新成人の三倍を生きてきた仲間が大集合
今日は成人の日、わがまちでは、約4,200人がおとなの仲間入りをした。
新成人の晴れやかな姿を目にし、自分の二十歳のころを思い起こしてみる。
成人式に参加した記憶はない。当時は、故郷を離れ、首都圏のまちに住む貧乏学生で、アルバイト中心の生活を送っていた。おしゃれは好きだったが、成人式だからと言って、スーツを揃えた記憶はない。
当時は『洋服の○○』のような、安価で買えるお店はなく、スーツは結構高価な買い物だった。
歳月は流れ・・・午年生まれの私は、昨日、ふるさとで開かれた中学校の同窓会に出席してきた。
全国のあちこちから、新成人の3倍を生きてきた110名を超える仲間が集まり旧交を温めた。
これまで約10年周期で同窓会は開かれてはきたが、今回は還暦同窓会だけあって45年ぶりに再会した仲間も多く、皆、一気に少年・少女の頃に後戻り、あちこちで思い出ばなし・昔話に花が咲いた。
往時の面影の残る顔を見ても、中にはとっさに名前が出てこない輩もいたが、出てこないのはこの時の名前ばかりでないことは、当の本人が一番自覚しているのでありまして、もはや、日常生活のいろんな場面で『ほら、アノ、あれ』の発語が増え続けているのでありますから仕方ありますまい。
まっ、みんな許し合おう!ここは還暦同窓会の場だ。しかし、しかし・・
出席してくださった恩師の方々は、卒寿、米寿近くなのだとか、その矍鑠とした姿と衰えていない記憶力には脱帽でありました。
午前9時半に母校に集合し、記念撮影から神社でのお祓い・祈願そして宴席・・・ふと、時計に目をやれば午後4時半ならんとしている。ぶっ通しのお喋りでもまだ足りない。みんなそんな顔をしている。宴席の料理は可哀相なくらい手が付けられていないのだから、その盛り上がりたるや相当なもの、実に驚きだ。わたしも、到頭スナップ写真の数枚も撮れず仕舞い。そして、思い思いの二次会へ出撃とあいなったのでした。そして、まだ、あきらめきれない人たちは三次会、四次会へ。
遠方組の中には、その後温泉ホテルでさらに、徹夜のおしゃべり女子会も。きっと機関銃のような会話が繰り広げられたのでありましょう。
久しぶりに帰省されたみなさん、どうぞふるさとの匂いを存分に楽しんでください。
楽しかったですね、同窓会!ありがとうございました。
そして、この日のために、約一年前からいろいろ準備してくださった地元役員のみなさんに感謝、感謝です。
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