いや、八月だからって特別何と言う事もないんですが、自分の中の八月ってのはどこかに淫靡な響きを感じるのであります。
それはやっぱし夏にそう言うことが多かったって若かりし頃の体験を引きずっているからと思うのであります、なんちゃって。
あれです、今日バイト先の人に、と言いますかバイト先に、ですかね?
自分が使っていた岩登り用のザイル3本、カラビナとヌンチャク30個くらい、ハーケンとボルト、ハーネスとかスリングとかユマールと下降機なんてのを一式寄付したわけであります。
いや、道具の一部はヒマラヤでも使ったものでして相当思い入れのあったものなんですが全て処分した次第であります。
何と申しましょうか、たまに取り出して眺めて酒のツマミにできる性分なら価値があるんでしょうけれども、登攀は止めたと決めた日から仕舞い込んだまま触った事もないわけであります。
となると後は朽ちるだけですが、今なら未だ使える代物な上にバイト先には沢登りをやる人が数人いて道具が足りないって事なので使ってもらいたくて差し出した次第であります。
あれです、過去が無いと今も無いので否定はしないんですが、多分来るであろう明日と違って昨日には絶対戻れないのが悔しくて、私しゃ過去は嫌いです、なんちゃって。
しかし、未来について死ぬほど迷っている事柄がありまして、それは六日間ある夏休みの旅をどーするか? であります。
いや、昨晩寝床に入って戯れに行きたいかもしれない国への航空券を探したらそこそこ安いわけでして、これなら時給923円のジジイでも行けるんじゃないかと思ったわけであります。
が、6日間あればフェリーとバイクで北海道をそこそこ回れるわけでして、ジェベルにテントと鍋釜を背負って北海道駆け足ツーリングも捨て難いと迷っているわけです。
いや、多分どっちかに落ち着くと思うんですが他にも案はありまして、最近始めたカヤックを積んで東北の、例えば田沢湖でキャンプして遊び、次は十和田湖に行くとか小川原湖に行くとかって夢も少し膨らむんであります。
うーん・・・フィリピンも仙台発のセブ行きで72000円ですし、クラークでも7万円くらいでありました。
で、驚いたのがバンコク行きとホーチミンでして、LCCの乗り継ぎで待ち時間も少しきついですが6万円チョボで出てました。
が、反面強気だなと感じたのが台北行きでしてLCCでも5万くらいってのは選択肢から外れます、なんちゃって。
しかし、ジジイがLCCの深夜便に缶詰搭乗はキツいので飯とビールの出る普通の飛行機が良いと思いつつ、行ってどーする? って思いもあるわけです。
何と申しましょうか、仮に昔住んでいたフィリピンの街に行って思い出を訪ねても虚しいだけかと思うわけです。
ならば、バンコクからパタヤかプーケットにでも行ってムフフなことやウフフなことを妄想しても詮無いことであります。
あれです、フィリピンはアンヘレスで通りに面したバーのとまり木に腰を下ろし行き交う若い娘を目で追っていた米軍の退役軍人と思しき爺様を憐れんでいたんですが、とうとう自分がその歳になっちまいまして・・・そこに行く価値が有るのか、と迷っているのであります。
いや、迷っている時が一番楽しいってのもアレでして、今夜もまた検索に熱を入れる予定でありますが、まっ、いいでしょう。
おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。
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