羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ゴーストライター

2015-03-04 20:30:22 | 日記
リサにマスコミが殺到する中、神崎は小田を介して由樹と接触。謝罪もそこそこにゴーストで書いた全ての書籍を由樹の名で刷り直し、さらに新作の単行本を破格の条件出す。と提案してきた。むしろ挑んでくるような神崎に由樹は、この時は取り合わなかった。
由樹は、リサの元を訪ねた。「嘘をつき続けるのに疲れただけ」毒気の抜けたようなリサは、そう語り、また出版社とは上手く付き合うよう助言した。そして「あなたどう思った?」と問うた。由樹がどん底の時、これは話のネタになると、不幸を面白がっているもう一人の自分がいたんじゃないか、と。「相変わらず、遠野リサですね」見透かされた由樹は、リサの別荘を去って行った。
神崎もリサの別荘を訪れた。「帰って。殴りたくなるから」帰らない神崎。リサは軽く神崎の頬を叩いた。リサを見詰める神崎。リサはやや強く神崎を叩いた。「リサ」リサは思い切り神崎の頬を張った。「帰って、二度と来ないで」神崎は、帰って行った。
由樹が新作の準備を進める中、別荘を引き払ったリサはたった一人ながら穏やかに暮らし、窮屈に見えた鉢植えを庭に植えたりしていた。
由樹の新作が発売された。話題先行ながら、よく売れた。一方、リサは母が「本が無い。もうずっと探している」というので、本屋にその本を買いに行ってやることにした。その本屋では由樹がサイン会を開いていた。そこには『自分と先生を引き裂いた』と思い込んだ田浦も来ており、リサは後ろ姿で由樹と間違われ、田浦に刺されてしまった。「罰が、下ったわ」リサは意識を失った。
でも、大丈夫だった! しかし一先ず退院したリサがふと庭に出ると、広い庭に植えた鉢植えは枯れていた。リサは枯れた枝を手折った。
・・・2話続けてリサ、頑丈ッ!! 作家業も復帰やね。 

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