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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

クレオパトラとローマ、そして聖書 第15回 ソン・ケムン

2017年09月19日 | 日記

他の預言が全部合致していても、もし出生地が違っているなら彼はメシヤではありません。その時急に、皇帝から非常にきびしい人口調査の命令が下ったのです。 植民地の民はその命令に違反することは許されません。

ヨセフは先祖であるダビデの故郷がベツレヘムだったため、本籍地で戸籍登録をしなければならなくなりました。ヨセフは臨月になったマリヤを連れて160kmを歩いてベツレヘムまで行きました。 160kmの距離を、今のように車もなく、馬に乗って早く走ることもできず、臨月近い女性が長く歩くと流産する可能性もあります。旅の途中で生まれたらどうなったでしょうか? ベツレヘムに着いたら泊まる場所もなく宿屋は人が一杯でした。各地にいた人たちが帰ってきていました。 そこでイエス様が誕生されました。

 

もしアウグストゥスが人口調査の命令を出さなかったなら、預言が成就することはありえませんでした。 ダニエル書になぜアウグストゥスのことが記録されているのでしょうか? この人の行動がメシヤ誕生に影響を及ぼすことになるため、記録されたのです。 どれほど驚くべきことでしょうか? そこでアウグストゥスを、税金を徴収する王と呼んだのです。このアウグストゥスは平和な統治をしてAD14年に亡くなりました。

□ダニエル書11:21、22「彼に代って起る者は、卑しむべき者であって、彼には、王の尊厳が与えられず、彼は不意にきて、巧言をもって国を獲るでしょう。 洪水のような軍勢は、彼の前に押し流されて敗られ、契約の君たる者もまた敗られるでしょう」。

これは誰のことでしょうか。 イエス様が十字架で殺された時の皇帝ティベリウスです。「契約の君たる者」は「約束の王」です。 "Prince of the covenant"つまり、キリストを意味します。 預言を知らない人が翻訳したために「契約の君たる者」となりましたが、正しい翻訳は「約束の王」です。

ダニエル書9章の「堅く契約を結ぶ」者とは、神様の救いの約束を携えてこの地に来られたイエス・キリストを指します。「敗られるでしょう」とは、ティベリウスの軍隊が「約束の王」、イエス様を殺すだろうという預言です。


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