ORIZZONTE

君が僕を信じてる。

夏目家の食卓

2005年01月05日 | みすまる。(趣味ネタ)
今日やってた、短編ドラマ。


う~ん…超面白かった。

宮沢りえさんと本木雅弘さんの伊衛門コンビが、夏目漱石夫妻を演じる
笑いあり涙ありの、素敵な作品だった。

本木氏の髭と和服が異様にハマッてた…。
漱石の偏屈ぶりが、よく再現されてたし。

宮沢りえ演じる鏡子もまた、かわいいったらない。

寝坊はするし、料理は苦手な図太い妻。
でも、夫のために料理を頑張る姿がかわいい。

終始流れる、宮沢りえのナレーションも心地よかった。

そして夫にズケズケものを言う、気丈な一面もある彼女。

かんしゃくもちで、気がふれたように暴れる夫の元を一度は離れる鏡子。
しかし彼女は、また戻ってくる。
彼女がいないと、よけいに調子のでない漱石は、彼女を受け入れた。

んで、その時の台詞がまたかわいい。

「お願いです。たまにでもいい。あなたのその目で、あたしをみてほしい。
そうしたら、私はあなたのそばにずっといます。」

…だったかな?

以後、彼女は暴れる漱石をなだめ 胃潰瘍でなにも食べれない漱石を支え、
妻としてそばにずっといた。

名前のない猫は、死ぬまで名無しだったとか、世界一長い英単語だの
漱石のまわりには文学のエピソードが散りばめられていた。

原作は、夏目鏡子さんの作品らしい。


読んでみたい・・・。


・・・これでも文学部ですから!!


残念!!



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