マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

西丹沢・犬越路から檜洞丸へ

2013-05-27 | 山(丹沢)

これ西丹沢、檜洞丸頂上にたってる看板なんですけどね…。


安易に犬越路経路で降りちゃお~っとするハイカーに「ちょっと待てよっ」というわけよ。
じつは……まさにワタシも3年前の冬、雪と氷の山のなかを軽はずみに下山してしまいまして、「ありゃ~マジで遭難するか!?」と思ったことがあるのです(´・ω・`)

それがあんまりにも強烈だったもので、それ以降犬越路から檜洞丸経路は一度も歩いたことがないのですよ。。。


でも…。しばらく時がたってふと先日思ったのです。

あの日あのとき一本の鎖を掴んだまま、絶壁の凍った石場で足を滑らせて宙ぶらりんになっちまった現場をもう一度訪れてみようかねぇ(´・ω・`)…みたいな?
そう、サスペンス的にいえば犯行現場に戻ってくる犯人か?


そんなわけで、、、。
前置きがムダに長くなりましたが、西丹沢から本日檜洞丸を目指して出発したわけなのです。
しかし…平日月曜日というのにお花目当ての登山者だらけ~!で新松田からのバスは、ぎうぎうの満員状態でした。


* * *

用木沢出合から犬越路までの路は風も通らず蒸し暑く、初っぱなからワタシやられちゃいました。。。で、省略ねっ。




やっと上がった犬越路からまわりを見渡せば、本日すべてが雲の中なり。
それでも雲に隠れた大室山はやっぱり「大室山」なのでした。





笹をかき分けたその先、この朽ちたブナの立つ鞍部のちょうど真下に犬越路トンネルは走っているのですね。
おっ、いよいよ向こうにハシゴもみえて来ました。。。




ここ、なんてこともない昭和35年?と刻まれた古い標石のたつ小ピークだけどさ……お次のピークはあの小コウゲ!(変換が面倒くさいので省略)ですからね~。




いまそこにある危機から一旦、遠くに目をやるものの、雲に隠れて先がなんにも見えないし(´・ω・`)…。








そんなわけで、まずは小コウゲに向けて登っていきます。…でも、あのとっても怖かった鎖はこれじゃないんだよな。。。




小コウゲをなんとかこなせば、その先やっと大コウゲ(変換が面倒くさいのでこれも省略)が顔を出しました。
さぁ、この先一気に250Mほど上がります!

目を凝らせば…まさにヒトが鎖に掴まってるのが見えますよ!
きっとアレだよ~!アレアレ!!




(・Д・)ノ!!




見下ろしてみて、間違いありません。。。
あの日雪だらけの崖から見下ろせば、2本の鎖が垂れ下がっていまして左側に雪が多かったために右側の鎖から降りていくと…。

急に足場がなくなりいきなりすべって宙ぶらりんになったのでした( ̄O ̄;)
きゃ~!いま考えても怖いわ~!!




んで、あらためて冷静に見上げてみれば…。
たしかに左側の足場がない!あの空間で雪のなかワタシゃぶらさがっていたんですぜー!!


でも、、、そのあと……(・ω・)


そんな宙ぶらりんでジタバタするなか、ふと上を見上げれば、ひとりのオジサンが無表情で立っていてワタシを見下ろし一言。


「アンタ登りたいの?降りたいの?」


( ̄(工) ̄)‥‥。


(じつはそれが一番強烈だったんですよ~!)



ありありとその様が浮かんできたものの‥……気を取り直して大コウゲへ向かいますです。。。




また、鎖か!?




ここなんていま見てもどうやって登ったのだろう。。。







そんなこんな、ほとんど休憩なしでよじ登っていたため、やっと大コウゲで糖分補給を。
このピークではアセビとカエデの大木のこんなコラボもみられましたよ~!




雲間からやっと熊笹の峰が現れました。




熊笹の峰は…。






いろんなブナたちが横たわっていたり…。




佇んでいたり…。



やっとみんながお目当ての花も迎えてくれました(=^ェ^=)





吸い込まれそうな谷底。
檜洞丸周辺はブナの立枯れとともに本当に崩落が激しいですね。。。




バイケイソウが見えてこれば目指す山はもうまもなくですよ!




霧の檜洞丸山頂。


…そんなこんなの6時間の山行きでした。
しかし、バスも車も満員満車!なのに、今回歩いた犬越路からの同じルートを行く人に出会ったのはわずかふたりだけ。
それでも平日にもかかわらず、お子さん連れも含めて頂上からのたくさんの人と今日はすれ違いました。
さすが、お花の季節!
本当は、熊笹の峰周辺のブナ散策も兼ねて、ぜったい登りのほうが楽しいと思うんだけどな。。。





おまけ(・Д・)



シロヤシオって個人的には花より葉のほうが可憐だとおもう。



誰かがシロヤシオ?と。。。ガクウツギですよね。



帰りがけのウェルキャンプ場内で見つけたイボタガ。怖い~。。。



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かたつむりと相撲をしてみる

2013-05-24 | いきもの(かたつむり)

なんだか……( ̄(工) ̄)

背景と同化しちゃっていますが、いつもいつも食っちゃ寝ばかりのこの貝。
いまもゴソゴソと砂利のなかにウマウマが間違って落ちていないかどうやら漁っている様子。。。



あの…人間だってメタボやら肥満やらで連日騒いでいるんですから、、、、キミも少しは身体でも動かしたらどうかね(・ω・)?




