よく晴れる

書きたいことを書きたいように書いております

ラルジャン

2013年05月29日 | 映画再鑑賞
L'ARGENT 1983年 フランス、スイス

監督 ロベール・ブレッソン
出演 クリスチャン・パティ カロリーヌ・ラング ヴァンサン・リステルッチ ほか

感想 北野武の「3-4×10月」では小さな暴力が大きな暴力に発展してゆくのだが、本作では小さな事件が大きな事件に発展してゆき、どこか似ている。ブレッソンの映画は寡黙で余計なことをできるだけ省いて最大限の効果を上げる。説明なんかしてくれないから、映像をしっかり見ていないと、置いてけ堀を喰らう。そんなわけで今回も置いてけ堀を喰らいながら見たわけだけれども、この静かな映画、自分は好きだ。

コメント    この記事についてブログを書く
« どうにも止まらない | トップ | 君をのせて »

コメントを投稿