「よこせ! これもだっ!」公園で何者かが『おやつ狩り』を行い子供達を泣かせていた。何という巨悪ッ!! 駆け付けた天晴達。「再び出陣じゃあ~っ!」鬼の様な姿の者がヒャッカラゲ達に担ぎ上げられ、騒がしく現れた。戸惑う天晴達。鬼の様な者は子供達を追い回していた。その前に忍装束で飛び出す天晴達。「おいっ、子供達を怖がらせるの止めろ!」怒鳴り付ける天晴。正論。
「何だ? おめぇらもおやつが欲しいのか?」「おやつなんているか!」拒否する八雲。「牙鬼軍団なのに、私達のこと知らないみたいですね」ざっと様子を見た霞。「じゃあ名乗ってやるぜ!」「別に聞いてねぇよ」軽くズッコケる天晴。「とにかく、問われなくても聞かせてやるぜ! 俺達は伊賀崎流忍者っ、手裏剣戦隊ニンニンジャー!!」構える天晴達。「お前らがニンニンっ、あぁ~っ!」仰け反った拍子にヒャッカラゲの騎馬から落っこちる鬼の様な者。また戸惑う天晴達。ここで有明がオロオロして駆け込んで来た。「どけいっ!」ヒャッカラゲを押し退け鬼の様な者を助け起こす有明。「萬月やっ! 大丈夫かい?」「母上、痛いよぉっ」泣く萬月。またまた戸惑う天晴達。「よくもわらわの可愛い萬月をイジめてくれたな!」「何もしてないしぃっ」反論する風花。「控えいッ! 頭が高いぞ?!」正影まで現れた。「この御方をどなたと心得る?」「この御方こそ、444年経て誕生した牙鬼幻月が息子!」萬月を立ち上がらせた有明。
「俺様が、牙鬼萬月だぁ!!」ポーズを取る萬月。「え? 牙鬼の、息子ぉ~っ?!」天晴達は声を揃えて驚いた。「何と言いますかその、バカ殿!」「何だと? 愚弄するとは、許さんぞっ!」霞に評され起こり出した萬月は一人で斬り込んできた。「初陣じゃあっ!!」変化する天晴達。「油断しないで下さいっ」「わかってるって!」霞に注意されつつ、
2に続く
「何だ? おめぇらもおやつが欲しいのか?」「おやつなんているか!」拒否する八雲。「牙鬼軍団なのに、私達のこと知らないみたいですね」ざっと様子を見た霞。「じゃあ名乗ってやるぜ!」「別に聞いてねぇよ」軽くズッコケる天晴。「とにかく、問われなくても聞かせてやるぜ! 俺達は伊賀崎流忍者っ、手裏剣戦隊ニンニンジャー!!」構える天晴達。「お前らがニンニンっ、あぁ~っ!」仰け反った拍子にヒャッカラゲの騎馬から落っこちる鬼の様な者。また戸惑う天晴達。ここで有明がオロオロして駆け込んで来た。「どけいっ!」ヒャッカラゲを押し退け鬼の様な者を助け起こす有明。「萬月やっ! 大丈夫かい?」「母上、痛いよぉっ」泣く萬月。またまた戸惑う天晴達。「よくもわらわの可愛い萬月をイジめてくれたな!」「何もしてないしぃっ」反論する風花。「控えいッ! 頭が高いぞ?!」正影まで現れた。「この御方をどなたと心得る?」「この御方こそ、444年経て誕生した牙鬼幻月が息子!」萬月を立ち上がらせた有明。
「俺様が、牙鬼萬月だぁ!!」ポーズを取る萬月。「え? 牙鬼の、息子ぉ~っ?!」天晴達は声を揃えて驚いた。「何と言いますかその、バカ殿!」「何だと? 愚弄するとは、許さんぞっ!」霞に評され起こり出した萬月は一人で斬り込んできた。「初陣じゃあっ!!」変化する天晴達。「油断しないで下さいっ」「わかってるって!」霞に注意されつつ、
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