鈴木保奈美いいね。織田裕二に対して母性的に対応できる同年代の女優は他にいないんじゃないかな？ 役柄の関係性と合ってる。全体は甲斐以外のシーンがちょっと間延びしがちではあったけど、１話で状況作りは片付いたようだから２話以降はもうちょっとスムーズにゆくんじゃないかな？ 特別悪人は出てきてないが一方で完全な善人も鈴木の祖母くらいのさじ加減も甘くなくていい。祖母も孫がまたやらかしてることを察しても一旦、見過ごしてる風でもあったが。偶然力に頼りがちなのはまぁ１話特有の仕様だとなおいいと思うけど、どうだろ？ 原作をよく知らないから今後の展開はちょっとわからない。取り敢えず中村アンが最初にハンカチ渡す時に手が震えていて、結構ドラマ出てるのに緊張し過ぎやろっ。というのと、鈴木の悪友が本気で悪気なくタチ悪いのが気になるところ。なんだかんだあるにせよ、久し振りに無理なく役に収まった印象の織田裕二演じる鼻持ちならないやり手弁護士、甲斐のスマートな活躍を期待しよう。
