オオモンカエルアンコウ
分類 カエルアンコウ亜目 カエルアンコウ科 カエルアンコウ属
英名:Trilobate frogfish 学名:Antennarius striatus
黒い個体の正面やや上から撮ってます
横向き 顔は左です
真横から 四股を踏ん張ってます
黒ですが上の写真とは違う個体 右向きです
左向き 魚らしい尾びれが見えます
茶色い個体がいます、が、分かりますか?
ライトで照らして色を出した写真
照明で色を出し 真っ正面から
と、言う事で2007年までは「オオモンイザリウオ」と呼ばれていましたが、イザリと言う呼称が差別用語だと難癖をつけられ、イザリウオはすべて「カエルアンコウ」と呼ぶ事になった訳であります。
で、アンコウ族の魚で英名がフロッグフィッシュなので単純に「カエルアンコウ」になったそうであります。
この魚は頭に「エスカ」と呼ばれる疑似餌を持っていてそれをヒラヒラさせて小魚をおびき寄せます。
で、寄って来た所を補食する訳ですが、一説に拠ると捕食の時には口が10倍にもなり一瞬で丸呑みするんだそうであります・・・私は口から尻尾が出ているのしか見た事が有りませんで、捕食シーンは見た事が有りません。
で、この魚は泳ぎは苦手であります・・・が、繁殖期には必至で泳ぎ回って相手を捜します。
とは申しましても私が全速で追えば捉えられる程度に泳ぎはヘタクソであります。
で、普段は岩やサンゴなどに擬態してジーッとしつつ、魚が視界に入るとエスカをヒラヒラさせる訳であります。
しかし、滅多な事では他の魚も寄っては来ない訳でして、一度見つけたイザリウオを一ヶ月間以上同じ態勢で観察した事も有りました。
で、イザリウオの名前の由来は・・・この魚はイザって歩く訳でして、その姿はどこから見てもイザリウオなのであります。
ちなみに、上のお写真の黒い2個体は光を当てても黒いままで分かり難いですが茶色い個体と殆ど同じ格好で両手(ヒレ)を踏ん張っているのであります。
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