羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ルパン三世 2

2015-12-25 20:35:52 | 日記
「たくっ、張り合いがねぇなぁ、ここは変装天国かっつぅの」悪びれないルパン。銭形は、人が多ければ変装されるリスクが高くなるとして船で鎖でグルグル巻きにしたルパンを冒頭のイタリア北東部の孤島に作らせた金庫のような専用牢獄に護送し、収監した。
「信じるモノは己の二つの目のみ! お前が脱獄することは不可能だ」牢獄の覗き窓からルパンを見て宣言する銭形。「どうやら今度ばかりは本気みたいだなぁ、とっつぁん」冒頭の状態のように痩せ衰えてはいないが、既に髪も髭も伸びてきているルパン。「お前の時代は終わりだ、ルパン!」覗き窓の蓋を閉める銭形。それから銭形は牢獄の前にテントを張り、石を組んでクリームシチューを煮、覗き窓からルパンに出した。銭形は捜査員に変装させて次元、五ェ門、不二子に張り付かせてもいた。半年余り、次元達に動きは無かった。
カレーを煮て牢獄に持ってゆく銭形。中から異臭がして、蝿まで飛んでいる。「なんだこの臭いは?」「毎日無駄な手料理、ごくろうさん」ルパンは食事を取っておらず、置いた皿の料理が腐って、蝿と異臭の原因となっていた。「とっつぁん、敗けを認めるよ」「ハッ?」「俺もお手上げだ。このまま行き続けるなんて、無様にも程がある」「貴様っ?!」「潔く死を選ぶよ」銭形は咄嗟に牢獄を開けようとしたが「あっ!」思い止まる銭形。「騙されんぞ! 作戦だろう?!」テントに引き返した銭形。季節は冬で火を起こし、暖を取ったが「俺は騙されんぞぉっ!」苛立って岩を殴って「ぬぉーっ?!」痛がり「何を企んでる、ルパン?」銭形は牢獄を見ていた。
日が替わり「一口でも食べろ」サンドウィッチを覗き窓から差し出す銭形。ルパンはかなりやつれていた。フラついて倒れるルパン。「ルパンっ!」動揺する銭形。「あのバカがっ!」すぐに掌認証と鍵で
     3に続く

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