…というわけで、ハッケヨイノコタ~~(・Д・)ノ!





がっぷり四つ~~!!
コイツ生意気に貝のくせして引けをとらないつもりだしっ。





……おっ、寄り切るつもりか…?



と思いきや、上手投げで決めた~~!



……(・ω・)?






……はずが、決まらない。


プププ~~。キミには投げ手は不可能なのだよ。
なぜならキミはただの貝。一度くっついたら離れられない習性があることをお忘れかね?

せいぜい決め技は「粘り手」ぐらいではなかろうかのう……(⌒O⌒)





んで仕切り直し。
今度はこっちが反撃だしっ!





貝の「抱え込み」。




お次は首をつかんで…。




「吊り出し」!!
どうだっ、参ったか~~~!?






……?






といってオマエ逃げる気かっ!?

























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笑うかたつむり

2013-05-12 | いきもの(かたつむり)

いつものように朝一番、部屋の棚に置かれたかたつむりのケースを覗いてみれば。。。





おや……?(・◇・)



とってもマイペースな土管が好きな「ドカンちゃん」。

今日は、朝も早よから半身を土管から出してかなりご機嫌な様子ですよ~。
ほらっ、アタマから頭瘤(とうりゅう)まで出しちゃってるし!

頭瘤はまわりのかたつむりたちに自分を好意的にアピールする際に出す、かたつむり特有のサインのようなものなのです。




曇ったケースからではわかりにくいため、ドカンちゃんを驚かさないようにそ~~っとフタを開けて直に俯瞰してみることに…。

おっ?(・●・)
よく見りゃ、例の貪欲くんが竹炭にアタマつっこみ尻隠せないでおとなしく寝ていますよ…ププッ。。。




どうやら現在相当なご機嫌モードに入っちゃっているドカンちゃん。。。

これなら真っ正面から今日は撮らせてもらえるかな…?





も少しいけるかな…?





















窓の外はとっても快晴!夏日和の本日。。。

どうやら朝からご機嫌のかたつむりなのでした。



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かたつむりの肺(その2)

2013-05-11 | いきもの(かたつむり)
貝は貝でもかたつむりは陸で生活をする肺を持つ貝。

しかも同じく陸棲のヤマタニシのようなふたも無し!
そのかわり、冬場などは乾燥から身を守るため以前書いたこんな感じで膜をはるのですね。





そんななか。。。
珍しくこの季節に膜(エピフラム)まで張ってスヤスヤと居眠りしている一匹がいますよ~。

しかも、肺に通じる呼吸口が全開しているのが膜を通してもよ~くわかりますね。
おそらくこれは、膜を張れども熟睡までには至っていないのでしょう。




なんて思いながらしげしげと観察をしていれば…。




!!!




しかも、わざわざ殻にぶつけてるし!貝のくせしてアタリ屋気取りか?




しかし、この軟体って。。。



あまりにも怖すぎる……。( ̄(工) ̄)





オマエもさ…。

たまには何処かにカワイク隠れて、少しは小さくなっていなさいよ~~!!







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久しぶりの大山北尾根へ(丹沢歩き)

2013-05-06 | 山(丹沢)
初めての大山登山で、表参道からヒーコラしながら登ったはいいが、ヒトヒトヒト~の大混雑。
で、おまけに下界は真っ白!なんにも見えずにマジ最悪……な~んてよくあるはなしですよね。

野生動物救護施設のボランティア仲間Kくんもまさにそんなクチ。

いえいえKくん!大山はホントはとっても奥が深くてスゴイ所なんですよ~。



…というわけで、今日はKくんと一緒に大山北尾根を歩いてきました(=^ェ^=)
じつは私自身ここを歩くのは約2年ぶりなのです。お天気もとっても良いし楽しみですよ~!





ヤビツ峠バス停を出発して門戸口経由で県道沿い。。地獄沢口から北尾根へ本日は向かいます。



混合林の続く明るい尾根歩き。




ここって立派な赤松がたくさん見られるんですよね。。。




だから、エビフライもたくさん落ちていますよ~。
これ、リスが食べ残した松ぼっくりなのです。



丹沢三峰から丹沢山までの美しい山並みを望みながら、急な登りにひと息入れます。




んで、コレを使ってなにが見えるか覗いてみれば…。


(・Д・)!


