3ヵ月毎に受けている食道がんの経過観察。先週、検査結果の説明を受けました。
主治医の K 先生からの説明はこうでした。
食道がんに関係する腫瘍マーカーに異常な変化はみられていないものの、
CT検査で、がんがあった部位近くのリンパ節2ヵ所に肥大がみられたこと。
転移巣か否かの言及はナシで、暫くこのまま様子をみることになりました。
このところ、唾を飲み込んだ場合でも、喉の奥の方で閊える感じがあり、
3ヵ月前の前回CT検査でも、ひょっとしたらという懸念があった場所なので、
五分五分であり得ることと思っていました。
かくも、有無を言わさぬ検査結果をK 先生から告げられ、
改めて、その懸念が当たっていたことに狼狽えてしまいました。
「愈々、私の余命も残るところ後1年足らずか?」
去年再発したときと同様、改めて覚悟するよう強いられています。
死は、単に意識がなくなるだけなので怖くないと言っていたはずなのに、
一体私は、何に怯えているのでしょうか?
やはり、食道が塞がって、飲み物・食べ物を一切口にできなくなる
ことが怖いのです。
水がまったく飲めなくなったら、生命はもっても6~7日間と聞いています。
ですから、飢えに苦しんだとしても精々1~2週間程度のことでしょう。
怯えているのは単にそれしきのこと、恐れなくてもいいはずなのに怖いのです。
さて、私に残されている対抗手段は高額のオプジーボだけ、と聞いています。
そんな高額な治療を受ける価値が、この年寄りにあるのでしょうか?
今まで72年間も生きてきて、できなかったことは山ほどあり、
辛うじて成し遂げたことと言えば、ほんの僅かで些細なことばかり。
誇れる実績のない私には、そんな高額治療を受ける価値があるとは思えません。
また、たとえ高額治療を受けて生き延びられたとしても状況は今と変わらず、
老いた私にできることと言ったら、むしろ益々少なくなるばかりでしょうに・・・。
この辺が丁度、年貢の納め時(潮時?)なのだろうと、やはり思えてくるのです。
こんな具合に、しょぼくれて負け惜しみを言ってぼやきつつ、
どうにかこうにか心を落ち着かせようとしている昨今の私です。
弱気ノ虫カ? 修業ガ足ランカラ肝ガ据ワッテナイナァ!
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