夫、生存・・・。何か土の下から次々とニョキニョキ生えてきて、ゾンビ的っ。後の展開からするとかなり奇跡だった。これは続編からはドラマオリジナル色が強くなりそう。事故は大事になりつつ、元凶は素早く詰められて御用と相成った。事前の連続自殺偽装等も纏めて片されたようだが、その辺りやヤクザ本体等については詳しい描写はなかった。メイン人物が関わる主な出来事以外はあまり掘らないスタンスが最後まで通された印象。事故対応はルーチンの業務作業がリセットされて行為の負荷や背景と直面することになるから割り切れない度合いが強いんだろな。事件処理後は長いエピローグに突入っ！ 敢えて電車移動の一同。娘に車で長距離移動を強いることと三人揃って動けるスケジュールが限られている、というのもあったのかもしれない。思いの外に祖父がようやく傷と向き合う段階だったりもしたが、朝顔と父は母の喪失を飲み下せていた。ただやっぱ孫だけじゃなく夫も紹介できていなかったというのは相当だ。今後のシリーズがどう展開してゆくかはわからないが、日々の暮らしとその延長にある様々な死に纏わる心模様が描かれてゆくんだろうな。
