マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

桜の葉っぱと かたつむり

2023-11-29 | いきもの(かたつむり)


かたつむりはいついかなる時も好物は同じかというと、わりと違ったりするのである。
で、この季節はニンジンよりも桜の葉っぱに目がないらしく、いまはわが家で一番に小さな貝が夢中に食べていた👀


これ以上ないくらいに貝の歯で削ぎ落とされた葉っぱは、貝どもの強欲さをよく表している😑



別の日もこのとおり。。
葉っぱについての食品ロスは貝たちにはどうやら無縁の問題のようだ。素晴らしい。


一方、貝ぬしは今日もせっせと落ち葉拾い🍂に。。

実はこれがなかなか面倒でして、桜の葉っぱならなんでも良いというわけじゃないんですよーっ😅
どうやら貝たちは、ソメイヨシノの大きくて硬い葉っぱは好きじゃなく、ムカつく💢ほどに見向きもしないのです。

確かに桜餅の葉っぱもソメイヨシノじゃなくて、柔らかい大島桜。。

とはいえ、見た目ではどれがそれだか❓なんて、貝ぬしには当然分かるわけがないし、わざわざ山までいって同じく柔らかいヤマザクラの葉っぱを取ってくる暇もない💦

で、歩きついでに落ちている葉っぱを拾いながら、その厚みを確かめては少しずつ集めているのでした。。

かたつむり飼育者ってわりと涙ぐましいことしてるってわかってくれましたかー😭


なーんて貝ぬしの苦労は、お腹いっぱいになった今のキミにはわかるはずもないっ笑

ま、いつまでも小さなままのキミは、ただ食っちゃ寝だけしてこれからもただ元気でいてくれたらいいかな。。

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かたつむりの頭瘤はなぜ出るか?

2023-11-26 | いきもの(かたつむり)


貝ぬしの横着のため、久方ぶりにピカピカ✨になったおウチで寛ぐ貝はまもなく3歳になるかならないか。。

アタマに現れたコブ(頭瘤とうりゅう)を見れば、目下、この貝がご機嫌なのは自明の理。
そして、朝からずっとそんな上機嫌は続いているのです。



お😶動きだしたようだ。



動きながらも、金平糖のように不思議なカタチをしたアタマの瘤は出たままに。。
よほど、今朝は気分が良いのかな❓



で、このまま大好きな風呂に入っていく、、



かと思うと、クルリ➰とUターンしましたねっ😯


貝の気まぐれはホントわからないな😅


おまけにアタマの瘤もなんだか小さくなってるし。。



で、素にもどる😑
すっかり貝のアタマはスッキリもとに戻ってしまったようですね。
もしや貝ぬしが邪魔したかな💧💧


かたつむりの頭瘤の不思議さは、もしヒトが作ろうとすれば不可能なほどに凄く複雑なカタチをしているにも関わらず、ちょっと目を離しただけでいとも簡単に現れ出て、また反対に瞬く間に消えてしまうということなんですよね🤔

普段かたつむりはこの頭瘤で、周りに自分という一個体をアピールしていると考えられているようですが、未だはっきりしたことはわかっていないらしいし。。

一応これまでの貝ぬしの観察経験から振り返ってみると、、

⚪︎頭瘤は同じ種類の貝でも、その大きさにかなりの差が見られ、実は一度も見た記憶がないまま一生を終えてしまう貝もかなりいる気がする。

⚪︎頭瘤は普段からよく食べ、よく動くような、長生きで元気な個体に出やすいのは確かだ。

⚪︎頭瘤を出しているときの貝は、高い場所や物の上などに単身じっと居る、またはのんびり徘徊していることが多い。

⚪︎頭瘤は掃除の後など、快適でキレイな環境下に寛ぐ個体に出やすい。

⚪︎ただし頭瘤はどんなに気分が良くとも食べたり寝たりしている時に出ることはない。


…とすると、この貝💤の場合はどうやら眠気が勝って、アタマの瘤を引っ込めたみたいですねっ🤭


考えてみると、長くかたつむりを飼っていても記憶に残るくらいに立派な頭瘤を持つ貝は、ほんの2、3匹だったかな。。
それだけかたつむりの頭瘤は、貴重で神秘なものなんでしょう。

