マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

選り好みをする かたつむり

2021-07-31 | いきもの(かたつむり)


昨晩、わが家の貝どもに与えたニンジンが、朝見てみると、こんなかたちになっていました。





他のケースのニンジンもおんなじ輪っかだぞ👀




確かに、真ん中ばかり無心に食べてるかたつむり。
因みにコレ、殻にしっかりコケが乗ってる6年目の最長老なんです🤭



どうやら、細いニンジンのほうが、芯は甘いらしいので、かたつむりもそれをしっかり知っているというわけか…


好物ならなんでも一緒!…ではなくて、好きでも、ちゃんとそのなかで選り好みをするとは、かたつむりもなかなかのグルメだなっ🤔


ま、今はお互いに味覚があるのは幸せだということですなっ笑



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目黒 将軍家お鷹狩と御成道を辿ってみる その2

2021-07-25 | 街歩き・歴史散歩

前回からの続き。。

江戸セレブの年中行事🐎🐎🦅
駒場野のお鷹狩(鶉狩)で、将軍が辿ったルートをお散歩しています。

目黒区郷土研究第312号には14代将軍家茂が道玄坂を通過したのが、午前10時過ぎとあるので、おそらく到着は10時半頃でしょうか。。


まずは古地図を使って、御鷹場を確認します👀

どうやら鷹狩は、舞台が演目ごとに場面が変わるように、場所を移って催されたようです(赤①〜③)。
そこを含めて将軍が高みから見物をするための御立場が合計5箇所(⭕️)、そして、大老、老中の控え所も最北西(★赤マーク)に設営されていたようです。




そんな御鷹場口の御成橋がこのあたり…👀

早朝にお城を出立した将軍は、宮益坂から道玄坂を抜けて、現在の山手通りの本法寺角を入り、ここに到着したらしい。。

御成橋は、御成門手前の三田用水に掛かっていた石橋なのですが、よく見ると横切る道がわずかに盛り上がっているのが用水路跡なんですね。

そして、御成門を抜けた将軍御一行は、華やかな幕が張られた内で、前夜から泊まりの大老井伊直弼はじめ、老中、家臣一堂のお目見えを受けたそうです(御成懸け)🎌🎌

ま、そんなハレの場も、今じゃ見てのとおり気配どころか、人影も何にもないただの路地裏なんですけどね…😅



それから、小休止後、御一行は道路の突き当たりの駒場東大方向に移動を始めるのです🏇🏇🏇

しかし、、
将軍って実際はどの時点で籠を降りて、馬に乗ったのでしょうか❓
幕府も後半になると、病弱な将軍が続き、颯爽とした馬駆で、見事に獲物を狩るとは到底思えないような気がするし、、



移動した先は、この門の奥🏇
東大先端科学技術研究センター内の六本松御立場(古地図①)なのです。

ここで、馬を下りて整列敬礼(下乗)した臣下一堂を、将軍は観覧したそうですが、開会の儀みたいなものかな❓


で、お次。
いよいよメインイベント会場に移動しますっ🏇

それが中丸御立場(古地図②)で、お鷹狩がやっとはじまるわけですね❗️
現在の駒場公園内の旧前田公爵邸あたりがそれ。
ここ、今は気軽に見学できる地元民の憩いの場なのです。。😌


加賀といえば百万石✨
芝がよく手入れされた旧前田家屋敷の庭園も、御鷹場の頃は赤松が点在する草深い地だったらしく、将軍も馬上で草を分けつつ、狩を楽しんだのでしょうか。

どうやら、駒場野の鷹狩といえば、鶉狩が有名だったそうでして、勢子と呼ばれた追い立て役が、あらかじめに飼育された獲物を将軍の御立場に向かって追いやり、各々配置された大勢の役人や農民らが声を挙げて、場が最高潮になったところで、いよいよ将軍が登場🏇✨✨

…と完璧にヤラセだったそうですよ❗️

しかも獲物だって、草むらに潜んだ黒装束の鷹狩専属の役人(綱差)が、あらかじめ翼を傷つけた鳥を絶好のタイミングで将軍の前に放したらしく、これじゃあ、幕府がまもなく斜陽を迎えるのもわかる気がします。。。


