羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-06-23 21:33:26 | 日記
『プロジェクト』と言ってみたかった。「反応できぬ! 妖怪を生み出してやろう」ボートに向かい、錫杖を構える正影。「ふんッ!」ボートの回りに結界を貼った正影は今回は対象がゴムボートということもあってか、刺さずにそっと、封印手裏剣を置いて呪文を唱え始めた。「ウガァッ!」ボートから、海坊主が発生した! 道場ではガマガマ銃は反応していなかった。皆、キンジを待っているらしく、霞と風花は押し相撲に興じ、八雲はやたら歩き回り、凪はキンジが来ていないけ確認し、天晴は座って精神統一していた。誰も、妖怪の発生に気付かない。「恐れの力を集めよ、おそらくその内、金キラの忍者が現れる。そやつが狙いじゃ」正影の策に、軽く反応する十六夜。「承知致した! 坊主が上手に絵を描いたぁッ!」海坊主は術で沖に霧を発生させた!
これに忍者スターバーガーが反応した。「こんな時に妖怪でございやすか?! 仕方ねぇ!」道場に向かってたらしいキンジは踵を返し、急行した。「私を捨ててかないでぇ!」「止めてくれぇ! これ以上株価が下がったら破滅だぁ!!」5人の人々が霧の立ち込める沖へと喚きながら、海へ入ってゆく。「俺の幻術は貴様らの過去でもっとも恐れた体験を見せるのだぁ! 誰も過去の蜃気楼には勝てまい!! わはははッ!」沖でオールを漕ぎながら浮かんでいる海坊主。「ハリケーンジャー!!」突如竜巻が起こり、海坊主を吹き飛ばした。「うおッ?! ふぉおお?!!」竜巻は海坊主を退けた後、海に入った人々を拐い、浜に落とした。
浜にキンジが跳躍して現れた。「大丈夫でございやすか? お逃げ下さいやし」「はい、はい!」意識がはっきりした人々は走って浜から逃げて行った。「この海坊主の邪魔をするのは誰だぁ?!」海坊主も浜に上がって来た。「ヤッハー! 世に名高い海坊主さんでございやすか?! イエィッ!」
     5に続く

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