マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

クリイロベッコウマイマイの観察 その4

2016-11-28 | いきもの(かたつむり)


尾っぽの先に付いた土が気になるクリイロベッコウ。






で、身体をU形にして、口で取ろうとしている。






かたつむりは、何かに気をとられるとき、お目目(大触角)が縮まるのね。。






で、取った、、、はずが、取れていないみたいだ。






しかし、当人は取れたつもりなのか?関せずに、下降。






そして、葉っぱの下に潜っていった。。。。






ベッコウマイマイ科の、このように尾っぽの先に突起のある種類は、
かなりこの部分が弱点のようだ。






実は以前、カントウベッコウマイマイを飼育した際、
尾っぽの先に、不思議な白い液体のようなものが見えることがあった。



で、今回のクリイロベッコウは?と言うと、、


相手はなにせ、殻が5、6ミリの極小もの。
こっちは、老眼バリバリ入っちゃってる初老もの。

確かにそう見えた!と言っても、自分で自分にいつでも疑問符?みたいな。





しかし、、
今まで二種のベッコウをじーっと見ていた私のタダの根拠のない勘からして、
あの尾っぽの先からでるものは、
大切な突起に付着物がつかないようにするための、
ズバリ!ワックスみたいなものだと思う。



まぁ、あとは後進にすべてをお任せしよう( ̄ー ̄)
(つか、そんなのいるのかっ?)










で、先日11月の東京に珍しく雪の降った日。。。
さすがにワカケは、いない。






いつもは、葉っぱの裏で寝ているクリイロベッコウは土のなかにいました。






一方、わが家の家貝は、相も変わらずに好物のウマウマを、
むしゃむしゃと食っていたのであった(・◇・)/



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クリイロベッコウマイマイの観察 その3

2016-11-22 | いきもの(かたつむり)

ベッコウマイマイの大きな特徴は、黒くて長い尾っぽと、その先についたツノのような突起だと思う。

一度、自然博物館の学芸員さんに聞いたところ、おそらく、これはセンサーのような役割があるのでは❓
‥との話だった。



で、以前カントウベッコウマイマイを偶然飼育したときの写真を改めて見ると、しばしば尾っぽの先を舐めて手入れしていたっけな。。


そして、今回のクリイロベッコウマイマイなんですが、、



流石に、室内とはいえ冬場❄️
昼間は、葉っぱに包まれて寝ています。
外ならこのまんま春までじっとしているはずだ。。



しかし、クリイロと言われるだけあり、ミニサイズの焼き栗みたいだなっ。

その寝姿は長い尾っぽは出したままに殻の後ろでクルリと巻きついていて、まるで栗色のボタンを黒い糸で葉っぱに縫い付けているようだ。



光に当てるとミルクキャンディ色になった❗️



ベッコウマイマイは、べっ甲の名のごとく、光の具合でいろんな色目に変化するのが面白い。



豆腐を食べるクリイロベッコウマイマイ👀



尾っぽの先に、わずかに土が付いているぞ。どうするのかな❓



身体をクルリと曲げて、口で土を避けましたね❗️
やはり、尾っぽにはかなり神経質なようだ🫢



自分のフンが尾っぽに付いていると、、



やはり、口でとっていました。


う〜ん
確かに尾っぽの突起はセンサーかも❓と言われるだけのことはあって、
この種のマイマイの行動に何かしらの影響を与えているのは間違いなさそうだ🤔

続く。。🐌
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クリイロベッコウマイマイの観察 その2

2016-11-18 | いきもの(かたつむり)


本来、広葉樹の林床にお住いのクリイロベッコウ。
あれこれとエサを試すなか、豆腐の隣の海苔へと移動。






が、そのままスルー。
ただの通り道以外、何者でもないって感じか。





ちくわも与えてみた。
これも、ちょびっと興味を示すものの口にはせず。

やはり、山の貝は海鮮系がお好みではないようだ。





その後、ご飯、チーズを出してみる👀

ご飯は、多少ごにょごにょやっていたが、食べるまでには至らず。
チーズは、食感なのか?匂いが原因かは判らないが、明らかに逃げた💦



…そんな感じに入れ替わり立ち替り、試してみた結果、このかたつむりが積極的に食べ続けるえさは、林から持ってきた腐葉土と、その下敷きにしたキッチンペーパーだったのですっ。