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ジャバラと かたつむり

2023-11-23 | いきもの(かたつむり)


ずーっと、アタマの横から長い生殖菅が出たままの若い貝がいるのです👀

おそらく、仲間の貝と交尾したのは良いが、なんらかの原因でそのままになってしまったようなのです。
まだまだ未来のある身が気の毒なことよ。。😞


因みに相手はこの中高年貝ではないかと。。
こっちは正常に管は収まっていますね👀



とはいえ当人。
見た目はなんだか痛々しいが、今のところは平気な様子で、今朝もケースの蓋を開けると真っ先に上がってきました😌


外への好奇心もいっぱい❗️のようですなっ笑


よくよく見ると、、👀
実はかたつむりの生殖菅ってジャバラ菅なんですねっ。知らなかった❗️

そうか。。かたつむりは交尾が終わると、毎度うまい具合に長い管が体内に収まっていたのはジャバラだったからなのか。。。🤔

以前、貝ぬしはかたつむりの殻がどんな汚れも簡単に洗い落とせるということを実証する実験を見事❗️やり遂げたことがあるのですが笑、
やはり今回もこの小さな生き物の身体のなかに備わる精緻な機能に感心せざるを得ませんよね。。

やっぱりすごいぞ❗️かたつむり🐌

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かたつむりの待ち伏せが怖すぎた

2023-11-19 | いきもの(かたつむり)


ほっぺが膨らんでるこの貝、、あきらかに待っているなっ👀



そこに何にも知らずに1匹がやってきましたよ💧



で、見事に捕まった‼️



《…もう離さない》



《キミはワタシのものなのよっ》



《ガチで離さないっ》



《キミはワタシだけのものなのよー‼️》



怖すぎるっ笑

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かたつむりの老後ライフ

2023-11-13 | いきもの(かたつむり)


のんびりと風呂に入ったまま半日は過ぎている、この貝の年齢もたぶん4年になるのかな。。


そんな今朝は、あいさつがわりにうまうまを一粒あげました。
もぐもぐする姿がなんだかいじらしいな。。😌


かたつむりは長生きすればする程、水場にいる時間が増えてくるのです。
それは老化の乾燥を防ぐためでもあるのですが、同時に狭いながらもここがじぶんの住居で一番落ち着く場所だと短くも長い経験から知ったからでしょうね。。


しかも、中味が殻からはみ出ています👀

知ってましたか❓
かたつむりって身にも殻の模様があったりするんですよっ❗️
ま、全部脱ぐことは絶対ないですが…😅

で、貝ぬしは思うのです。
ついついワタシらはかたつむりを殻と一体の生き物だと普段から信じ込んでますが、これを進化の論理で考え直すと、先に身体があって、後から殻が必要になったってはなしですよね?
そう考えると、かたつむりの殻の模様も、身体の模様が先にありきで、その模様がただ殻に写っただけなのかもしれません🤔
なんだか、ヒトに例えると自分の上着の柄とお揃いのタトゥーを全身にしているようなものですかねっ笑😆


寒くなりました。。
貝もそうだが、貝ぬしも歳をとり、辛い季節にまもなく入ります。
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世田谷・昭和元年の鉄塔のある町

2023-11-09 | 街歩き・歴史散歩
近ごろ仕事の事情で世田谷代田の町に行く機会が増えたのですが、そこでちょっと面白いなと思うのが、、



坂道だらけの町のあちらこちらに立っている鉄塔なのですっ☝️

調べてみるとこれらの鉄塔群は、通称を駒沢線というらしく、大田区洗足から杉並区和田堀の変電所を60番まで続いているのだとか。。


そして、これら鉄塔の完成年は昭和元年の12月。。。

実は昭和元年って、12月25日から始まったためにたった7日間しかなかったって知ってました❓
だから、そんな短いなかでおまけに歳の暮れにこんな大掛かりなものの竣工をぶっ込んでくるとは、なかなか気合いはいってるなー🤔と感心をしてしまったりも。。


