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乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

ちょっと一休み…石和温泉に行って来ました~

2013-11-20 22:32:44 | 旅行
さてさて、自分で自分の今までの乳がんから骨転移の経過を書き続けてきましたが、さすがに疲れたので、ここらで ちょっと一休み。

先日、家族で石和温泉へ一泊旅行に行ってきました。

家族旅行ですからモチロン子どもらも一緒なので、「のんびりゆっくりストレス解消!」というわけにはいきません。

が、私は「思い込み自己流温熱療法」のために、温泉に行くのです~。
温熱療法って言っても、私の場合は熱めの温泉に浸かるだけですが(笑)

まぁ、子ども達は旅行を喜んでくれるし、夫はクルマを運転して連れて行ってくれるし、本当にありがたいです。

今回は初めての『ホテル新光』へ。
“大江戸温泉物語”グループなんだそうです。

子ども達は夕食のバイキングで「テンション上がるぅ~っ!」と、ウキウキ具合がハンパない(笑)

実際、夕食も朝食もバイキングの品数が多くて、全メニュー制覇できないくらい!
我が家の大人も子どもも大満足!!わぁ~い!

偏食気味の3歳のチビも、複数のメニューをたくさん食べていたから、味も まぁまぁ美味しかったみたいだし♪

我が家はアルコールは あまり飲まないので、ソフトドリンク飲み放題なのが嬉しいな。

夫は「刺身が多種類あって良かった。味噌ラーメンも美味しかった」と。
娘たちは「揚げたての天ぷらとデザート」とか「朝食のご飯の友(とろろ・しらす)と蕎麦と、夕食のスープカレー」とか高評価。

ご飯のあとは、娘たちは夜も朝も漫画コーナー(無料)へ。温泉宿に泊まってるのに、ずーっとマンガ読んでましたよ。

チビはゲームコーナーで、ワニワニパニックと ばいきんまんのモグリン号に100円玉入れて遊んでゴキゲン♪

広い庭園の中の池には鯉がいて、エサやりができて、これもチビは大喜び!
結構、大きな鯉がいて、迫力があって楽し~い。
まぁ、さすがにネオパークオキナワのピラルクーのエサやりの“バッコンバッコン”にはかないませんが。って、比べるのもね(笑)

さて、メインの温泉は…
源泉かけ流し! 湯量豊富!!
湧き出る温泉の温度は熱め!
「思い込み自己流温熱療法」にピッタリな、期待通りの温泉でした。
お湯から あがったあともカラダが ずーっとポカポカ。
夜に朝にと、何度も入りました。
カラダが温まっていると、痛みが和らぐような気がして。
鰯の頭も信心から。効くと良いなぁ。

お湯良し、バイキング良し。
漫画コーナーも卓球も無料が楽しい嬉しい。
スタッフの皆さんの笑顔も良かったし、宿泊料金もお財布に やさしい~。
貧乏性で子沢山の我が家には有り難いお宿でした。

また行きたいなぁ~。家族揃って。
それには、少しでも長生きしなくちゃね!

さぁ、次回は今年の夏頃からの経過を書かせていただく予定です。

読んでいただき、ありがとうございます。

効かないクスリ?~無治療に

2013-11-20 18:43:05 | 日記
ホルモン剤の副作用で強度の鬱状態になった私。
ホルモン剤を中止する事で、復活!体調も心の具合もツラい感じが かなり軽くなりました。

さて、ホルモン剤(タモキシフェン)による治療をしなくなって、次は どんな治療をするのか。
抗がん剤治療か?それとも、タモキシフェンじゃないホルモン剤か??

主治医は「じゃあ、クスリによる治療はしないってことで。閉経前の患者さんには他に使えるホルモン剤無いし。まぁ、もともとホルモン剤が効いて再発予防できる人は5パーセントくらいだから。95パーセントの患者さんは、ホルモン剤を服んでも服まなくても変わらないっていうか、意味ないからね」と。「大丈夫、ステージ1だから」と。

これから無治療で経過観察のみになる私を安心させるために、主治医は そう言ったのかもしれません。
でも、私はショックでした。

効かない、意味の無いホルモン剤治療をして、私は あんなに苦しい鬱状態になったの?!

私が鬱状態になったことで家族がした苦労も、無意味だったの?
職場の同僚がフォローしてくれたことも、無意味だったの?
被害的に考えちゃったりしました。

最初にタモキシフェンで治療を始めるときの主治医からの説明は「このパンフレット読んどいて」だけ。
効果ないかもとか意味ないかもとか、今、初耳だし。

主治医は時々「エビデンスが云々」と言うけれど。
患者が理解し納得して治療できるように、メリット・デメリットを、治療開始時に具体的に説明して欲しかった…。

今から無治療なんて…。それで再発予防が“大丈夫”なの?
んー、ちょっと納得いきません。

「再発予防のために、もっと何か治療はないんですか?」と食い下がる私に、主治医の答えは変わりませんでした。

んー…確かに2月の手術の後、3~4月で放射線治療も実施したし。

結局、「大丈夫」と主治医が言うんだし、と自分で自分の気持ちを切り換え、無治療で半年に1回の診察でも良いのかもと思うことにしました。

だって、効くか効かないか分からないホルモン剤を服んで副作用で苦しむよりも、何も服まずに自然に過ごして、気づいたら5年10年再発転移無し…の方が良いに決まってます。

術後7ヶ月が過ぎ、手術をした右乳房の鈍い痛みは続いていましたが、それ以外は少しずつ元気に回復していると思っていました。

10月(術後8ヶ月)に撮ったマンモも異常無し。

翌年の1月(術後11ヶ月)には、南の島で行われたマラソン大会(10キロの部ですが)に参加し、走りきりました。
もともと運動音痴で走るの苦手な私にとっては快挙!?だったんです(笑)

そして手術から一年が過ぎ、私は「乳がんなんかに負けないぞ!完全復活だぁっ!」と張り切っていました。

無治療になってから5ヶ月。
仕事は年度末の多忙な時期になっていました。
疲労が溜まり、倦怠感が抜けない日が続きました。

春になって暖かくなっても、疲労倦怠感は治らず、肩こりの悪化や腰痛が気になるように。

「半年前まで服んでいたホルモン剤の影響で更年期障害が強くでてきているのかな?」程度に思っていました。
何となく体調が悪い。ずっと治らない。
養命酒も飲み始めてみたり。

肩や背中や腰のツラい感じが日々増していくなか、「更年期に負けないぞ!」と自分自身に鞭打ち続けた春から初夏なのでした。

さてさて続きは また次回。

読んでいただきありがとうございます。