確かに排出するフンも土色とともに、ペーパーの白色が主だっています。





とにかく、今のところ、にょろにょろとよく動いて、食べるもの食べて、出すものも出してくれている様子。。




やれやれ😓
これなら、師走までの飼育は大丈夫かもしれないな。。。



続く

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クリイロベッコウマイマイの観察 その1

2016-11-16 | いきもの(かたつむり)

探そうと思うと現れず、
何にも考えないときに限って、ひょっこり見つかったりすることはよくあるもの。


今回見つけたかたつむりも、
木立の中で、我が家の陸貝たちのすみかに少しばかり持ち帰ろうとした小枝と葉っぱのなかに、
たまたま入っていたのである‥‥すごい確率だ😑




それがこの貝。
クリイロベッコウマイマイなのですっ。

以前、短期間飼育したカントウベッコウマイマイに比べて、少し小ぶりな殻の直径はだいたい6ミリほど。。

そして、カントウベッコウほどの照りはないものの、この種の貝の特徴でもある飴色の殻で、カタチは文字通り、栗のようにコロリとしている。

黒く蛇のように波打つ細長い身体は、上部が黒く、下がグレーの二層構造だ。
で、先には尖った尾っぽも確かにあるぞ❗️



( i _ i )か感動っ。。。。。





早速、持ってきた葉っぱや枝とともに土も器に入れて、にわかの住まいを作ってみました。

前回、カントウベッコウマイマイの観察では、肝心のエサが最後まで判らず、何を与えても殆ど食べないまま、哀しい結末を迎えてしまったため、今回は考えうる限り慎重に観察したいと思います。

で、まずはエサをいろいろ試しながら、一応、1ヶ月の限定で観察してみることに。。




先ずはニンジンを与えてみると、、👀
おっ?早速食いついてきましたっ!







が、その隣の豆腐へも興味を示した様子。
いや、示すどころか、美味しそうに豆腐を食べはじめました。







ひたすら、頬張るクリイロベッコウ。
やれやれ、先ずは一安心‥‥😓








そのまた隣には海苔を配置。
果たして、これには食いつくかな?

とにかく、思いつく限りのえさを置いています笑



続く。。。。



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戦国ワカケ

2016-11-14 | いきもの(その他のケモノ)


都内のとあるビル。。。



そのビルの5階通気孔を巣として陣取るのが、こちらのムクドリ一家🏠

恐らく、かなり以前からこの巣を手中に収めてきたらしい。。



一方、階下の4階を陣取るのは、このワカケホンセイインコ❗️

この鳥、そもそも、お国はインド、、、
のはずが、バブル期にペットとして連れてこられたのを飼い主が手離したことから野生化した経緯をもつ外来種なのです。
鳥までもが気の毒にバブルに振り回された結果、路頭に迷ったわけなのね💧




とはいえ、このワカケ。
そんな不遇をものともせずに、その後の野生ライフを謳歌し続けて、都内でどんどん個体数を増やした結果、こうしてわが家の前でも暮らしているのである。

しかも、やつらは今年、上階に住むムクドリ家まで我が物にしようと虎視眈々。。

今も、雄が首の周りの赤い輪をむき出しにして、先住者を威嚇しています💧




と、見上げれば、、たくさんのワカケたちがいるぞっ⁉️

実はこれ、仲間を呼んだわけではなく、ビルの小さな穴を巡って、ムクドリばかりか同種でも争っているのであった💦

そう、、
太平の世は終わり、時代はいよいよ戦国期に突入したのである⚔️




暫し睨み合いのあと、1羽が飛ぶと、いよいよ戦さは始まったようだっ❗️




1羽のメスが身体で巣を守れば、その上をつがいらしき雄が回りに睨みをきかせて、見事な戦術だっ❗️



こんな調子で毎朝続く、戦国ワカケっ。
とにかくうるさいっ。うるさすぎるっ💧




一方、いまはどうやら来春の繁殖に向けた恋の季節でもあるようで、雄は自慢の尾っぽの手入れを怠らないっ笑



で、メスに近寄り、自慢のダンスをはじめたぞっ。




アタマを振り振り、ワカケのダンスが始まりました👏




ちゃんと見てる〜❓と時折り止まっては雌をチラ見なんかもするしっ笑




おや❓メスが頭を下げてますね👀




チューをしたぞ‼️
これはカップルの誕生ですねっ🎊




こうして、恋は実れば、残るは5階の領地を何が何でも手に入れるのみ‼️

というわけで、まだこの煩さは、続くらしいが💧💧
戦もすれば、恋のためには踊りも踊る。

面白すぎるぞ。ワカケホンセイインコ。。。

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