株キチ「ああ、オレオレ・・・明日行くからぁ」
俺「ナニしに?」
株キチ「あのさぁ、株が大変な事になってて、パンクしそうなんだわ」
俺「へぇ~破産か?」
株キチ「いや、破産は無いんだけどね、全財産すりそう」
俺「それでナンで仙台に来るの?」
株キチ「うん、北海道に行こうかと思って」
俺「株と関係ねぇジャン?」
株キチ「まぁね、でも、一度全部引き上げて様子見しようと思って」
俺「様子見てる間に乗り遅れるかもよ」
株キチ「そーかなぁ、一時的かなぁ?」
俺「そんな事判るくらいなら庭で芋なんか育ててねぇよ」
株キチ「そうだね」
俺「んで、明日は新幹線? 泊まりは幹雄んち?」
株キチ「いや、バイク、で、オッサン家」
俺「いいけど、明日も雨だぜ」
株キチ「埼玉の天気予報は晴れだって言うから」
俺「んっ、判った、携帯電源入れとく」
株キチ「あのさぁ、フェリーってすぐ取れるの?」
俺「なんの?」
株キチ「北海道にバイクで行くやつ」
俺「ああ、多分空いてるとおもうよ」
株キチ「じゃぁ、明後日辺りのとってよ」
俺「いいけど、バイクで独りで行くんだ?」
株キチ「なに言ってんだよ、学校始まって空いたら行くって言ってたでしょ~!!!」
俺「へっ?俺も行くの?聞いてネェよぉ~!!!」
株キチ「九州の帰り道に相談したジャン!!!」
俺「・・・」
株キチ「とにかく行くからね、フェリー頼むよ」・・・と。
私はバイクで北海道に行く事になるのでありましょうか?
確かに、株キチと九州ドライブに出掛けた時の帰り道、戸田の手前の橋を渡る頃、そう言う話をしていた記憶はある。
しかし、すぐに株キチの家で奴を降ろしそのまま仙台まで走って来て、そんな事は忘れていた。
ああ、そう言えば・・・数日前に、一人用テントって高いなぁ~と言いつつ、高いの買った方が良いんでしょ?と、モンベルから電話をして来たっけ。
その時、何するの?と問えば良かったのだが、高校野球が白熱していたので適当にあしらった。
成る程、そう言う前提の話であったのかと何となく飲み込めはしたのだが・・・明後日、北海道にバイクで行きましょうと言われても・・・まっ、嬉しいけど。
そっかぁ~思い出してみれば、札幌~稚内間には宿の数は無いし、知床も宿よりキャンプ場の方が快適だからテントと寝袋は必需品だよな、と、言う話をしていた。
そっかぁ~・・・そう言う事で一式揃えてやって来るのか・・・俺、北海道に行くのか。
俺「ナニしに?」
株キチ「あのさぁ、株が大変な事になってて、パンクしそうなんだわ」
俺「へぇ~破産か?」
株キチ「いや、破産は無いんだけどね、全財産すりそう」
俺「それでナンで仙台に来るの?」
株キチ「うん、北海道に行こうかと思って」
俺「株と関係ねぇジャン?」
株キチ「まぁね、でも、一度全部引き上げて様子見しようと思って」
俺「様子見てる間に乗り遅れるかもよ」
株キチ「そーかなぁ、一時的かなぁ?」
俺「そんな事判るくらいなら庭で芋なんか育ててねぇよ」
株キチ「そうだね」
俺「んで、明日は新幹線? 泊まりは幹雄んち?」
株キチ「いや、バイク、で、オッサン家」
俺「いいけど、明日も雨だぜ」
株キチ「埼玉の天気予報は晴れだって言うから」
俺「んっ、判った、携帯電源入れとく」
株キチ「あのさぁ、フェリーってすぐ取れるの?」
俺「なんの?」
株キチ「北海道にバイクで行くやつ」
俺「ああ、多分空いてるとおもうよ」
株キチ「じゃぁ、明後日辺りのとってよ」
俺「いいけど、バイクで独りで行くんだ?」
株キチ「なに言ってんだよ、学校始まって空いたら行くって言ってたでしょ~!!!」
俺「へっ?俺も行くの?聞いてネェよぉ~!!!」
株キチ「九州の帰り道に相談したジャン!!!」
俺「・・・」
株キチ「とにかく行くからね、フェリー頼むよ」・・・と。
私はバイクで北海道に行く事になるのでありましょうか?
確かに、株キチと九州ドライブに出掛けた時の帰り道、戸田の手前の橋を渡る頃、そう言う話をしていた記憶はある。
しかし、すぐに株キチの家で奴を降ろしそのまま仙台まで走って来て、そんな事は忘れていた。
ああ、そう言えば・・・数日前に、一人用テントって高いなぁ~と言いつつ、高いの買った方が良いんでしょ?と、モンベルから電話をして来たっけ。
その時、何するの?と問えば良かったのだが、高校野球が白熱していたので適当にあしらった。
成る程、そう言う前提の話であったのかと何となく飲み込めはしたのだが・・・明後日、北海道にバイクで行きましょうと言われても・・・まっ、嬉しいけど。
そっかぁ~思い出してみれば、札幌~稚内間には宿の数は無いし、知床も宿よりキャンプ場の方が快適だからテントと寝袋は必需品だよな、と、言う話をしていた。
そっかぁ~・・・そう言う事で一式揃えてやって来るのか・・・俺、北海道に行くのか。
友人の株キチ君は昨日の大波をどうしたのか?
とても無口な事からおおよその想像はつきますが、声はかけられません。
庶民の株なんてのはお小使の範囲で、儲かったら美味い物を喰う、程度が宜しいと思いますね。