あれです、5月22日に進水した中古の新艇フジタカヌーのスペリオル400はその後浮かぶ事はなく倉庫で眠っていたわけであります。
が、我が家地方も梅雨明けしてお日柄も良く、序でにとても暇だったので大倉ダムにボート漕ぎに行った次第であります。
いや、我が家から大倉ダムへは裏山の道を通ると20分なんですが只今は道路の崩壊で通行止めのため遠回りして35分であります。
で、家を9時に出まして途中セブンで飲み物とサンドイッチとカレーパンを買って大倉ダムに向かった次第であります。
さて、自力でのファルトボートの組み立ては初めてなんですがYouTubeで下調べをしてあるので大丈夫と軽く考えておりました。
そもそも、物を組み立てる時に取説とか見ない私は、パーツの形状や仕掛けを見て原理原則に従えば大丈夫と確信しているのであります。
そんなわけでほぼ勘を頼りに組み立て始めたんですがどーにも上手くいきません。
それではって事でYouTubeの組み立て解説ページを開き見ながらやったんですが、手順は間違っていないのに上手く組めないのであります。
で、ビデオでは20分もあれば組み上がりますと語っていましたが私はなんと90分も奮闘した次第で汗びっしょりになりました。
いや、黙って立っていても眩暈がするほどの炎天下で汗を垂らしての90分はかなりの重労働であります。
何と申しましょうか、僅か400メートル程なので元気なら担ぎますがもはや気力が無く車止めまで軽トラに積んで運びました。
で、湖畔の水際の良さげな場所にはボブがたくさん浮かんでまして・・・もとい、サップが10台程も置いてあり内心邪魔だなと思いましたが、まっ、いいでしょう。
余談ですが、サップボードの入門用セットは一式で2万から3万程度で買えるしファルトボートの様に組み立てに苦労するってことも無く若い女性にも人気の遊びの様であります。
たぶん「夏のサップ教室」なんてのを開催していて今は昼休みなんだろうと思いつつ、少し空いてる水際に我が愛艇を浮かべ乗り込んだ次第であります。
漕ぎ出してすぐ キャンプに絶好の岸辺発見
あれです、5月の時は雪解け水でダムは満水でして自分がキャンプに良さげだと思った岸部は冠水していましてあの上を漕いで行ったはずであります。
後ろ白髭山へ向かって源流部へ
何と申しましょうか、あれほど暑かった陸とは別世界でして汗が絞れるほどだったシャツも湖を渡る風ですぐに乾きまして別世界であります。
自然の造形に見惚れしばし漂う
あれです、前回は初のカヤックだったのでボートを譲ってくれた人が簡単な手ほどきをって事で3艇で漕いでいたわけでありますが今日は気ままな一人漕ぎ。
朽ちた立ち木や奇岩に見惚れボーッと漂うのは良いもんですなぁ〜 なんちゃって。
源流部に入って行く
高い空には鷹が舞ってますし岸際の木にはカワセミ等の小鳥が見られ野鳥好きなら堪らない環境と思いますが自分は小鳥の名前は皆目分かりません。
滝が見えてきました
前回は雪解け後でダムの水位は高かったんですが滝の水量は今回の方が多く勢いがありました。
滝に突っ込めないので飛沫を帯びてみました
あれです、フィリピンでサカヤンという丸木舟を海で漕いで飛沫を浴びていた頃を思い出し滝の飛沫を受けたくて船を寄せてみました。
そしたら、布張りの船体が滝に打たれると太鼓のように大きな音が響きびっくりし速攻で離れました。
ボートはここで行き止まり
チャラ瀬が白波を立てているところの寸前までいけました。
あれです、もう少し上に橋があるんですが5月の時は橋が見えるところまで上れましたので今の水量はやっぱし少ないのでありましょう。
で、この辺まで上ってくると水が冷たく感じまして私しゃしばらく手を突っ込んだまま漂い流されていました。
ああ、もう帰り道か、って事でサンドイッチとカレーパンを齧りつつノンアルビールを飲みつつ船は風まかせに漂うのでありました。
いや、風は微風とは言え、下流から吹き上げているので放っておくとほんの僅かですが上流へ向かうのでありました。
しかし、振り返れば下流に流されることの多かった我が人生、遊びのボートとは言え上流へ向かうのはいとおかし、と風に任せたのでありました。
ファルトボートは居眠りができない
ほぼ無風で日陰の場所があり、ここで昼寝をしたらなんぼ気持ちが良いかと思いましたが、たぶん寝入ったら身体が倒れボートは転覆すると思うのでやめました。
橋が見えたら出艇地点はすぐです
何と申しましょうか、初心者ゆえに組み立てで悪戦苦闘しましたが次はもっと上手くゆく筈であります。
いや、慣れの問題ですから回数をこなせって事でして、大倉ダムをホームに豆に遊ぼうと思います、なんちゃって。
あー楽しかった、と。
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