を入力するのは人、それを解釈するのも人なのです。

 人にはミスが付きもの、病院では努々油断なさらぬようご用心!

どうぞ、こちらの記事も参照してください。
電子カルテにもミスはある? - ヒゲジイのアル中よもやま話 (goo.ne.jp)

 

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セルフレジ機でやはりいた、お釣りの取り忘れ

2022-05-11 08:18:59 | 老化現象

「アッチャ~、またやってしまった~!」
用心していたのに、またやらかしました。自動精算機(セルフレジ機)でのお釣りの取り忘れです。

 私がいつも使っている電子マネーはワオンカード。大抵、チャージ金額は1千円分だけ。チャージを一万円札でやると当然、9千円分のお釣りがお札で来ます。

 今まで実害がなかったからとは言っても、その取り忘れをやらかしたのは何回目でしょう。

 今回も幸い、次のお客がセルフレジ機を使う前だったからセーフだったものの、最寄りのサッカー台で取り忘れに気づいたときは、さすがに動転して血の気が引きそうになりました。

 この記事で取り上げているセルフレジ機とは、ダ○エーで稼働中の機械のことです。

 先ず以て改善すべきは、機械の自動アナウンス。特に、その流す順番にあると思います。

 支払いを済ました後、しばらくして機械から流れて来るアナウンスですが、
カードをお取り下さいお釣りをお取り下さい」の順なので、
カードを取り終わったら二番目は聞き流してしまうことが多いのです。

 ここは、その逆の順番の方が断然よく、
お釣りをお取り下さいカードをお取り下さい」に改めるべきです。

 ついでにもう一つ、セルフレジ機の構造、特にお釣りの取出し口に改善の余地ありです。出て来たお札がより目立つよう工夫してほしいと思うのです。私は、この2点の改善を提案します。
(参照先:愈々ヤバくなった “もの忘れ”? - ヒゲジイのアル中よもやま話 (goo.ne.jp)

 こんなわけで、下手を打つのはキット、私だけではないだろうと、いつも思っていました。そしたら案の定いたのです。やはり、私と同年配のオジさんでした。

 運良く、次のお客がお釣りの取り忘れを見つけてくれたので事なきを得ました。 が、そのお釣りを手渡されたオジさん、恥ずかしそうに照れ笑いをしてましたヨ。メデタシ、メデタシ?!

 

 

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耳目を引くにはインパクトのある言葉で?

2022-05-04 09:32:15 | 世相

 もうかれこれ1ヵ月ほど前のこと。NHKのTV番組を何気なく聞いていた(?)ら、上ずった甲高い声が耳に入ってきました。

「売り上げが何と、130%アップですって!」これを聞いた私の方は、
130%アップ? ・・・ってことは、売り上げ 2 . 3 倍ってこと?!」と、
“実に、素直に” そう受取りました。

 引き続き注意して聞いていたら何のことはない、平たく言えば
「去年10億だった売り上げが、今年は13億に増えた」とかいう話。

 正確な数字は忘れてしまいましたが、そんな意味合いだったと記憶しています。

 それなら単に「売り上げが前年度比30%増」またはより丁寧に、
「売り上げが前年に比べて 1 . 3 倍に増えた」と、言ってくれた方がまだマシでしょう。

 一体、何が売り上げに貢献したのかと言えば、商品のパッケージを工夫したことだったそうです。

 つまり、美容液のパッケージを変えてジェンダーフリーのイメージに一新したところ、女性客ばかりか男性客にも人気を博し、売り上げが大幅に伸びたという話なのです。

 売り上げ130%アップなどと誇張した言葉を使うから変に誤解を招いたわけで、むしろ強調すべきは、パッケージを工夫してジェンダーフリーとした点だったと思います。

 かくも、ワザと増減率を使って誇張するやら、カタカナ語や略語を使って煙に巻くやら、一見インパクトのある言葉で耳目を引こうとする風潮は今に始まったことではありません。

  “十二分に”、“危機一髪” など、昔からある言葉もその類いだと思うのですが、本気度は “十二分に” 伝わってきます。さすがに時代を生き残ってきた言葉です。

 本気度がかくも十分伝わるのであれば、誤解を招かない範囲で誇張するのも結構。言葉で耳目を引こうとするなら、最低限こうであってほしいものです。

        *   *   *   *   *

 ついでにもうひとつ、今の世の中で結構蔓延っているのが仲間内だけで通じる符牒のような言葉。意志の疎通には限定的で、しかも仲間内でしか機能しません。


 そのいい例がWeb用語やIT用語などの氾濫で、accountやURL、USBなどの基本用語でも、どこまでわかっているのか今でも怪しい私なのです。


 最近、“バズる” という言葉を知ったのですが、某氏のブログ記事で教わるまでは “ちんぷんかんぷん”。まさしく仲間内だけでしか通用しない符牒そのものでした。


「ネットで話題になり、多くの人の注目を得ること」という意味だそうで、ヤレヤレ一件落着と相成りました。メデタシ、メデタシ?!

 

 

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