マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

世田谷散歩・文士の住んだ街の大ケヤキ

2021-11-14 | 街歩き・歴史散歩
この頃のワタシがひときわお気に入りの場所が、、



ここ❗️
淡島通りの淡島から井の頭線の池ノ上駅に続く坂道を上がった住宅街から、ほんの僅かに道を逸れると、いきなり現れるこの大きなケヤキが聳えるお宅なのです。



都会って、土が欲しくとも見当たらない。買わなきゃマジで手に入らないんですよ…
だから、

どーしてこんなに育ったの😹⁉️
と、見るたび感動しちゃうんですねーっ。


まずはこの場所がいいっ😆
ここはあたりでもひときわ高い台地の上でして、昔ならばきっと風の通りも見晴らしも抜群だったと思うんですが、いまじゃ、びっしりと家がおもちゃのように並び、道も狭く、まるで迷路のような裏路地なのです。
私も何度かここに入って迷ったことがありますよ…😅

そして、戦前戦後は、文士と呼ばれる作家さんたちが移り住んだ、ちょっと他所とは違う空気が漂う場所でもあったりして。。

そんな永らく人知れずの場所だったからこそ、個人のお宅の庭でこのケヤキは、奇跡的に永い年月を生き続けられたのかもしれません。。



感動のもうひとつが、この木の姿❗️

狭隘ななかで見上げる樹形をうまく捉えきれないのがとっても残念ですが、普通ケヤキって一本の幹が立ち上がり、そこから扇のような枝がパーっと広がってカタチを作っているんですよね。

でも、都会の場合は、電線に掛かるとか、折れて落ちた枝で事故が起こる危険がある等などで、、
これって何の木だったっけ😦❓
…ってくらいに見事に枝が伐採されてしまうんですよ。

なのに、この木にはそんな気配やストレスが全くないっ❗️感じられないっ😤‼️

幹の太さばかりか、山でもまず見かけないほどにきれいな扇型の樹冠が青い空に映えている姿はホントいつ見ても素晴らしいのひとことなのです。

そう。迷路のなかを探し当てた人だけに姿を見せてくれる都会のなかのステキな木なんですねー😊



この木は世田谷名木100選に名を連ねています。
名木マップとあわせて、文士が住んだ下北沢周辺の文士町文化地図も世田谷区のホームページで紹介されているようです。

ご興味あるかたは、是非この大ケヤキを探し当てて下さーい👋




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