その間、大老や老中のお歴々は狩には同行せず、今の三角橋交差点そばの東大宿舎あたりに幕を張り、寒中を待っていたそうです。寒そうっ❗️


狩も終わると再び移動🏇🏇
最後は臣下の最大の見せ場となる、前丸御立場(古地図③)での馬術演技がはじまります👏👏

図のように、将軍は高さ6メートルの壇上から臣下の馬術を観覧したそうですが、その場所が、いまの駒場東大の正門広場あたり。

かつての幕府御鷹場のほとんどを占める東大キャンパスも、少し前ならば地元民にオープンな場所でしたが、昨今の事情で全く入れなくなったのはとても残念ですね。

…と、ここまでが駒場野のお鷹狩のおおよそのスケジュール。


🏇

🏇


その後、一堂集まって、御鷹場南側の柵門、いまの駒場東大の梅林門を出るのが12時半🕜

全行程2時間の寒中イベントになりました❗️


門を出た将軍御一行は、井の頭線の踏切を渡り(笑)、南下していきます。


今も残る一直線の御成道は、静かな住宅街のなかにあります。

きっとむかしは見渡す限りの畦だらけを、ここだけが「何人も踏むべからず」の、セレブ専用道だったんでしょうね笑


そして話を戻すと、この御成道の傍に、山下奉文の邸宅があったってわけなんですねー!


滝坂道(現 淡島通り)に出ました。

ちょうど道路向かいの駒場高校正門あたりに、幕府御用屋敷の御成門はあったそうです。

この御用屋敷で将軍は、菓子やお酒で臣下を労ったそうですが、ここには将軍の御膳所や御休憩所のほか、鷹狩全般を管理した鳥見役所、そして幕府直轄の御薬園もあったそうでして、広さは五万五千坪…

今でいえば、淡島通りと246号に挟まれた目黒区大橋から世田谷区池尻四丁目までの広大な敷地だったようです。


もはや、そんな江戸歳時記の風景は全く失せてしまいましたが、淡島通りの駒場幼稚園門脇のケヤキの古木と、、




246号の大橋病院入り口から入った先の駒場高校運動場脇の立派なアカマツ。。




そして、目黒区の御鷹場説明板の背後に聳える、警視庁第三機動隊門脇の大ケヤキ、、

あたりが、将軍の時代の貴重な生き証人かもしれませんね。



…というわけで、またもや近所で新たな発見👀❗️
楽しいご近所散歩になりました。


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ブルーインパルスがやって来た

2021-07-23 | 日常

わが家上空にブルーインパルスがやってきた❗️




新宿都庁上空に現れたブルーインパルス🛫




編隊飛行もバッチリ見えたっ👀





渋谷を過ぎてUターン‼️






夏空に映える、束の間のショータイムでした👏




でも、開会式は見ないけどっ👅



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目黒 将軍家お鷹狩と御成道を辿ってみる

2021-07-19 | 街歩き・歴史散歩
前回の歴史散歩では、松見坂の日蓮上人像とそれに関わる2.26事件のはなしを端に、駒場の陸軍偕行社住宅周辺を、事件当時(昭和11年)の古地図を見ながら、近所をふらふらと歩いてみました🐾



さて、こちらは戦前の駒場周辺の地図…👀

偕行社住宅の北西口から帝都電鉄(京王井の頭線)の一高前駅に続く道と空川に挟まれた場所に山下とあるのが、のちの陸軍大将 山下奉文の邸宅ですね。

そんな山下邸のすぐ脇に、かつては「御成道」と呼ばれる道があったことを最近知ったのです。

おなりー、、で思い出すのは時代劇でおなじみの大奥に将軍が来た際にかかるあの言葉❗️
つまり江戸城内でなくとも将軍が通る場所は御成道✨や御成橋✨に変身しちゃうんですね。。🤔

もしかすると、マレーの虎の陸軍大将もここがそんな道✨だと知っていて、家を借りたのかもしれませんが、、とにかく何故ここに将軍がわざわざ御成になったのか❓を検索で少し調べると駒場野の鷹狩がお目当てだったことがわかりました。
これは近所の歴史散歩にうってつけですよねっ。


