歯の浮くようなお世辞でも、褒められたらやはり嬉しいものです。
先日、Face Bookで面白い記事を見つけました。何でも、心のあり様が身体のある部位に象徴的に現われることを処世訓に仕上げたもののようで、表題は “身体の10訓”（？）とか言っていました。
そのいくつかを上げてみると、たとえば、
○ 性格は “顔” に出る ○ 生活は “体型” に出る
○ 感情は “声” に出る ○ ストレスは “肌” に出る
○ 落ち着きのなさは “足” に出る
などです。結構、しっかり的を射た訓言ではないでしょうか。
それらの中に、身体の部位ではない “服” という言葉を用いて、こういう訓言もありました。
○ センスは “服” に出る
センスは身に着けている物すべてに及ぶハズですが、特にそれが凝縮して現われるのが “服” だと言うのです。もちろん、着ている人本人のセンスの良さを指しているのでしょう。
まさしく図星だと思うのですが、個人的には少し幅を持たせた意味合いにしたいと考えます。と言うのも実は、私にはこういう経験があるからです。
私の大のお気に入り、1着のテーラードジャケット（以下、ジャケット）のことです。30年ほど前、相方に買ってもらった古いジャケットで、黒に近いダークブラウンのベルベット生地で出来ています。
このジャケット、たまに着て出かけるときがあるのですが、初対面の女性に限ってどういうわけか私のセンスを褒めてくれるのです。
「オシャレですねぇ！ 帽子もお似合いですよ、とってもステキ！」と、
そのときに被っていた中折れ帽までベタ褒め状態に･･･。
褒められて悪い気はしませんから、ついついその気になる私なのですが。
ところが、自分自身で選んだ他のジャケットを着たときはこうはならないのが普通。それが生憎なところでもあり、とても不思議でもありました。
こんな経験があったからこそ私はこう思うのです。“服” そのものとそれを着る人とを並べ、両者の相性の良さを見立てた人こそセンスのいい人ではないか、と。
そうなるとその結論は･･･これは言わぬが花でしょう、ネ？
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壮絶な底つき体験も拝読しました。
現在本人は飲酒量をコントロールしているため、底つき体験に至ることはないかもしれませんが、前頭葉の動きがにぶっているためか、周囲の感情への配慮がなく、家族を悲しませています。気づけば連絡をくれる友人もいなくなりました。
この体験をしなければ気づけない、体験したとしても気づけないかもしれないことを思うと、逃げ出したくなります。ひげじい様は、サラリーマン時代に飲酒を続けていた時、どのような出来事があれば断酒に向かえたと思われますか？
さぞご心痛のことと拝察します。
コメントを拝見する限り、あなた自身も
既に共依存に陥っているようにもお見受けします。
とても由々しきことです。
さて、
＞サラリーマン時代に飲酒を続けていた時、
どのような出来事があれば断酒に向かえたと思われますか？
飲酒を続けている限り最早、独力での断酒は不可能と思います。
家族がいくら気をもんでも、本人には無意識の内に甘えがあって
家族の言うことなど聞かないでしょう。
ここは、第三者（信頼のおける医者や行政）を介して
すべて医療機関に任せるしかないのでは。
その際、できれば外来での連日受診が可能で、
酒害教育に力を入れている医療機関をお勧めします。
本人にとっても最も手強い心理的抵抗は現在に至るキャリア、
学歴・社会的地位・家族の存在など。
即ち、過去のしがらみや、恥、外聞です。
薄々、自分が病気と知りながら、これらが怖いし、手放せなくて、
酒で現実を紛らわせている側面もあると思います。
これもひとつの “否認” の現われです。
“断酒に3年、回復に7年”
アルコールを断つには、ものすごく長い年月と忍耐が必要です。
あと、底着き体験は断酒が定着したときに初めて気づけるようです。
経験者でなければわからない、深いコメントをお返しくださり、ありがとうございます。
医療機関に行ってくれればこんなに悩むことはないのですが、本人は全く行く気がないし、私が本人を依存症だと考えていることに立腹し、攻撃してくるため心身ともに疲れ果てています。離脱症状による幻覚も、うつ病によるものだと決めつけており、否認を決め込んでいます。ちなみに、離脱症状の時に自分が起こした事故により、大けがをしましたが、本人によるとそれも私が病院に行くように言ったためだそうです。一緒に生活することはもはや難しいのではと考え、別居の準備も考えています。
しかしながら、今一歩、できることをして、後悔の少ないようにしたいので、付近のAAを探して行ってみたいと思います。別居の前に、本人に参加をすすめてみるためです。
実は、私も阪急沿線に在住です。おすすめのAAはありますでしょうか。病院は、神戸の有名な専門クリニックで一度無理やり受診しています。一度連れて行くのも相当大変でしたが、二度と行く気はないようです。
離脱症状で幻視・幻聴があるというのはアル症の末期症状で、遠からずアルコール性脳症にまで進行するでしょう。
＞私が本人を依存症だと考えていることに立腹し、攻撃してくる･･･
何かにつけあなたが悪いと言い張るのは他罰的態度の典型、これもアル症の特徴です。AAの仲間は自虐的に、“言い訳する ウソをつく 人の所為にする” という言葉でよく揶揄してました。
共依存にはお互い離れているのが一番と言いますから、別居には大賛成です。
なお、お勧めのAAということですが、
コロナ禍により、AAのミーティングを離れて早2年半余。
私が通っていたグループも解散してしまいました。
AAの各グループは、世話人の人柄が強く出ますからそれぞれ個性的です。
相性のよさは自身で行ってみなければわかりません。
ミーティング会場は “AA KCO” で検索すればわかります。
ミーティングに出て話を聞くだけでもいいので、
本人が自分の無力を知って、その気になってくれればいいのですが･･･。
私たちの関係は共依存なのかもしれません。夫の飲酒問題がこんなにはっきり出るまでは気づきませんでしたが・・。最近、自宅ではよく眠れず、仕事にも体を引きずるようにしてやっと通っていました。
いただいたコメントを拝読して、背中を押されたような気がします。
「何度も同じ話はしない」という夫とは、飲酒問題について話を避けていましたが、今日久しぶりに話してみたところ、本人は減酒しており、体調も良いため全く問題がない、そんなことを言う私の方がおかしい、という論調でした。私が家を出ることについても冷静に受け止めていたので、今後の彼の病状が心配ではありますが、それについては本人は全く問題視していません。子どものことを思うとこのまま我慢した方がよいのかもしれませんが私のメンタルを守るために別居したいと思います。
影ながら応援していますよ。