秘密へーき!!!

私の愛車のカブッチに秘密へーきを取り付けました・・・秘密兵器じゃ有りませぬ。
私しゃ戦争ナンカしないので兵器は要りませぬ・・・強いて言えば「秘密平気」でありましょうか？

んっ？　ナニに対して平気なのかと問いたい貴方様は鋭い!!!
まっ、そう言う事でナニが平気に成るのかと言うと、取り付けて試乗してみたら、そんなに平気に成る物でもないな、と言うのが実感でした。
いや、風であります・・・風が気にならないで平気に成ると言う「秘密へーき」ナンであります。


モノが透明なんで写らないんですけど


完璧なトッチャンバイクに成った!!!

いや、これはバイクを買った時から気になっていて、いつかは私も、と、心に決めていた物なのでありました。
しかし、純正だともう一回り小さくて8800円とかする訳で、二の足を踏んでいた訳です。

で、ンじゃぁ純正ではないけれども、カブの風防と言ったら昔から「旭風防」と、相場は決まっていた事を思い出しアマゾンで検索・・・すると、旭風防のはアマゾンでも高い。
しかし、類似品が沢山ヒットして、それらは私の購買意欲をコチョグル（くすぐるの仙台弁）のに十分な価格であった訳です。

と、言う事で、2480円で買ったんですけれども、ポチッとしちまった後で下段に表示される類似品を見たら、全く同じ物が1900円・・・ぬぅわぁにぃ～!!!と、騒いでも後の祭り。
きっと580円分はポリカーボネートの品質の違いなど何か良い事が有るのだろうと自分に言い聞かせつつも、ボルトの一点まで全く同じ物・・・世の中って恐ろしい、と。

さて、本日は珍しくクロネコじゃなくて佐川が配達に来た訳なんですが、まっ、ドーと言う事は無いんですが、クロネコの方が愛想は良いですね・・・ナンチャって。

で、取り付けようと箱を開けたら・・・噂通り説明書の一欠片も無し。
まっ、しかし、部品点数が多い訳じゃ無し、稼働部品が有る訳じゃ無し、と、言う事は、ボルトやナットを適当に締めればナントカなるなと言う事で、まず、道具選びから・・・。
んっ？なんだ・・・10ミリと12ミリのスパナ2丁で足りるのか、と、思ったのも床の間・・・もとい束の間。
ボルト・ナットともチャイナクォリティーなのか、10ミリでも12ミリでもない・・・いや、ガタが有り過ぎて硬いのを回すと舐めちまう訳です。
もっともスパナの方もホームセンターの安物でチャイナクォリティーなんでお互いがいい加減で余計にガタっているモノと思われます。
アレ・・・ボルトもナットも金属そのものが柔いとか、そんな気もしますけれどもね。

と、言う事で、アマゾンの評価では「取り説が無いので困った」と言うのも有りましたが、そんな厄介な物ではなく、完成形を想像すると、この形以外無いだろ？と、判る物でありました。

しかし、少し考えたのは、丸いゴムの座金の様な物・・・ゴムと言う事は、緩衝材か、緩み止めか？　と、言う事で、ポリカーボネートの板を挟む部品の中に入れてみたんですけれども・・・ピッタしはまったので多分正解でありましょう。

で、少し加工したのは、普通に取り付けると風防がヤンキーのアレみたいに前に倒れ気味に成るんで工夫が必要でありました。
これは取り付けの支柱を曲げるしか無いな、と言う事で、万力に挟んでパイプを刺して力技で曲げましたけれども、これは、工具と縁が無くて100均で間に合わせに買って来て取り付ける人には少し厄介かもしれないと思ったりして。

さて、取り付けて試運転に出向きましたが・・・ウーム、良く判らん、であります。
風が上に抜けようとしているのは判るんですけれども、しかし、風防の板の背面には結構な乱気流が巻き起こっている感じで、今までと違う風がメットに当ってピィーピィーと鳴る訳であります。

まっ、その速度は制限速度の無い田圃道で上限一杯の速度で走っていての事でして、40キロだと完璧無問題、50キロだと殆ど無問題、60キロだと頭の位置に拠っては煩く感じ、そこから上だと法定速度に違反するので試していませんけど、相当煩い感じであります。

しかし、取り付け金具の安っぽさとは裏腹にビビリもガタ付きもバタツキも無しと言う・・・そもそも原付用と言う触れ込みなんで私が思う速度は守備範囲外、と言う事で、2480円なら立派なもんだな、と。

いや、サラッと取り付けた様な事を書いてますけど、ナンだカンだ1時間近く掛かっちまいました・・・一度取り付けて前倒しに気がつきやり直したのが痛かったです。