goo blog サービス終了のお知らせ 

羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仰げば尊し

2016-09-06 18:12:14 | 日記
 これまでの流れから木藤良が一日だけではなく、プロへの道を一旦休止して部に完全復帰したのは意外だった。一回相当モメた上で解決したことだったしね。その時の騒動ではまだ病気の情報が出てなかったから、木藤良の最終判断の段階まで行けなかったんだろうけど。ただやはり戻りたい、となった時、青島達の反応が木藤良を思った上でそれぞれ別れたのは厚みがあった。青島は親友として、安保は道理として、桑田はシンプルに仲間が出世できるのならと後押し、金也は仲間だから来てほしいと泣く。これを青島が傷付ける、と判断してまたナーバスになるのはちと過保護で益々木藤良は迷ってしまっていたが、木藤良は回り道の方を選んで県大会に走っていた。現実的には当日の演奏直前かよっ?! というところだろうけど、盛り上がった。10代の人物だから許される選択なのかもしれない。
 樋熊が間接的に生徒に指導する過程で娘に語りかける様子も温かいものがあった。本当は青島達が一年生の頃からスタートして三年生の頃に結実するくらいが無理が少なかったのかもしれないが、限られた期間で、この物語は終わるようだ。そして、桑田役のインタビューっ! そんな悩んでたのか?! 本格的に冷たいヤツなら(俺、冷たい)とか気にしない気はするがねぇ。ともかく克服はしたらしい。頑張ってほしいなぁ。桑田の普通くらいの人物像はちょうどいい。木藤良のようにシャツをインしただけでキャー、キャー言われる感じではないが、地面に足が着いてる。いや、ふわふわした若者の中でもポンコツの部類の人物だけどそんな人物として座りがいいのは中の人の経験値が効いているんじゃないだろうか? 何はともあれ、結構あれこれとトラブルはあったようだけど、次で最終回。綺麗に畳んでほしい。

最新の画像もっと見る