シャンプーとか、ナニ使ってるの？

おっさん、シャンプーはママレモンで、ボディーソープはブルーダイヤを使っているんですけれども・・・嘘ピョン。

ママレモンで髪を洗っていたのは高校生の頃、山に登った時に沢で頭を洗う場合だけでありました・・・ライポンは流石に使えなかったなぁ・・・ライポン、知ってる？

現在は、シャンプーはシーブリーズで、ボディーソープはヴィオレUであります。
まっ、シャンプーはこれで20～30年定番なんですけれども、ボディソープは時々変わります。
いや、おっさんが代えてるんじゃ無くて風呂場に有るのを適当に使っているだけなんでそう言う事な訳です。

で、先日、久しぶりにシーブリーズのボディーシャンプーを使ってみた訳ですけれども・・・いやぁ、良いもんであります。

ナンと申しましょうか・・・メントールの刺激が金弾袋の裏などにジーンと来る訳でして、これは正しく男の爽快感と宣って良いと思う訳であります。

仕事は、今日も暇です

牧伸二さんが亡くなっちまったと言うのにアレなんですけれども・・・おっさんも、アーアーヤンナッチャッタ　アーアーァ　アンア　アンア　クタビレタ～と。

今年いっぱいで完全隠居になる事を決定した訳ですけれども・・・これは確定なんでもう、回転禁止の青春さぁ～と言う事で、もーどうにも止まらない、訳であります。

しかし、仕事を辞めると言う事は、凄い事であるな、と、思いましたよ。

まず、一切の妥協と言いますか、お愛想と言いますか、他人への無用な気遣いをしなくて済む訳です。

例えば、お客さんが来店した時に「いらっしゃぁ～ぃ」と、上っ面だけのご挨拶を申し上げている訳ですけれども、こんな愛嬌は振りまかなくて良くなる訳です。

で、帰りには、たった50円の面倒臭い客で少しも有り難いなんて思っていなくても「有り難うございやしたぁ～」と元気に宣っている訳です・・・しかし、こんな言葉も吐かなくて良くなる訳です。

いや、誤解の無いように付け加えますと・・・商売は利益を貰う為にやっているんで、客と言うのは、当店に儲けを下さる人な訳です。
で在りますから、そう言うお客様には、心の底から、儲けさせて頂きまして「有り難うございました」と、頭を下げる事は吝かではないのでありますよ。

アレ・・・三波春夫だっけか？　お客様は神様ですってバカな事を宣ったのは。
そりゃぁアンタの公演の客は前金で切符を買ってるんだから、目の前の客は現金ですがねぇ～・・・しかも、金額確定ナンだから、椅子に座っているのは「お札」に見えますがねぇ～・・・ンだもの、三波春夫はお客様は神様って言えるやねぇ。

しかし、おっさんの様な零細の商いだと、アレだ・・・ヨドバシでカメラを買って来て、取り扱いの説明だけを当店に求めるなんて言う、全く利益にならない年寄りが湧いて出て来る訳です・・・こんな人にも「いらっしゃぁ～ぃ」や「ありがとやんしたぁ～」は一応言う訳です・・・銭も落として行かないのにこんな言葉を言われたら年寄りも恐縮しろよな、ホントに。

で、アレです・・・仕事を辞めると公的な機関との繋がりも相当希薄になると思う訳です。
例えば、税務署・・・年に一度は参勤交代宜しく顔を出して・・・まっ、電子申告とかしてれば行かなくて済むんですけど、おっさんは一部嫌がらせの意味も込めて一日粘る覚悟で行く訳です・・・いや、ポットにお茶を入れておにぎり背負って、腰を据えて行くんですから。

まっ、市町村民税などの日本国民に等しく掛かるアレはナニですけれども、もう法人税の県税の均等割とか、そう言うのも無くなって、決算だからなんて事で電卓とパソコンと睨めっこなんて事も無くなる訳です。

しかも、もしも、まかり間違って官憲に職質など受けた場合には、胸を張って「無職です」と言える訳です・・・でありますから、新聞に乗る時にはきっぱりと「住所不定無職　おっさん」と載るんだろうと思う訳です・・・まっ、家は有るんで住所は不定ではないですけど。

で、何を言いたいのかと言いますと・・・社会のしがらみから逃れたら、卑屈になる必要は無くなる、と言う事であります。
ナンたって、損得がどこにも無いんですから、誰とドンだけ揉めようとも、喧嘩しようとも平気な訳で・・・正しいと思った事を言い、正しいと思った行動だけをとれば良いのであります・・・精神状態にすこぶる良いと思いませんか？

ここで我慢しないと売り上げに響く、とか、ここで頭を下げとかないと仕事が亡くなる、ナァーンて理由で理不尽な馬鹿野郎に頭を下げたり、我慢しなくて済むんでありますから。

まっ、おっさんが早期引退を決心した理由は他に有ったんですけれども、その後、仕事を辞めたらドーやって喰って行くのか？　とか、社会との関わりはどー変化するのか？　とか、別宅へのお手当はドーするのか？・・・これは嘘ですが・・・そう言う事を考えた訳であります。
しかし、元々あんまし人と交わる事が得意ではないおっさんで、一人きりで1週間とか2週間とか平気で山の中に居たりできる精神構造なんで、社会との関わりがとても希薄になると言うのは、貧乏が悪化する現実の生活苦よりも、精神的に開放されて楽になれるんじゃないのか？と言うバラ色思考に思いは馳せちまう訳であります。

と、言う事で、アレです・・・飯を食う為の我慢から開放される喜びを只今、予想している段階からワクワクしていると言う事で・・・この先、銭に苦労する事はあきらかなんですけれども、おっさんらしい明日じゃないか、と、慰めている訳であります・・・いや、こうでも思わないとさぁ～・・・貧乏を拗らせると大変らしいからさぁ。