ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

切羽詰まったときは親の “延命治療拒否” も反故にする?

2024-03-20 08:23:45 | 食道がん

 いざというときは夫婦共々 “延命治療” を拒否が希望。
この件に関しては珍しく、相方とも完全に意見が一致しています。 

 それなのに、食道がんの肺転移で “余命半年” と宣告された旨、
長男に知らせたら早速、我が家にやって来て、
「他の専門医なら、まだ他に打つ手があるのかも・・・。
 今度の再診のときは是非、主治医に会わせてちょうだい」と、
エライ剣幕で
まくし立ててきました。

 まさかの余命宣告を知らされてよっぽど動転・動揺したのか、
脊髄反射的に思いついたのが親の延命だったのでしょうか?
普段の冷静さはどこへやらでした。

 常日ごろ、親の私が口酸っぱく言い続けていたこと。
「身体にチューブをつけまくって命だけ長らえるなんて御免だ!
 そんな延命治療なんてイヤだ!
 疼痛を和らげる緩和ケアだけで十分だ!」と、

“延命治療拒否” を希望していたにもかわらず、です。

 私と同様、“延命治療拒否” を主義とされている方は、
“まさかのとき” の
身内の乱心に十分ご用心くださいませ。
ご忠告申し上げます。

 ちなみに、私に残されている治療法はオプジーボのみだそうです。
せいぜい20~30%のがん患者にしか効果はないとされるオプジーボは、
健康保険制度を破綻させるだけの、ある意味、延命治療みたいなものです。

 それに、オプジーボには重篤な副作用もあるそうなので、
私としては受け入れ難い治療なのです。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (りぼん)
2024-03-20 13:48:22
ご長男さんは、納得されましたか?

私も、家族が元医療関係なので、延命治療のしんどさを聞いています。
「ご本人の希望が、最優先されるべきであり、家族であっても、口出しすべきではないと思っています」
と言っています。

ヒゲジイさんの希望される治療を優先されると良いですね。
Re. りぼんさんへ (ヒゲジイ)
2024-03-20 17:08:33
コメントありがとうございます。

「すぐに延命処置をしないと死にます!」と、医者に脅かされたら、
身内なら誰でも “延命治療” 開始に同意してしまうと思います。
とっさのときについ反応してしまうのが “延命治療”。
一度始めたら死ぬまで外せません。患者にとっても地獄です。
自分の意思は、よほど常日頃口酸っぱく言ってないと反故にされかねません。
私の場合は大丈夫、自分の意思を通します。

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