そんなわけでこの鉄の物体は100年近くを雨嵐にも空襲にも負けずに代田の町に立っているようなのです。



また、61号鉄塔には地域の風景資産の札が付いていたりするのも、なんだかおもしろいな。。と。


三軒茶屋の高層ビルを見渡す高台の鉄塔下に、たまたま荻原朔太郎が住まいを作ったことで、どうやらこの鉄塔は名誉の勲章まで世田谷区からもらったようなものですよね🤔



じゃ、続く鉄塔にだって、なにか名誉なはなしがあったりして、、❓❓

とお次の62号鉄塔を見に行くと、なんだかそこは葉っぱに隠れてモジャモジャだったっ笑



どうやら、茂った木々のなかには小さなひとんちと大きな鉄塔が見事に渾然一体と化しているようです。

ま、さっきと違う意味でこれもこれで、すごいな、、と💧💧


じゃ、お次はいったい…❓と、ついついお次に続く63号鉄塔も見に行くと、こちらもヒトんちの庭のなかで柿の実とともに秋の風情を醸し出していましたっ笑❗️



鉄塔のしたの庭先には使われなくなったむかしの防火水槽が逆さまに置かれています👀
なんだか、100年鉄塔とあわせて見ていると、ここが都会だということをすっかり忘れてしまいそうな景色ですよね。。


そんなわけで、仕事まわりの途中にたった3つの鉄塔を順番に辿っただけなのに、やけに奥深いものを見たような気がしたある日の午後だったのでした。


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ただ居たいだけの かたつむり

2023-11-07 | いきもの(かたつむり)


美味しそうにごはん🍚を食べてるちびっこ貝。。

そんな横を通り過ぎていくのは、身体の大きなちびっこくんの兄弟貝だ。
キミは今ごはんはいらないのかな❓



やっぱり戻ってきたっ笑
そりゃキミもごはんは好物だよねー。



一方、無心に食べてるちびっこくんの顔もなかなか笑えるが、、🤭
おそらくお兄ちゃんはそんな兄弟の至福の時間を邪魔して、ごはんを横取りするつもりでしょうなっ。



案の定、ちびっこくんの方をしきりに見てるぞっ。



ありゃ❓でも知らんぷりなの⁉️



そうか。。。
ただ、ちいさな兄弟のそばで休みたかっただけなのね😌


こうやって、かたつむりはいつも寝てばかりのようで、実はいろいろと考えている生き物なんですね。。
今日も良いものを見れました。

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小さなかたつむりと思い出

2023-11-05 | いきもの(かたつむり)
日の暮れるのも早くなり、さすがに貝たちの動きもおとなしくなる。


そして誰もいなくなった、、、



わけじゃないが😅、よく見るとモノの陰にいたりなんかするのです。



水場の裏にひっそりいるのは、同じ時期に生まれた兄弟貝👀

相変わらずのちびっこくんは、兄弟の背中のうえを離れたくないようですねぇ。。
生まれてからの時間を考えると、すっかりオトナになっているはずなのに、キミはいつから大きくなるのをやめてしまったのかな。。。


そういえば、、以前にもまわりの兄弟らに殻を齧られて気の毒な姿のちびっこ貝がいたことを思い出しました🤔


たしかにワイルドライフとは全く無縁な小さなプラケースの世界にいる限りは、どんなに身体が小さくとも生命まで危ぶまれることはないけれど、オトナになれないゆえに、他の貝らの背中に絶えずくっつきながら一生を終えていくってのも、なかなか深いものがありますよねぇ。。


ま、考えても仕方がないので、貝ぬしは今日もせっせとうまうまを与え続けているだけですけどっ笑

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