まずはGoogle検索だけでは覚束ないので近所の図書館で借りた目黒区郷土研究第311号の「鷹狩の話」で、コースを確認するとともに鷹狩への知識を得ることにしました。

因みに鷹狩って、🦅を狩るんじゃないですよっ。
🦅を使って、獲物を馬上から仕留めるんですよっ。念のためっ笑



どうやら、将軍家の鷹狩は時代に拠って内容が変わっているそうなので、今回は郷土研究誌の資料にある、安政6年に14代将軍家茂が行った冬の鷹狩に注目して、御成ルートを古地図上に描いてみました。

千代田のお城を出立して三宅坂〜赤坂見附と、今の246号を進んで宮益坂へ。

◯そこから渋谷川を渡り、道玄坂あたりから右折。

◯道なりに進んで、突き当たりを直角に曲がり、右手の大名屋敷を横目に左に入る。

そして三田用水の御成橋を越えて、駒場野御鷹場の御成門に到着。

ざっとしたコースはこんな感じでしょうか。



ひとまず、江戸城からではキツイ💦ので、無理せずに近場の渋谷宮益坂からスタートしますっ🐾

三宅坂からここまでの道路がやたらと広いのは、将軍の御成道だったからなんですねー。


再び資料を読むと、、👀
渋谷駅前のヒカリエ脇のビルに埋もれたこのあたりに建っていた妙祐寺という名刹で、お鷹狩前日から大老の井伊直弼はスタンバイしていたようです。

どうやら、大老も将軍同様に前年就任したばかり、、ということは、自身の威厳と年若い将軍の御為にも気合いが入りまくった大大イベント✨🦅だったろうよ。。

が、そのわずか数カ月後に雪の桜田門で首を取られてしまうのですから、、一寸先は闇ばかりの世ですね😑



道向かいのビルの隙間には御嶽神社の鳥居が見えています。

ここには江戸の頃、隣に千代田稲荷というお社も並んでいたらしく、どうやら両方のご利益にあやかって宮益という地名がつけられたそうです。

因みに千代田稲荷は、江戸城が築城の際、城内に勧請されたのがはじまりで、後にこちらに移されたらしいので、将軍も鷹狩の際は必ず参拝したのかもしれませんね。



そんな宮益坂を下り、渋谷駅のガード下まで移動してきました🐾

渋谷村と言われたむかしには、この山手線ガードに沿って渋谷川が流れていまして、その脇には彦太郎という農民宅があったようです。
どうやら、その家に大老同様に前日から4人の老中が控えていたんだとか…きっと彦太郎一家もその間は追い出されていたんでしょうね😓


そして、お鷹狩当日の早朝☀️☀️
将軍が出立した知らせを受けると、大老らは家来とともに狩場へと先回りして、野ざらし、吹きさらしの寒い駒場野の控え所で待っていたそうです。

控え所にはいくつかの厠があったとまで記録がありますが、そりゃなきゃヤバイですよね。。トイレは❗️



そんなお歴々の前夜からの苦労を他所に、いよいよ年若い将軍の華やかな行列が宮益坂を過ぎて、道玄坂まで御成になりました👏👏



古地図を見ると将軍御一行は、道玄坂109ビルを過ぎて、このあたりの道を右に入ったようですが、もしやここって、、、💧


ワタシがセンター街よりもいちばんに苦手としている道じゃないですかっ💦
御成道がまさかのカオスなこの路地だったとは…軽くショックを受けたのでした😑


さっさと抜けて💦、東急本店前の大きな通りに出てきました。

オーチャードホールや松濤美術館などが続くこの通りは、松濤文化村ストリートと現在呼ばれています。
ここも道が広くて真っ直ぐなのは、御成道として整備されたからなんですねー。
じゃ、さっきの狭くてワイ雑な路地はなんなんだっ💢



御成道もいよいよ御狩場近くの山手通りに出てきました🐾

古地図にはこの角に、長谷川久三郎の名前がありますが、この家は二代将軍秀忠の側近の頃から続く大身旗本。
鷹狩の際、秀忠から渋谷の広大な土地を拝領したそうですが、どうやら代々の久三郎は幕府の軍役に関わる役職に就いていたらしいので、お鷹狩時は警護の責任者だったのかな。。



