「まさか、このまま明日の日の出まで一時退却ってことはねーだろな?! 言っておくが、ジョースターさん! 俺はこのまま、おめおめと逃げ出すことはしねーからな!!」「僕もポルナレフと同じ気持ちです!」花京院も同調した。「ワシだってお前らと同じ気持ちだ。しかし状況が変わった! 奴のスタンド、ザ・ワールドに出会ったのにどんな能力なのか欠片も見えない!! 山を昇る時、ルートもわからん、頂上がどこにあるかもわからんでは、遭難は確実なんじゃ!! そう、コーラを飲んだらゲップが出るというくらい、確実じゃあ!!」反論できないポルナレフ。
「DIOはこれから必ずワシらを追ってくる。日の出前に仕止めようとするじゃろう!! その間に必ず奴のスタンドの正体を暴くチャンスがあるッ!!! そのチャンスを待つんじゃ!」「嫌だ! 俺は逃げることはできねぇ! アヴドゥルとイギーは俺の為に死んだんだ!! 卑怯な手も使おう、地獄に堕ちることもしよう! だが、逃げるってことだけは! しねーぜ!!」ポルナレフは駆け出して行った!!「待てぇ、ポルナレフ!!」「ジジイ! 止めても無駄だぜ」「承太郎、君の意見を聞こう!」花京院は問うた!「ポルナレフは追いながら奴と戦う。俺達は逃げながら奴と戦う。つまり、挟み討ちの形になるな」承太郎はそう言ってみせた。
「おい君、このトラックを買いたい、売ってくれ?」完全に日が落ちた夜の街で、ジョセフはトラックの運転手に話し掛けた。側に花京院もいる。「にゃあんだとぉ?! 大事な商売道具ッ」ジョセフは札束を差し出した。「おふ、おうぅ??」戸惑う運転手! 程なくジョセフと花京院はトラックを手に入れた。「飛ばすぞ花京院!」ジョセフはアクセルを踏み、トラックを加速させた!! 走り去るトラックを、館の塔の屋根からマントを付けたDIOは見ていた!
7に続く
「DIOはこれから必ずワシらを追ってくる。日の出前に仕止めようとするじゃろう!! その間に必ず奴のスタンドの正体を暴くチャンスがあるッ!!! そのチャンスを待つんじゃ!」「嫌だ! 俺は逃げることはできねぇ! アヴドゥルとイギーは俺の為に死んだんだ!! 卑怯な手も使おう、地獄に堕ちることもしよう! だが、逃げるってことだけは! しねーぜ!!」ポルナレフは駆け出して行った!!「待てぇ、ポルナレフ!!」「ジジイ! 止めても無駄だぜ」「承太郎、君の意見を聞こう!」花京院は問うた!「ポルナレフは追いながら奴と戦う。俺達は逃げながら奴と戦う。つまり、挟み討ちの形になるな」承太郎はそう言ってみせた。
「おい君、このトラックを買いたい、売ってくれ?」完全に日が落ちた夜の街で、ジョセフはトラックの運転手に話し掛けた。側に花京院もいる。「にゃあんだとぉ?! 大事な商売道具ッ」ジョセフは札束を差し出した。「おふ、おうぅ??」戸惑う運転手! 程なくジョセフと花京院はトラックを手に入れた。「飛ばすぞ花京院!」ジョセフはアクセルを踏み、トラックを加速させた!! 走り去るトラックを、館の塔の屋根からマントを付けたDIOは見ていた!
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