羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ブランケット・キャッツ

2017-07-09 21:10:53 | 日記

 クライマックスでなぜか夫がオネェ化。どういうことやねんっ?! 種無しってそういうこと???  ノーマルの子供のいない熟年夫婦ではなく、熟年レズカップルの痴話喧嘩みたいになっていたが、そこで捻る必要あったかなぁ? 仲直りも結論ありきで奇妙だ。何か人物が本音で怒鳴りあったらすぐ復縁、みたいな謎ルールが摘要されている。いや、この際人間はどうでもいいとしよう。猫の扱いがさらに酷いっ! が、なぜか猫が夫婦のことを好きになって子供代わりでめでたしめでたし・・・っておかしいっ! 猫に嫌われる要素は満載でも好かれる要素0過ぎるっ。どうも原作では大体同じ流れで結局ペットレンタルショップに返品されてしまうようだが、そういうオチが嫌だからって無理矢理変えたようだ。結末を変えるならそれ用に話を作り足すべき。『偉大なる動物愛護精神』が万能に働き過ぎ。大体、人間目線の話で、猫としたら余計なお世話。これはあれだ、たぶん原作と脚本家の作風の相性が悪過ぎてチグハグになってるんだろう。1話はたまたま一応バランスの取れる話で、2話は経緯は不明だが脚本家の作風の方がほとんど弾かれた結果フォローの無い展開になっていた。何かややこしいことになってる。一方、家具屋オリジナルパートだけほぼ別次元でのんびりと進展。獣医が対家具屋限定で勉強ばかりし過ぎた理系学生みたいなキャラになってるけどさ。とにかく原作ベースらしいパートとそれを受けたオリジナル顛末の処理がちょっと荒い。猫を貸し出すアイディアは良くても、話自体は微妙なようだからイジり難いんだろうが、やっぱ荒いぜ。

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