丹沢山の山頂でどこかのおさ~んがカップヌードルのカレーを食べているのが見えました!

エヘヘ。。。




動物行動学がもともと専門のKくん。
ちょっとしたことで野鳥のあれこれがわかる様子。
例えば、鳥の小さなウブ毛が散らばっているだけで、これはトラツグミの羽でおそらくここでオオタカに襲われたものだと。。。まるで殺人事件現場の推理みたいな?
で、そんな話を聞きながらいつのまにか目指す先が見えてきました。




御料局境界標石の先が913ピーク。




この16号鉄塔の下は。。。




丹沢の山々を見晴せる最高の場所なのです。




そして、あの先のピーク、ミズヒノ頭を目指します。




急登をこなして右へと進めば、パノラマワイドな北尾根の全容が見渡せる場所に到着しました
向かう先の大山まで続く稜線は春色そのもの。。。



やっぱ、丹沢サイコー!ですな。

ミズヒノ頭周辺の開けたところには、至る所迷路のようなケモノがエサを求めてたどった痕跡が見られます。
おそらくアナグマではないか…と。。。




西沢ノ頭も過ぎ、ヤセた尾根を抜けて…。




モノレールが見えてきたその先。。。



左手に続く尾根口にはネクタイがたくさん掛けられています。
この「キンメダイ」ってどーいう意味なんでしょうか(・ω・)?




ホントはこの尾根も久しぶりに歩きたかったのですが…。
今日はそのまままっすぐモノレール沿いに大山を目指します。






たのしい北尾根の木々。。。




まもなく大山に到着ですよ~!




今日の北尾根では祝日にも関わらずたった3人しか見かけず、とても静かな山歩きができました。
次はエゾハルゼミが鳴く頃にまた来てみようかな…?



* * *



ところで、ここは大山を下りた先のと或る大堰堤のうえなんですが。。。
昨年のこの時期、Kくんはこの堰堤奥の沢沿いでフィールドワーク中、カモシカを見たんですってさ!
こんなとこにもいるのか…。

一度は丹沢のカモシカにワタシも出会ってみたいものです。














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野生動物レスキューの現場にて

2013-05-02 | いきもの(その他のケモノ)


新緑眩しい山のなか。。。




この路の先に保護された野生動物たちの救護施設があるのです。
今日はワタシ、久しぶりにそこでのボランティア活動をしてきましたよ。




あの奥が鳥獣舎…。




小屋の横には施設を訪れた見学者にもわかるように、現在保護されている動物たちの紹介がボランティアの方の手で掲示されています。いまは、チュウサギ、ゴイサギ、コサギにカモメがここにはいるのかな。


んじゃ、まずは鳥獣舎の掃除ですよ~(・◇・)



で、掃除のあいだ中、すぐとなりではオオタカがジト見だし。。ワタシオイシクナイヨ。。。




さてさて本日一番に保護されてきたケモノは。。。




まだ、生後1週間ほどで、目が開かない手のひらサイズの赤ちゃん!




ヨチヨチ歩きでフレームアウトしまくりだし。。。。




どうやらこのケモノ、犬の赤ちゃんと間違えて拾って育ててしまう人がいるんですって。

……んで、育ててみれば。。。



化けて出たのは「タヌキ」でびっくり~~!!ってわけ(・ω・)


今度このチビ助に会うときは、ぱっちりおめめでワタシを出迎えてくれるかな…。



その後のチビ助は…こちら!




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連休半ばのマイマイたち

2013-05-01 | いきもの(かたつむり)
昨日と今日はワタシお仕事していました。。。



んで帰りがけ、ウチのすぐ前のバーのオヤジんとこで軽く一杯…。
ガラス向こうがすぐわが家っつうのも果たして良いのか悪いのか…。。。



まっそんなことはさておきまして……。
そろそろここらでウチのかたつむりのヤツらをまともに紹介してみようかと思いたちましたよ(・◇・)
(そんなことどーでもいいですか…?)

本当は系譜にして見せたかったのですが、、、ワタシにはそんな難しいテクは使えないため悪しからず。
いつものようにスクロールして見てくださ~い。



先ずは親かたつむりから…。


これ、見てのとおりすでに鬼籍に入ったマイマイ。享年6歳半…合掌(-_-)




もう一方の相方マイマイはというと、、、推定6歳のウマウマ大好き!貪欲マイマイ。


そして、この2匹が約2年前にお互い産み落とした卵は100個あまり。。
そのうち孵化して今に至るは…。




こちらマイマイ5匹であった!




ズラリ並んだかたつむり5兄弟。。




いつも一緒の仲良し5兄弟。。。ってホントかどうかは知らんが…。



冬眠前までは大きさが様々だったけれど、皆それなりの貫禄になってきましたね。
君たちもまもなく大人の仲間入りになるのかな。。。

まっ、親以上に長生きしてくださいな!















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