あの指輪追い掛ける件は明らかに敢えて。「せいぜい愛するくらい」と、皆思ってた離婚を最後に切り出しから、結局上手く言えないから抱き締める件は中々の切れ味だった。どうなったか知らんけど。末の妹と警官の元鞘や糸、それから母の境界克服はかなり駆け足で、最後まで溜めたというより処理が追い付かなかった印象。カホコは麦野の心を解したり、母との互いの依存からそんな深刻にならずに脱するにはよいキャラだったが、同時多発するトラブルを解決させるのは少々荷が重かったんだろう。いずれにせよ概ね穏便に着地して安堵した。1年後の麦野もそれなりにポンコツでね。カホコ的に「すんっばらしい」ならそれで平和ということか。