そんな長谷川屋敷を右へ曲がって、将軍御一行は御成道(現 山手通り)を進んでいきます🐾

古地図には長谷川久三郎屋敷に続いて、水野越前守と紀州下屋敷の名が連なっていますが、御鷹場だけあり、ガードがめちゃ固かったのがわかりますねっ。

因みにこの水野越前守は、歴史で習った天保の改革でおなじみの水野忠邦の屋敷らしく、幕政で失脚した後はこの下屋敷で亡くなったそうですよー。
しかし、日頃からぶらぶら🐾しているが、少し突っ込むと何かしらのエピソードがこのあたりはいちいち出てきますねっ😅



こうして、千代田の城から御成の将軍御一行✨✨

このお寺の脇道を入れば、いよいよ御鷹場に到着なのですっ🙌



続く。。🐌

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かたつむりの親子の対面 その2

2021-07-15 | いきもの(かたつむり)



先日、親かたつむりと初対面させた、2匹のチビチビくん。
非情にも母ちゃんに踏まれて撃沈しちゃいましたが…😅





それでも再度、試したくなる貝ぬしであったっ😆





食い尽くされて、しなびたニンジンをまたもや食べている食い意地張った母ちゃんに、再び近づくチビチビくん🐌

そのあやしの気配に気づいた母ちゃん貝は一瞬固まったものの、すぐさま食い気に戻ってしまいました😑





その横では古老のかたつむりが、休憩中みたいですね。。
ベンチがわりのケヤキの樹皮でご機嫌なのは、いつものこと。。よきことかなっ😊





そこに迷子のチビチビくんが、近づいてきました👀
薄情な母ちゃん貝はお腹がいっぱいになり、どっかに行ってしまったようだ。





ん?なんだコレ??
…と、覗き込んでいるみたいだぞ。



さすが、5年目の古老。
若いものには敵わない、アタマのコブ👑が立派ですなっ。



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かたつむりの親子の初対面

2021-07-13 | いきもの(かたつむり)


近頃、またもや生まれたちびちび貝👶





かたつむりは生まれた瞬間から親離れはしているものの、貝ぬしの気まぐれ的な気晴らしで、親子を対面させてみることに。。





親はどれか?というと👀、、いたいた!
すっかり食べ尽くされたニンジンをまだ食べ続けているのが、それ。
普段から割と食い意地はった貝なのである😅





コブ付きレタス🥬を置いてみる…
当てにはしてないが、果たして?👀





母ちゃんー💦
会いたかったよー🐌💦


…と意外にも一匹が追っていったっ😲





母ちゃ、、


最後まで言えず、チビチビは母ちゃんの大きな身体の陰に見えなくなってしまったとさっ。

おしまいっ😑




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かたつむりの夏眠にもいろいろある

2021-07-04 | いきもの(かたつむり)
かたつむりは夏場と冬場は寝ていることが多いので、この時期貝ぬしにとっては日々の世話が減って、楽チンになるのですっ🎵



とはいえ、たまにはケースも洗ってあげることに。。🧼
ピカピカのおウチに喜ぶ貝っ笑



《どうどう?ウチ🏠ってキレイでしょー!?》
…ってな風にドヤ顔されても、キレイに磨いたのはワタシですからねー😅



ケースを洗う前に剥がした他の貝どもは、居眠りから醒めて、ケースのなかをウロウロしています。




このかたつむりは、昨日からずーっとアタマを突っ込んで、身体ごと水中に潜めたままで居眠り中…💤
おそらく呼吸口はしっかり閉じているんだろうけど、まるで水生生物みたいだな👀


それもこれも、かたつむりの個性。

陸の貝とはいえ、水の中に潜るのもいれば、全く近寄らないのも。
仲間と群れるのもいれば、ポツリといつも一匹でいるものも。

でも、感心するのは、ナワバリ意識がないためか?ケンカは全くしないんですよね。。かたつむりって。
例え、交尾の季節に何匹かでごちゃごちゃしていても、なんだか最後はきれいに治るんですよ😯


かたつむりって、やっぱ不思議だなー🌀


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