「啓蟄」とは、『啓蟄(けいちつ)は二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月6日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から5/24年(約76.09日)後で3月8日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の春分前日までである。』と、ウイキペディアで検索すると出てくる。今年は3月5日(本日)が該当するようである。
「冬ごもりの虫が這い出る」とあるが、我が家の畑ではそのような現象は今のところお目にかかれない。まだまだ朝の冷え込みが厳しくて、地温が上がらないのかも 知れない。だが気温の方は時間の移ろいとともに上がってきているようで、庭のサクランボの蕾の膨らみが大きい。じっくり見てみると、中に数輪開花している花がある。
近くの枝を良く良く見てみると、蕾の先が仄かに白くなり、開花寸前のものも多い。
総体的に見ると、まだまだ気温は高くはない。「ミツバチ」が飛び回るにはまだ早いと思うが、今の時期に開花すると受粉をしてくれる「ミツバチ」よりも早くヒヨドリが飛んできて、花弁などを食べ尽しそうで心配である。何せ飛来してくるのが1~2羽ではないので、数日のうちに花は食べ尽されることになる。追い払うわけにもいかず、どうしたものだろうか。
自然はなかなか思うようには移ろわない。今日も気温は昨今の最高温度を記録したようだが、「啓蟄」という言葉通りには生き物も動いてはいないようだ。「ミツバチ」の早めの飛来を期待するところである。